宝塚記念も終わりいよいよ夏競馬が本格化。福島、小倉、函館とローカル3場開催となります。
今週は3歳限定戦のラジオNIKKEI賞が福島で、サマースプリントシリーズ第2戦CBC賞が小倉で行われます。出走馬が確定しましたのでメンバー各馬と注目馬を見ていきましょう。
ラジオNIKKEI賞
オウケンボルト | デムーロ |
クロスマジェスティ | 三浦 |
グランディア | 坂井 |
ゴーゴーユタカ | 田辺 |
サトノヘリオス | 岩田望 |
ショウナンマグマ | 菅原明 |
ソネットフレーズ | 津村 |
タガノフィナーレ | 吉田豊 |
フェーングロッテン | 松若 |
ベジャール | 戸崎 |
ホウオウノーサイド | 永野 |
ボーンディスウェイ | 石橋脩 |
ミッキーブンブン | 菊沢 |
注目馬
サトノヘリオス
ここまで6戦2勝。2歳時にはエリカ賞を勝ち暮れのホープフルSでは3番人気に指示されたが13着に敗れています。スプリングSでは3着に入り皐月賞の権利を得たものの本番では17着に大きく敗れました。それ以来の実戦になるがメンバーの中では能力上位だとは思いますが、開幕週の福島という舞台がどう出るかだと思います。鞍上は引き続き岩田望騎手。
ソネットフレーズ
2歳時では新馬勝ちの後のデイリー杯2歳ではセリフォスに迫る2着と好走し素質の高さを示しました。脚部不安で復帰が伸びた前走のNHKマイルCでは17着に敗れましたが、長期休養明け+ぶっつけG1そして脚元の状況を考えたら仕方ないものだと思います。今回は距離延長と初の1周コースの対応が鍵となるでしょう。鞍上は津村騎手を予定しています。
ボーンディスウェイ
未勝利、葉牡丹賞を連勝。ホープフルSでも5着に好走しています。弥生賞ではドウデュース、アスクビクターモアと差のない3着で権利を取りましたが皐月賞では14着に大敗しています。福島1800mというコースは新馬戦と未勝利戦で2戦して2着3着と適性は高いです。ここでも適性の高さを示せるか注目です。鞍上は石橋脩騎手。
ベジャール
3戦目で未勝利を脱出した後の毎日杯ではピースオブエイトの2着と好走。展開面で多少恵まれたこともあるがドゥラドーレスに先着しているところは評価したいところです。馬体が550キロを超える大型馬ということもあり、中山で2着がありますが小回り適性がどう出るか。今回鞍上は戸崎騎手を予定しています。
グランディア
ここまで6戦2勝で掲示板は一度も外していない堅実なタイプの馬。ディアデラノビアに父ハービンジャーはドレッドノータスの全弟です。若干ゲートの出が気になりますが、相手なりにしっかり走るタイプなだけにここでも好走できる可能性は十分高いです。鞍上は坂井騎手を予定しています。
クロスマジェスティ
未勝利を3戦目で脱した次走のアネモネSでは先行力を活かし1着。桜花賞の権利をもぎとり迎えた本番は先行するも勝負所でついていけず13着に敗れました。着差を考えれば大した負けではないのでメンバーレベルが落ちるここでは実力上位なのは間違い無いと思います。初の1800mに対応できれば十分チャンスはありそうです。鞍上は三浦騎手で挑みます。
フェーングロッテン
前走リステッド競走の白百合Sで逃げて1着。ペースが大分遅かったとは思いますが2着馬はヴェローナシチーですから価値ある勝利だと思います。2000mを主に使ってきているので新馬戦以来の1800mと初の関東圏(福島ですが)というのが鍵になりそう。ハマれば面白い1党です。鞍上は松若騎手。
ゴーゴーユタカ
4戦2勝2着2回とパーフェクト連対中のこの馬も注目しておきたいです。全て中山1600mの実績ですが前走の走りはあっという間に前を捕まえ後続を突き放しインパクトのある勝ち方をしました。今回は舞台が変わるのでそこがどうなるかですがここでも力を出せれば十分通用すると思います。鞍上は乗り替わって田辺騎手を予定。
CBC賞
アネゴハダ | 藤懸 |
アンコールプリュ | 藤岡康 |
カリボール | 西村淳 |
シホノレジーナ | 角田河 |
スティクス | 幸 |
スナークスター | 富田 |
スマートリアン | 秋山真 |
タイセイビジョン | 川田 |
タマモティータイム | 国分恭 |
テイエムスパーダ | 今村 |
ファストフォース | 松山 |
メイショウケイメイ | 小沢 |
メイショウチタン | 荻野極 |
モントライゼ | 北村友 |
レインボーフラッグ | 国分優 |
レジェーロ | 団野 |
ロードベイリーフ | 和田竜 |
注目馬
アネゴハダ
ダート1200mの新馬戦を勝った後、小倉2歳Sで3着とスピードを示し、1400mのフィリーズRを3着と好走。桜花賞では距離が長かったのもあり15着と敗れたものの、自己条件に回った前走は古馬を完封する勝利。今回鍵になるのは久々となる1200m戦ですが、斤量49キロで出れるのは好材料になりそうです。鞍上は藤懸騎手。
タイセイビジョン
重賞レースは常連で1200m〜マイルまでで実績を持っています。昨年このレースでは4着という結果。今回のメンバーでは実績上位になります。ここ最近の戦績からは1200mの方が結果が出ているだけにここでも期待できそう。軽斤量の相手が多いですが意地を見せてほしいところです。鞍上は川田騎手。
ファストフォース
昨年のこのレースの勝ち馬で戦績からも夏競馬に強いイメージがある1頭です。昨年はハイラップで飛ばして逃げて後続をねじ伏せましたが昨年から斤量が4キロ増の56キロがどう出るか。スムースに先行できればこの馬の持ち味が活きるかもしれません。鞍上は松山騎手。
テイエムスパーダ
1200mで実績を持つ3歳牝馬。鞍上はルーキーの今村聖奈騎手で48キロの斤量となります。前々走の葵Sでは枠と馬場の兼ね合いもあり11着でしたが、自己条件の前走は圧巻のパフォーマンスで完勝しています。鞍上との勢いもマッチしてここでも好走できるか。注目ですね。
モントライゼ
一昨年の京王杯2歳Sを勝って以降勝利から遠ざかっています。前走はダートを使いましたが全く奮わず16着。ここで鍵になりそうなのが高速決着への対応ですが、開幕週の小倉でメンバーが揃った舞台でどうなるか。実績馬なだけに復活を期待してしまいます。鞍上は先週復帰後初勝利を挙げた北村友一騎手。
まとめ
全出走馬を見ていたらどれも捨て難いメンバーが揃ったなという感じで予想が大分難しく感じますが、これが夏競馬の醍醐味ですよね。
気温もだいぶ暑い中での開催になるのでパドックの気配もより重要になると思います。
最終的な推奨馬はレース前日の土曜日に更新しますのでそちらも是非チェックしていただけたらなと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。
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