こちらも夏競馬の終わりを告げる2歳重賞の小倉2歳ステークスが行われました。
この記事は小倉2歳ステークスをスタートから振り返りながら分析していきます。それでは早速振り返っていきましょう!!
前日に行われた札幌2歳Sの回顧分析はこちらからご覧になれます。
同日新潟競馬場で行われた新潟記念の回顧分析はこちらからご覧になれます。
小倉2歳ステークス 結果
1着 | 1枠1番 | ロンドンプラン | 松山弘平 | 1:08.1 |
2着 | 7枠11番 | バレリーナ | 団野大成 | 3/4 |
3着 | 8枠13番 | シルフィードレーヴ | 西村淳也 | 1/2 |
4着 | 6枠9番 | プロトポロス | 福永祐一 | クビ |
5着 | 7枠10番 | ゴールデンウィンド | 坂井瑠星 | アタマ |
1枠1番の松山騎手騎乗のロンドンプランが大外から一気の脚で差し切り勝ち!グレーターロンドン産駒は重賞初制覇!2着は連闘で挑んだバレリーナが入線、3着はシルフィードレーヴが入りました。
1番人気のプロトポロスは4着、函館2歳S2着のクリダームは11着、ミカッテヨンデイイは10着という結果になりました。
小倉2歳ステークス レース回顧
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑、その他が黒
スタート前にはロンドンプランの蹄鉄の打ち替えで5分ほど発走が遅れましたが、無事各馬ゲートイン。肝心のスタートですがそのロンドンプランが大きく出遅れるアクシデント。
その他の各馬は揃ったスタートを切りました。
先行争いは外から好ダッシュのゴールデンウィンド、内からクリダーム、間にニシノトキメキ、ゴールデンウィンドの外からバレリーナという感じで進んでいきます。
逃げた武豊騎手のクリダームは内を大きく開ける進路取り。そのクリダームを突く感じでニシノトキメキ、ゴールデンウィンド、バレリーナと続き、その内5番手にプロトポロスという隊列。
出遅れたロンドンプランは慌てずマイペースで最後方追走。
クリダームが少しペースを緩めようとしたところで、後ろのゴールデンウィンド、メイショウコギクが全体的にペースを落とさせないような動きをしましたから、ペース以上に前の馬には厳しい流れになったように思えます。ウメムズビや、アウクソーもついていくようにペースを上げました。
前半600mを33.2秒。ですが速いけれど無理はしていない逃げという感じで、思ったよりも後続が全体的に付いてきてプレッシャーをかけるレースだったのかなと思います。
ちなみにロンドンプランは画面外にいます。
早めに全馬が並びかけにいくようなレース展開で、内からも外からもですから逃げた馬には厳しい流れ。
この画像を見ると、やはり外差しの競馬。ロンドンプランも馬群に追いついてきます。
1番人気のプロトポロスは上手く前が空きました。正直ここで勝ったのかなという感じでしたが……。
ロンドンプランはここから大外ではなく、バレリーナとシルフィードレーヴの間を割ってきます。
シルフィードレーヴの外だと流石に届かなかったでしょうからナイス判断でした。
レース全体のラップタイムが
11.8–10.3–11.1–11.7–11.6–11.6
後半のラップタイムは全く減速してないので、それを差し切ったロンドンプランの脚力には驚きです。ただ1頭33.1秒の上がりで、上がり2位がシルフィードレーヴの34.2秒ですからちょっと次元が違ったなという印象でした。
小倉2歳ステークス後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事とあわせて読むとより楽しめると思います。
1着 ロンドンプラン
出遅れてしまったりと課題はありますが、今回に関しては出遅れたのもプラスに働いたように思えます。馬場のいいところを選んで走れましたし、腹を括って乗れたのも良かったでしょう。それにしてもこのメンバーでは1枚2枚レベルが違かったように思えます。距離伸ばしても大丈夫だと思いますから今後も目が離せない1頭です。
2着 バレリーナ
終始外を回ってこの競馬ですから大したものだと思います。ある程度飛ばして行っても一気に減速するタイプではないのでダイワメジャー産駒のいいところを受け継いでいるなと。この馬も距離はもう1ハロン伸びても大丈夫だと思いますからこちらも楽しみな1頭です。
3着 シルフィードレーヴ
展開は向いたんだろうなと思いますがこの馬もお終いしっかりしているタイプですから堅実に走ってきそうです。こちらも距離は伸びても大丈夫だと思います。大箱コース向きだと思いますから阪神外回りや東京でみたいですね。
4着 プロトポロス
特にロスもなく直線も綺麗に開いてという勝負で負けましたから、外伸びの馬場と決め手の差かなと。1200mがベストだとは自分は思わないので距離を伸ばして走れば全然チャンスあると思います。
5着 ゴールデンウィンド
勝ちに行った分最後甘くなったかなという印象で、こういう持続力勝負のペースなら向いていますね。芝も走れますがやはりダートの方が合っている印象。最後上位馬とは決め手の差だと思います。
9着 ニシノトキメキ
展開と馬場共に向かずでした。今回のレースを見てると負けはしましたが1200mが合っているかなとは思います。
10着 ミカッテヨンデイイ
展開は抜群だったと思うんですが全く反応せず。気難しい面が出ていますね。メンタルの問題も大きく、スタート前も大分入れ込んでましたから。リフレッシュしてもう一度。
11着 クリダーム
そんなに速い流れでもなかったと思うんですが、想像以上に他馬が早めに来たのに対応できず。本来の走りが出来てないと思いますし、外差し馬場も影響あったのかなと思います。スタートと二の脚は相変わらずいいものがありますし、仕切り直して秋に期待。
12着 アウクソー
枠も内で馬場のいいところを走れずでした。タイプ的にも外枠の方が良いと思っていたので今回は不運。高速馬場の小倉よりはタフなコース形態の中京とかが面白そうです。距離は伸びた方が良さが活きそうです。
まとめ
今回の適性チェックの結果はこちら。
✔︎①ニシノトキメキ | 9着 |
✔︎②アウクソー | 12着 |
✔︎③クリダーム | 11着 |
言葉が出ない結果ですが、今回は枠と外差し優勢ながらも上位馬が前にいく馬という結果になってしまったが故だと思います。
また来週も懲りずに適性チェックをやっていきますのでよろしくお願いいたします!
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