【福島牝馬ステークス 2024】出走馬適性チェック✔︎

福島牝馬S 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年4月20日(土) 福島競馬場 芝1800m 福島牝馬ステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は福島牝馬ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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福島牝馬ステークス 2024 血統適性評価基準

福島芝1800mで行われる牝馬限定重賞。

サドラーズウェルズロベルトステイゴールド系など小回り内回り向きの血統を重視。

福島牝馬ステークス 2024 出走馬適性チェック✔︎

ウインピクシス

 父:ゴールドシップ
 母:コスモアクセス
母父:ロージズインメイ
 

母のコスモアクセスはJRA4勝。祖母のコスモスカイラインはJRAで3勝。父ゴールドシップはステイゴールド系のスタミナ豊富な種牡馬。母父ロージズインメイだから掛け合わせはユーバーレーベンと同じで母系もロベルトを持つので構成はかなり似ています。小回り1800mに向くのは確かだし、前走は前が潰れる流れになったので、もう少し落ち着いた流れで巻き返したい。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

エミュー

 父:ハービンジャー
 母:スーリール
母父:スペシャルウィーク
 

フォーチュンスター、コアプライドの姪で、母のスーリールはJRA1勝。父のハービンジャーはダンジグの系譜で、キングジョージなどを制し、種牡馬としてもブラストワンピースやノームコア、ディアドラなど活躍馬を多数輩出。母系がニジンスキーのクロスを持っていて、血統全体的にパワーとスピードも持つのでバランスは良い構成。小回り1800mは条件自体はいいと思いますが、時計や上がりが速い決着自体が厳しい印象はありますから展開次第でしょう。腹を括った競馬でどこまで。

血統:C    距離:A    コース:B    ローテ:C

エリオトローピオ

 父:ゴールドシップ
 母:マイネジャーダ
母父:ジェイドロバリー
 

母のマイネジャーダはJRA3勝で、マイネルスフェーンの半妹にあたります。父ゴールドシップはステイゴールド系のスタミナ豊富な種牡馬。母父ジェイドロバリーはミスタープロスペクターの後継の仏GIグランクリテウム勝ち馬。福島1800m自体は悪くないと思いますが、格上挑戦ですし、展開や外差し馬場などの助けが1つ2つ欲しいところ。

血統:A    距離:A    コース:B     ローテ:D

エリカヴィータ

 父:キングカメハメハ
 母:マルシアーノ
母父:フジキセキ
 

フラワリングナイトと半妹で、母のマルシアーノはキンシャサノキセキの全妹にあたる血統。父キングカメハメハで母はダートのマイル〜1800mで活躍したことを考えると1800m~2000mあたりに適性があるのかなと思います。元々大箱でジワっと脚を使うタイプで、小回りの福島だと適性とはズレる印象はあります。好走するならスローペースがベターでしょう。

血統:C    距離:A    コース:D    ローテ:C

キミノナハマリア

 父:ハービンジャー
 母:シャドウマリア
母父:ヴィクトワールピサ

母はJRA1勝で祖母のパールシャドウはJRAで5勝。サウスオブボーダーやサトノシリウスの姪にあたります。父のハービンジャーはデインヒル経由のダンジグ系で、ブラストワンピースやディアドラ、ペルシアンナイトなどの父。母系がヴィクトワールピサにクロフネだから機動力とスピード兼備で血統構成は小回り、内回りに向きます。ハービンジャー産駒らしい走法ですしタフな馬場は得意そう。時計が掛かった方が上位はありそうです。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

グランベルナデット

 父:キズナ
 母:ラブリーベルナデット
母父:Wilburn

母のラブリーベルナデットは米GIIミセズリヴィアS芝8.5F勝ち馬。父のキズナはディープ産駒のダービー馬で、ソングラインやアカイイトなど牝馬の活躍馬多数。母父ウィルバーンはインディアナダービー勝ち馬のエーピーインディ系種牡馬。母系は米国のスピード血統で固められ、適性な距離はマイル〜1800mあたりのように感じます。速いペースがあまり良くないのかなという戦歴ですし、舞台も合うのでここもスローの前付けで押し切りたい。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

コスタボニータ

 父:イスラボニータ
 母:レディイン
母父:Kendor
 

イチオクノホシの半妹にあたり、イフェイオンの叔母にあたる血統。父イスラボニータは皐月賞勝ち馬で2000m以下で活躍。母が欧州血統で奥にネヴァーベンドのラインを持ち、上がりの掛かる小回りに向く構成。1800mはベストだと思いますし、前走負けはしましたがジリジリ脚は伸ばしていました。外々を回すような展開にならなければ上位争いは出来ると思います。小回りで機動力を活かす競馬に徹したい。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

シンリョクカ

 父:サトノダイヤモンド
 母:レイカーラ
母父:キングカメハメハ

母のレイカーラは重賞格上げ前のターコイズSなどJRAの芝1600~1800で5勝。インターミッションの半妹で、サトノオラシオンの全姉にあたり、ダノンシャークの姪。サトノダイヤモンド産駒の牝馬で、母系はキングカメハメハやカーリアンやシャーリーハイツなど欧州の名血の配合で、幾分時計のかかる馬場に向くタイプでしょう。牝馬限定戦なら通用することはハッキリした前走。距離はもう少しあってもいい気はしますが、先行する競馬も板に付いてきましたし、自分の競馬に徹して上位を。

血統:B     距離:B     コース:B     ローテ:B

タガノパッション

 父:キングカメハメハ
 母:アドマイヤシルク
母父:シンボリクリスエス

曾祖母がゴールデンサッシュなので近親にステイゴールドやレクレドール、4代母まで遡るとサッカーボーイなどがいる名牝系。キングカメハメハ×シンボリクリスエスはレイデオロと同じ血統構成で、瞬発力よりは持続力で勝負した方が合う構成。前走はそこまでペースも流れずで、内を選択した分伸びあぐねた感じはしましたが、中山よりは今回の福島に向くタイプかなと思います。もう少しペースが流れてくれれば差し込みは可能でしょう。

血統:B     距離:B    コース:B    ローテ:B

トーセンローリエ

 父:サトノクラウン
 母:トーセンナチュラル
母父:メイショウサムソン

母はJRA1勝。クラフトワークやクラフトマンシップが近親にいる血統で、父のサトノクラウンは重馬場適性の高いタフな種牡馬で、母父メイショウサムソン、母母父ステイゴールドとさらに奥にはミルリーフも入る重厚感のある血統構成ですが、その割にはかなりスピード感があるレースをするのでマイルでギリギリのイメージも。馬体や精神面がこの長期休養の間にどこまで成長しているかでしょう。ポテンシャル自体は秘めていると思いますが、レースに行って難しい面が出なければ。

血統:A    距離:C    コース:B    ローテ:C

ピンクジン

 父:ダノンバラード
 母:オーミチェリッシュ
母父:キャプテンスティーヴ
 

母オーミチェリッシュはJRA2勝馬で、オーバースペックやキュムロンニンバスの半妹にあたり、近親にアインブライドがいる血統。父のダノンバラードはディープの初年度産駒。ナイママやロードブレス、キタウイング等の父。母父キャプテンスティーヴはドバイWC勝ち馬。内回りや小回りに向くタイプで舞台への適性は高いと思います。後は相手関係で時計が掛かってくればといったところでしょう。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:D

ファユエン

 父:ヴァンセンヌ
 母:サクラパピルス
母父:アグネスデジタル

エリザベス女王杯勝ち馬のサクラキャンドルの孫で、近親にはサクラチトセオーやサクラメガワンダーなど。ヴァンセンヌ×アグネスデジタルと血統的にパワーに寄った配合で、速い脚は使えてもトリッキーなコースに向くタイプだと思います。その点からも福島のコース自体は魅力ですが、距離はもう少しあってもいいのかなというイメージはあります。上がり勝負よりは乱ペースで長く脚を使いたい。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

フィールシンパシー

 父:ベーカバド
 母:スマートシンパシー
母父:ダンスインザダーク

兵庫チャンピオンシップ勝ち馬のインタータイヨウの姪。父のベーカバドはフランスで活躍したグリーンデザートの系譜の種牡馬。母父ダンスインザダークは菊花賞勝ち馬。父系によってパワー型になっている印象もあり、福島は歓迎でしょう。ただ、距離は1800mよりはマイルに向くタイプだとは思います。ここも自分のリズムで粘り込みを狙いたいところ。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

ペイシャフラワー

 父:ニシケンモノノフ
 母:ペイシャフローレス
母父:ヴィクトワールピサ

ペイシャフェリス、ペイシャフェリシタの姪。父のニシケンモノノフはJBCダートなどダート短距離路線で活躍したメイショウボーラーの後継種牡馬。母系もケープクロスなどパワーが強く、距離は1400mあたりに向くのかなと思います。時計が掛かるタフな馬場になる方がこの馬には良さそうに感じますし、一雨降った方がいいかもしれません。

血統:C    距離:D    コース:B    ローテ:D

ライトクオンタム

 父:ディープインパクト
 母:イルミナント
母父:Quality Road

母のイルミナントは米芝9FGI勝ち馬で、父は大種牡馬ディープインパクト。母系が米国のゴーンウエスト系やダンジグとインリアリティを持ち血統的な仕上がり面はかなり高いといえます。小柄で脚長な体型で、揉まれず競馬が出来た方がパフォーマンスは上がりそう。距離的にはマイルくらいがいいような気はしますが、近走は復調傾向で持ち前のストライドが活きる競馬で上位を。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:B

ラリュエル

 父:ディープインパクト
 母:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ

母のカウアイレーンはJRA5勝で、ステイフーリッシュ、マラキナイアの半きょうだいで、ブラックホークやピンクカメオの姪にあたります。ディープインパクト×キングカメハメハ×シルヴァーホークと内回り向きのパワー型構成で、上がりが掛かる決着に自信があるタイプでしょう。感覚的には1800mはベストで、福島のコースも悪くないでしょう。自ら時計勝負に持ち込めれば重賞にも手が届く存在だと思います。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

福島牝馬ステークス 2024 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎ウインピクシス
✔︎グランベルナデット
✔︎コスタボニータ
✔︎ラリュエル

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

福島牝馬ステークス 2024 ◎本命馬

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

4月21日(日)東京11R フローラS

4月20日(土)京都11R マイラーズC

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