皆さん火曜日もお疲れ様です!
今日は安田記念の過去の傾向について書いていこうかなと思います!
好走馬を探す手がかりになれば幸いです!
安田記念過去傾向
安田記念の位置付け
一昔前まではそこまでパッとするG1レースではなかったように思えますが、近年主流距離が短い方向にシフトしていく中で中距離馬の参戦も目立つようになり、今では牡馬牝馬問わず現役トップクラスの馬達の参戦も目立ちます。世界的にもアジアマイルチャレンジの第4戦(最終戦)に位置付けされていますが、2018年を最後に外国馬の参戦はありません。
過去5年の結果
2021
1着 | 7枠11番 | ダノンキングリー | 川田 | (東)萩原 | 8人気 |
2着 | 4枠5番 | グランアレグリア | ルメール | (東)藤沢 | 1人気 |
3着 | 8枠13番 | シュネルマイスター | 横山武 | (東)手塚 | 4人気 |
2020
1着 | 7枠11番 | グランアレグリア | 池添 | (東)藤沢 | 3人気 |
2着 | 4枠5番 | アーモンドアイ | ルメール | (東)国枝 | 1人気 |
3着 | 4枠6番 | インディチャンプ | 福永 | (西)音無 | 2人気 |
2019
1着 | 3枠5番 | インディチャンプ | 福永 | (西)音無 | 4人気 |
2着 | 1枠2番 | アエロリット | 戸崎 | (東)菊沢 | 3人気 |
3着 | 7枠14番 | アーモンドアイ | ルメール | (東)国枝 | 1人気 |
2018
1着 | 5枠10番 | モズアスコット | ルメール | (西)矢作 | 9人気 |
2着 | 2枠4番 | アエロリット | 戸崎 | (東)菊沢 | 5人気 |
3着 | 1枠1番 | スワーヴリチャード | デムーロ | (西)庄野 | 1人気 |
2017
1着 | 7枠14番 | サトノアラジン | 川田 | (西)池江 | 7人気 |
2着 | 8枠16番 | ロゴタイプ | 田辺 | (東)田中 | 8人気 |
3着 | 3枠6番 | レッドファルクス | デムーロ | (東)尾関 | 3人気 |
とにかく1番人気が勝てないレース
過去5年の結果を見てもわかる通り、近年はとにかく1番人気の成績が悪いです。更にもう1年遡ると、2016年もダントツの1番人気モーリスは2着でした。しかしその前は1番人気3連勝していますので、ここ近年の傾向とも言えます。
リピーターレース
パッと見てわかる通りですが、とにかくリピーターの好走が目立ちます。実力馬(アーモンドアイやグランアレグリア)がここを使ってきているのもありますが、ロゴタイプは2016、2017と人気薄で1着2着。アエロリットも2年連続2着という成績です。
関東馬が少し優勢?
ダノンキングリー | グランアレグリア | シュネルマイスター |
グランアレグリア | アーモンドアイ | インディチャンプ |
インディチャンプ | アエロリット | アーモンドアイ |
モズアスコット | アエロリット | スワーヴリチャード |
サトノアラジン | ロゴタイプ | レッドファルクス |
色分けしましたが、15頭中10頭が関東馬です。内リピーターが多いとはいえ関東馬には何かしら有利に働くものがあるのかもしれません。
ディープ×米国型は強いが非サンデーも侮れない
昨年勝ったダノンキングリーは父ディープインパクトに母父に米国のストームキャットで、2017年勝ったサトノアラジンも同じ血統構成。グランアレグリアも父ディープインパクトに母父に米国型のタピットとこの組み合わせは強いレースです。
しかし、父が非サンデー系も対等するのが安田記念の特徴で、昨年3着シュネルマイスターは外国産馬のためサンデーは入らずダンチヒの系統。18年19年と2着したアエロリットは父クロフネでヴァイスリージェント系。2018年の覇者モズアスコットも父フランケルとサドラーズウェルズ系で外国産馬のためサンデーは1滴も入っていないです。ロゴタイプも父ローエングリンでサドラーズウェルズ系なので穴を開けやすいのはサンデーの血が薄い馬かもしれません。
VMとの関係性
同じ距離、同じコースで行われるヴィクトリアマイル(以下VM)とは意外と直結しないレースです。昨年、一昨年と圧勝して安田記念に挑んだグランアレグリアとアーモンドアイですが圧倒的1番人気に支持されて2着、3着と負けています。激走後の中2週のローテは厳しいのかなとも思いますが、アエロリットはVMで凡走後安田記念で2年連続2着にきているだけに、VM組は取捨が大事になると思います。
人気問わず東京の実績が大事
過去5年と言わずもっと昔からですが東京の1400〜1800の実績がある馬が好走しています。これは人気問わずなので、全頭チェックした方がいいでしょう。
中距離志向より短距離志向?
1600mを基準に短い距離で実績がある馬が好走しやすいです。グランアレグリアやレッドファルクス、サトノアラジン、インディチャンプ、モズアスコットはどちらかというとスプリントでも通用する馬です。しかし、どの馬も前付けするタイプではないという点は注意が必要。あまりにもスピード色が強すぎると流石に持ちません。溜めるというよりワンペースでも結果を残せることが大事なのかもしれません。
これがVM組の取捨だったり血統で非サンデー系が走りやすい理由に直結するような気がします。主流と少しズレた独特な適性が必要ということでしょう。
しかし昨年を考えるとまた少し傾向が変わってきているのかもしれません。ダノンキングリーは1800mの実績ですし、シュネルマイスターも後に毎日王冠(1800m)を制覇します。
まとめ
以上ざっくりとですが過去の結果から読み取れた傾向となります。
傾向ではありますし、個人の憶測も入っていますので信用するかしないかは読者の皆さん次第だと思います。笑
明日は最終追い切りの映像を見る日なので更新するかはわかりませんが、書きたいことができれば書きます!!
それではまた!!
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