平日も終わり週末の中央競馬のお時間が迫ってきましたね!
今週から小倉開催が2週間お休みで、新潟と札幌の2場開催になります!
毎週書いている注目新馬戦ですが、今週は楽しみな新馬が多数!
鞍数自体は6レースと少ないですが、話題の馬、そうじゃない馬でも良い素材が多い気がします!早速見ていきましょう!!
※この記事は予想ではなく、あくまでも注目馬の紹介なので新馬戦を楽しむ1つのコンテンツとして見ていただけたら幸いです。
7月5週 新馬戦 全6鞍
7月30日(土)
新潟 | 札幌 | |
5R | 芝1600m | 芝1500m |
6R | ダート1200m |
7月31日(日)
新潟 | 札幌 | |
5R | 芝1800m | 芝2000m |
6R | 芝1400m |
新潟新馬戦 全4レース
7/30(土) 新潟5R 2歳新馬 芝1600m
リバティアイランド 牝2 栗東・中内田充正
父 ドゥラメンテ
母 ヤンキーローズ
母父 All American
母のヤンキーローズはオーストラリアG1馬。日本でも馴染みのあるコックスプレートでも3着の経験があります。
1週前 栗東芝 66.6-50.4-36.3-11.7
最終 栗東CW 83.8-67.8-52.1-36.4-22.4-11.1
厩舎コメントにもありますが、集中し切れていないようで、最終追い切りは3頭併せの真ん中だったんですが、頭が上がったり、耳を立てたりと気になる点は多々あります。雄大な馬体で初戦向きかといえば疑問ではありますが、時計自体は出ていますから集中して走れれば力は上位だと思うので期待できます。鞍上は川田騎手。
イコノスタシス 牝2 美浦・古賀慎明
父 モーリス
母 パストフォリア
母父 シンボリクリスエス
1つ上の姉にはフィリーズレビュー勝ち馬のサプライズアンセム。近親にはコディーノやチェッキーノがいる良血馬です。乗り込み量はさほど多くはありませんが、
1週前 美浦南W 84.5-67.6-52.0-37.4-23.8-11.6
最終 美浦南W 82.7-66.6-51.9-37.7-24.7-12.0
最終追い切りの走りからは、ストライドが大きめで瞬発力よりも持続力の方がありそうで、新潟の長い直線は合いそうです。スローの流れへの対応が鍵になるでしょうから外目の枠はプラスでしょう。鞍上は福永騎手。
エマヌエーレ 牡2 美浦・平田修
父 ロードカナロア
母 エマノン
母父 ハーツクライ
母のエマノンはスワーヴリチャードの全姉です。父にロードカナロアを持ち更にスピードを強化したような血統です。調教は坂路を中心。
1週前 栗東坂路 52.6-38.3-24.7-12.2
最終 栗東坂路 53.4-38.9-24.8-12.2
映像が見れていませんが、全体的にスピードがありそう。厩舎コメントにもゆったりとした走りで長く良い脚が使えそうというのもあるので期待はできそうです。気性面がヤンチャなようで2週前はCWで追い切られたものの最後は失速。折り合い面が課題になるかもしれません。鞍上は松山騎手。
モリーダーリン 牝2 美浦・国枝栄
父 ハーツクライ
母 マルケサ
母父 Kingmambo
兄弟にはトラインやビューティフルデイがいて、現6歳のセントウルの全兄弟にあたります。追い切りは坂路とコースを併用して行われていますが、早い時計はコースで出しています。
1週前 美浦南W 85.9-68.1-52.1-37.7-23.7-11.4
最終 美浦南W 84.1-66.9-51.7-37.0-23.8-11.4
追い切り映像からはとても従順で操縦性の高いタイプのように見受けられました。センスがありそうで初戦からでも走りそう。新潟マイル戦はピッタリのように思えます。鞍上は戸崎騎手。
ラバタンシン 牡2 栗東・寺島良
父 エピファネイア
母 ダンスアミーガ
母父 サクラバクシンオー
母ダンスアミーガは芝で5勝。新潟の芝コースでも2勝と血統からの新潟適正は良さそうです。追い切り本数が少ないのが気になりますが、
1週前 栗東CW 85.8-69.8-54.0-37.0-23.0-11.2
最終 栗東芝 81.1-64.6-49.6-35.8-11.1
全体の時計はそこそこですが、終いの脚は確かなものがあります。最終追い切りの映像からは若干頭の高さが気になりますが、それなりに動けている印象。前半でどこのポジションを取れるかが鍵になりそうです。前目に付けられれば上位も可能か。鞍上は岩田望騎手。
7/30(土) 新潟6R 2歳新馬 ダート1200m
ゴッドインパルス 騸2 美浦・中舘英二
父 マジェスティックウォリアー
母 ダイワエタニティー
母父 ジャングルポケット
スカーレットブーケの一族で近親にはダイワファルコンがいる血統です。乗り込み量は多く、コース中心で行われています。
1週前 美浦南W 90.2-70.3-53.9-37.9-23.6-11.3
最終 美浦南W 87.6-68.9-52.7-37.7-23.7-11.3
全体時計はゆっくりですが、最後の走りの躍動感は素晴らしくスピードを感じます。如何にもダート短距離馬らしい追い切りで初戦からでもチャンスはありそうです。鞍上は戸崎騎手。
シャドウダッチェス 牝2 美浦・深山雅史
父 ヘニーヒューズ
母 シャドウストリーム
母父 サンデーサイレンス
母の母がケイウーマンなのでモンテクリスエスが近親にいる血統になります。父がヘニーヒューズということもあり仕上がりが早そう。乗り込み量はそこそこで、
1週前 美浦南W 85.3-69.1-53.3-38.1-23.9-11.5
最終 美浦南W 87.9-69.0-53.4-38.8-24.4-11.6
映像は見れませんが、時計からは反応の良さが見受けられます。操縦性も高いそうでいきなりやれてもおかしくはないと思います。鞍上は今週から来日しているホー騎手を予定しています。
タイセイトリオンフ 牡2 栗東・高橋義忠
父 デクラレーションオブウォー
母 サファーガ
母父 アグネスタキオン
近親に安田記念勝ち馬のアドマイヤコジーンがいる血統になります。調教は坂路が中心で行われていて、
1週前 栗東坂路 53.9-39.3-25.4-12.5
最終 栗東坂路 53.4-38.6-24.7-12.5
とまずまずの仕上がり。ゲートも悪くはなくスピード乗りも悪くなさそうなのでリズム良く運べれば上位は可能。内枠が課題ですが好勝負を期待したいです。鞍上は幸騎手。
7/31(日) 新潟5R 2歳新馬 1800m
シャザーン 牡2 栗東・友道康夫
父 ロードカナロア
母 クイーンズリング
母父 マンハッタンカフェ
母のクイーンズリングはエリザベス女王杯勝ち馬という超良血。調教量は多く、坂路とコースを併用し行われています。
1週前 栗東CW 82.6-67.5-52.5-36.6-22.6-11.1
最終 栗東芝 83.8-66.5-50.9-36.2-11.0
シャープな身体つきでダイナミックなフォーム。大物感漂う追い切りの映像でした。距離は伸びても大丈夫そうですし、クラシックに乗せたい1頭でしょう。福永騎手-友道厩舎-金子真人オーナーのラインはワグネリアンを彷彿とさせます。期待です。
ダノントルネード 牡2 栗東・中内田充正
父 ハーツクライ
母 シーウィルレイン
母父 Manhattan Rain
母シーウィルレインはオーストラリアで2歳チャンピオンという良血馬。勢いに乗っているハーツクライ産駒というのにも注目したいところです。6月上旬から乗り込み開始。量は十分すぎるほどです。
1週前 栗東CW 86.2-70.0-53.9-37.6-22.5-11.0
最終 栗東坂路 56.3-40.5-25.4-12.0
最終追い切りの坂路の動きは重厚感があり、とても力強い走りを披露。新潟の長い直線はイメージ的にピッタリです。1週前もラスト1Fが11.0というキレもありとても楽しみな1頭です。鞍上は川田騎手を予定しています。
ラスハンメル 牡2 栗東・松永幹夫
父 シルバーステート
母 ピンクアリエス
母父 キングカメハメハ
母系に昨年の最優秀ダート馬テーオーケインズがいる血統です。乗り込み時期は早めでこの馬も十分な量を乗り込んでいます。
1週前 栗東CW 83.4-68.6-53.1-37.8-23.6-11.8
最終 栗東坂路 53.8-38.3-24.4-12.2
最終追い切りは栗東坂路で併せ馬。併せた相手(デール)に楽々先着。調教の動きからも素質の高さを感じ取れます。まだ若干ふらつく幼さは見受けられますが初戦からでも十分走れる状態にあります。期待したい1頭です、
7/31(日) 新潟6R 2歳新馬 芝1400m
エメイヴェイモン 牝2 栗東・中竹和也
父 ハーツクライ
母 ルシュクル
母父 サクラバクシンオー
母がルシュクルなので半兄にビアンフェがいる血統になります。乗り込み本数が多くないのですが坂路で行われていて、
1週前 栗東坂路 57.0-41.5-27.2-13.5
最終 栗東坂路 52.8-39.1-25.5-12.9
1週前は時計を出していませんが、7/6と7/14でも坂路で52秒台を出しているように、仕上がりは早くスピードも豊富。まだまだ体幹がしっかりしていないのでフラフラしながら走っているような最終追い切りですが、十分勝てる素質を持っています。鞍上は福永騎手。
ディナトセレーネ 牝2 美浦・尾関知人
父 レッドファルクス
母 ダイワミランダ
母父 ハービンジャー
母ダイワミランダの母はダイワスカーレットという良血馬。父は短距離G1馬のレッドファルクスです。乗り込み量は多く、坂路とコースを併用し時計を出しています。
1週前 美浦南W 84.7-66.6-51.5-37.4-23.9-11.8
最終 美浦坂路 53.5-38.7-25.3-12.6
とてもキビキビとした動きでスピード感も十分です。早くから時計を出しているように仕上がりも良好に映ります。レッドファルクス産駒にデムーロ騎手というのも楽しみです。
フルメタルボディー 牡2 栗東・清水久詞
父 マインドユアビスケッツ
母 ザレマ
母父 ダンスインザダーク
母ザレマは京成杯AHの勝ち馬で叔父にはガリバルディやマルカシェンクのいる血統です。こちらも乗り込み量は十分。
1週前 栗東CW 84.3-68.6-53.2-37.8-23.3-11.3
最終 栗東CW 82.7-67.1-52.0-36.7-22.7-11.3
調教からも素晴らしいスピード感が伝わってきます。父のマインドユアビスケッツの産駒の勝ち上がりがダートの2勝というのもあり、芝の適性が課題にはなりそうですが、こなせれば十分勝ち上がれる力はあると思います。鞍上は三浦騎手。
札幌新馬戦 全2レース
7/30(土) 札幌5R 2歳新馬 芝1500m
コモドアーズ 牡2 栗東・西村真幸
父 タリスマニック
母 チラリ
母父 チチカステナンゴ
兄弟に3勝馬のソウルトレインがいる血統。父のタリスマニックは2017年のブリーダーズCターフを勝った名馬です。調整は函館で行われていて、
1週前 函館W 67.5-51.5-37.9-12.2
最終 函館W 65.9-50.8-37.3-12.4
時計からも徐々に上昇している感じが出ていて良い雰囲気。これからもっと良くなりそうですが、高いセンスを感じる追い切り映像でした。初戦からはどうかわかりませんが将来的には良い馬になりそう。素質を感じます。鞍上は武豊騎手。
ザスターオブシグサ 牡2 美浦・中野栄治
父 マクフィ
母 ノットフォーマル
母父 ヴァーミリアン
母ノットフォーマルはフェアリーS勝ち馬です。乗り込み量が少なめですが、1週前までは美浦で調整。
1週前 美浦坂路 54.2-39.1-25.8-13.3
最終 札幌芝 66.7-51.8-37.7-12.2
最終追い切りの映像から、力のいる札幌の馬場は合いそうなフォームで、非常にセンスを感じます。鞍上も母の背中を受け持った黛騎手ですので注目が集まります。当然期待に応えられる逸材だと思います。期待したい1頭です。
アルファインディ 牡2 美浦・宮田敬介
父 モーリス
母 パーシーズベスト
母父 ディープインパクト
母の母パーシステントリーはオブセッションを輩出。期待されつつもキャリア4戦でターフに別れを告げた1頭が叔父にいる血統になります。3月に入厩をしていて、1度放牧を挟みました。追い切りは函館で行われていて、
1週前 函館W 69.3-54.1-39.7-13.0
最終 函館W 68.3-53.1-39.0-12.9
追い切りでは全身を使いながら走っていますが、陣営のコメントからは幼さがあるということ。馬体もまだこれからといったところで、先々走って来そうな素質の高さは感じます。鞍上は横山武騎手。
ケサランパサラン 牝2 栗東・中村直也
父 ロードカナロア
母 ベルフィオーレ
母父 ディープインパクト
近親にはエンジェルフェイス、キャトルフィーユ、レディアルバローザなど牝馬での活躍馬が多数。札幌で調整が行われていて、
1週前 札幌芝 70.4-53.7-38.5-12.0
最終 札幌ダート 71.0-54.7-39.2-12.0
動きはまずまずで、最終追い切り映像は見れませんが、小柄で初戦から走れそう。人気はしなさそうですが地味に期待している1頭です。鞍上は減量騎手の鷲頭虎太騎手。
7/31(日) 札幌5R 2歳新馬 芝2000m
ライツオブキングス 牡2 美浦・鹿戸雄一
父 エピファネイア
母 マキシマムドパリ
母父 キングカメハメハ
母はマーメイドSと愛知杯の牝馬重賞を2勝したマキシマムドパリです。先週まで美浦で追い切られています。
1週前 美浦南W 86.3-69.2-54.0-38.7-24.1-11.5
最終 札幌芝 70.4-54.9-39.5-11.9
動きそのものは素質を高く感じられますし、軽く拳を動かすだけでスッと反応するあたりは良血馬らしさそのものです。小頭数のメンバーでスローが見込まれますし、瞬発力勝負になったら強そうな感じがします。横山武史騎手でデビュー予定です。
ウインアイオライト 牝2 美浦・手塚貴久
父 スクリーンヒーロー
母 コスモクリスタル
母父 マイネルラヴ
全兄弟には5歳で現役OP馬のウインカーネリアンがいます。こちらも先週までは美浦で調教。早めの時計を出した本数は少し少ないですが、
1週前 美浦坂路 54.6-40.6-26.5-13.0
最終 札幌芝 68.5-52.8-38.1-12.0
走り自体は脚先が軽くて初戦から動けそうなフットワーク。坂路では時計はそこまで出ていませんが2週前の南Wでは5F68.1-11.5の時計を出しています。まだ若干ですが非力な感じがするので力の要る馬場がどう出るかが鍵ですが、血統的には十分こなせます。鞍上は松岡騎手。
まとめ
今回は6レースに対して20頭という多大な数を注目しました。それだけ面白いレースが期待できるということですし、全馬無事にデビュー戦を終えていただきたいものです。
明日はアイビスSDとクイーンSの予想および推奨馬を更新予定ですので是非よろしくお願いします!!
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