【セントライト記念 2023】出走馬適性チェック✔︎

セントライト記念 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年9月18日(月) 中山競馬場 芝2200m セントライト記念 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はセントライト記念への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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セントライト記念 2023 血統適性評価基準

中山2200mで行われる菊花賞TR。外回りを使用します。

トリッキーなコースでスピードよりもスタミナ重視。ステイゴールドロベルトは勿論合いますし、穴ならリファールサドラーズウェルズの血を高く評価したいところ。

セントライト記念 2023 出走馬適性チェック✔︎

アームブランシュ

 父:キズナ
 母:ソウルフルヴォイス
母父:キングカメハメハ

母のソウルフルヴォイスは福島牝馬S3着でJRA4勝。ジャンプ競走で活躍したマルカラスカルの甥で、曾祖母はダイナアクトレスという牝系。父キズナはディープ産駒のダービー。母系はキングカメハメハにトニービン、テーストだから一瞬の脚よりも持続力勝負に向く血統。弥生賞4着、青葉賞5着と重賞戦線でもそれなりにやれていますが、もうひとつ奥があってもいいように感じます。中山コース、距離共に問題ないですし、相手なりには走ると思いますから、権利取りなら十分可能性はあるでしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ウィズユアドリーム

 父:サトノダイヤモンド
 母:フラワーバレイ
母父:ディスクリートキャット

母のフラワーバレイはディスクリートキャットの肌で、アンブライドルド内包。父のサトノダイヤモンドはディープ産駒で菊花賞と有馬記念を制覇。母系のスピードと父系のスタミナで先行型中距離馬に。逃げて3連勝と自分の型にハマれば相当強く感じます。距離はこなせる範囲だとは思いますが、タフな馬場になった方がチャンスはありそうなので一雨ほしいところ。脚質的にも中山の急坂は鬼門かも。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

ウイニングライブ

 父:ハービンジャー
 母:ナタリー
母父:ディープインパクト

スズカマンボやスプリングサンダーの甥で、クイーンマンボやスカーフェイスのイトコにあたり、4代母はキーパートナーなのでダンシングキイからダンスインザダーク等に繋がる名牝系。父ハービンジャーはデインヒルの系譜で、現役時代はキングジョージを圧勝。母父ディープインパクトはヒンドゥタイムズやケイティクレバーなどと同じ。よーいドンの展開よりは上がりが掛かってこそのタイプだと思うので中山外回りはいいのではないでしょうか。距離の不安も特にはないですし相手関係でどこまでやれるかでしょう。

血統:B     距離:B    コース:B    ローテ:C

ウインオーディン

 父:エピファネイア
 母:ピエナビーナス
母父:フジキセキ

母はクイーンS勝ち馬のピエナビーナス。父のエピファネイアは菊花賞とジャパンCを勝った馬で、エフフォーリアやデアリングタクトの父。母父フジキセキ、母母父がカーリアンだから母系はスピード志向が強く中距離志向に。サンデーのクロス、ニジンスキーのクロスを持ち戦績的にも新潟2歳S2着、共同通信杯5着と大箱向きの印象で、距離はこなせるものの本質はもう少し短い方がいいかもしれません。ロスの無い立ち回りや展開の助けは必要でしょう。

血統:B     距離:C    コース:C    ローテ:C

キングズレイン

 父:ルーラーシップ
 母:タッチングスピーチ
母父:ディープインパクト

母のタッチングスピーチはローズS勝ち馬で、祖母のリッスンはフィリーズマイル勝ち馬。サトノルークスの甥にあたる血統。ルーラーシップ×ディープインパクトはキセキやエヒト、ドルチェモアなど活躍馬が多く、持続力に長けた血統構成に、母系の奥が欧州のタフさを持つので距離は2000m以上に向く配合で、フットワークも豪快だし大箱の方が良さが出るのかなと思います。とはいえ、タフなコース形態自体は歓迎のクチのように感じますし、ポテンシャルは高いのでスムーズに運べればここでも上位でしょう。

血統:B    距離:B     コース:B    ローテ:B

グリューネグリーン

 父:ラブリーデイ
 母:レディーダービー
母父:スペシャルウィーク

オールカマーやAJCC勝ち馬のヴェルデグリーンの半弟で、祖母のウメノファイバーはオークスなど、JRA4勝。イトコにサンリヴァルやヴァンケドミンゴがいる血統。父のラブリーデイは宝塚記念や天皇賞・秋を制したキングマンボ系種牡馬。母父スペシャルウィークはダービーや天皇賞春秋制覇やジャパンCを制した名馬。力の要するコース向きで、京都2歳Sは逃げ切り。2000mまでが圏内と昨秋から常々書いてきたので距離はひとつ課題にはなるでしょう。精神的にももう一段階成長が欲しく、この夏の休養がいい方向に向いてくれれば。中山自体は良いと思います。

血統:C    距離:D    コース:B    ローテ:C

コスモサガルマータ

 父:ヴィクトワールピサ
 母:エーソングフォー
母父:More Than Ready

母のエーソングフォーはJRA2勝。ミッシングリンクの全弟で、父のヴィクトワールピサはネオユニヴァースの後継で皐月賞、有馬記念、ドバイWC(AW)を制した名馬。母父モアザンレディは米国ダートスプリンターで、ヘイローのライン。前走の月岡温泉特別は久々ながら斬れ味抜群で快勝。走り自体は大箱オンリーという感じはしませんが、距離が伸びてどうかでしょう。ポテンシャル自体はかなり高いものを持ってそうですから上位に食い込めても驚かない存在ではあります。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

コレオグラファー

 父:モーリス
 母:ソルトオブジアース
母父:アグネスデジタル

ダイシンオレンジの甥でミスパイロのイトコにあたる血統。父のモーリスは世界で活躍したロベルト系名マイラーで、ジャックドールやジェラルディーナの父。母父アグネスデジタルはインフィナイトと同じ。中京で勝ち上がっている様にパワーの要する馬場に適性は高そうで、上がりが掛かる展開には強いと思います。距離は十分圏内で前が崩れる展開になって浮上出来るタイプでしょう。

血統:C    距離:B    コース:B     ローテ:C

シャザーン

 父:ロードカナロア
 母:クイーンズリング
母父:マンハッタンカフェ

母のクイーンズリングはエリザベス女王杯勝ち馬。アクアミラビリスの甥にあたる血統で、父のロードカナロアはキングマンボ系スプリンター。母父がマンハッタンカフェのスタミナでバランスのいい血統で中距離馬に。如何にも斬れるタイプだし大箱の方がいいに違いないですが、ダービーを見る限りは距離の長さはあったのかも。中山は問題ないですが、この夏でどこまで馬が変わっているかは割とポイントになりそう。距離が限られてこなければいいですが…

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

シルトホルン

 父:スクリーンヒーロー
 母:シンメイミヤビ
母父:Langfuhr

ブラッドバローズやキングストリートの甥で、このレースを勝ったナリタキングオーが近親にいる血統。父スクリーンヒーローはロベルト系でジャパンC勝ち馬。母父はダンジグ系のランフルールだからダンジグの4×3、そしてロベルトの4×4も持つ構成。母系の奥にニジンスキーを持ち割としなやかな走りをするので大箱良馬場がベストでしょうか。それでも福島で行われたラジオNIKKEI賞は2着と善戦。距離の壁が今回は課題でどこまでゆったりと運べるかではないでしょうか。

血統:B    距離:D    コース:B    ローテ:C

シルバープリペット

 父:レッドファルクス
 母:アウグスタ
母父:エイシンフラッシュ

祖母のオーバーザウォールは福島記念勝ち馬。タガノスカイのイトコで、近親にはインティライミやサンバレンティン、アルバートやアロマティコなど活躍馬が多数。父のレッドファルクスはフォーティナイナー系のスプリンター。母父エイシンフラッシュはキングマンボ系でダービーと天皇賞・秋を制覇。小回りに向く走りで中山なら外回りより内回りの方が合うのかなと思います。距離は問題ないですから相手関係次第に。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

セブンマジシャン

 父:ジャスタウェイ
 母:ハピネスダンサー
母父:メイショウサムソン

母のハピネスダンサーはJRAで5勝。祖母はクロノロジストなので、ノームコアやクロノジェネシスの甥にあたる血統。父のジャスタウェイはハーツクライの後継で、ダノンザキッドの父。母父メイショウサムソンはサドラーのラインで、現役時はクラシック2冠、春秋天皇賞制覇など活躍。ジャスタウェイ産駒らしく前向きな気性でパワーが強く、クロフネが母系に入り小回り向きの血統。距離は問題ないと思いますが競馬へ行っての精神面が課題。ポテンシャル自体は秘めているのですがそれをしっかり出せるかでしょう。中山外回りはそこまで問題ないように感じますし、前が止まる展開になれば差し込めるのかなとは思います。

血統:B    距離:B    コース:B     ローテ:B

ソールオリエンス

 父:キタサンブラック
 母:スキア
母父:Motivator

ヴァンドギャルドの半弟で、母のスキアは仏GIIIフィユドレール賞(10.5F)勝ち馬。欧州の名牝ラヴが近親にいる血統。父キタサンブラックは中長距離で活躍した種牡馬で、初年度からイクイノックスやガイアフォースなど活躍馬を輩出。母父モティベーターはゴーンウエストを内包。タイトルホルダーの母父。母系の奥にレインボウクエストを持ちタフなイメージがありますが、デインヒルも入りスピードとパワーも持つバランスの良い血統構成です。ダービーで斬れ負けした2着を考えれば中山の方が適性的には上なのかなと思います。成長力のある血統だしこれからズンズン良くなって行く可能性は十分。距離は当然問題ないですしここを勝って菊へ。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ドゥラエレーデ

 父:ドゥラエレーデ
 母:マルケッサ
母父:オルフェーヴル

サトノダイヤモンドやリナーテの甥で、祖母のマルペンサはアルゼンチンGIを芝ダートで3勝。父のドゥラメンテはダービー、皐月賞の2冠馬のキングカメハメハの後継。タイトルホルダーやスターズオンアース、リバティアイランドの父。母父オルフェーヴルはステイゴールド系の3冠馬。トニービンとステイゴールドを持ち、スタミナ志向の強い持久力に富む血統で、前で受けてバテない走りが武器。ダービーは落馬で宝塚記念は早めのラップが少し厳しかったか。それでも思ったよりは頑張れてたし、世代戦に戻れば上位争いは十分。中山も問題ないですし、ペースさえ落ち着けば粘り込みは十分可能。

血統:A     距離:B    コース:A     ローテ:B

レーベンスティール

 父:リアルスティール
 母:トウカイライフ
母父:トウカイテイオー

母のトウカイライフはJRA3勝。サーチュイン、ルーチェデラヴィダの半弟にあたります。父のリアルスティールはドバイターフを制したディープ×ストームキャットの配合種牡馬。母父トウカイテイオーは2冠馬でシンボリルドルフの後継種牡馬。走り自体は柔らかく大箱に向くタイプだとは思いますが、小回りでも特に苦にしないと思います。前走は負けはしましたが直線だけで一気に先頭集団に取り付けるだけの脚力はありますし、能力があるのは確か。距離延長は課題だと思いますが、ここを勝てれば今後もかなり面白い存在に。

血統:B     距離:C     コース:B     ローテ:B



セントライト記念 2023 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎ソールオリエンス
✔︎ドゥラエレーデ
✔︎キングズレイン
✔︎セブンマジシャン

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

9月17日(日)阪神11R ローズS



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