日本ダービー 過去傾向

水曜日もお疲れ様です！！

今日は日本ダービーの最終追い切りや，共同記者会見がありました。

各陣営やファンの思いを乗せて登録馬達は走るわけですからとにかく無事に！当日を迎えられたらと思います！

明日は枠順も確定し，いよいよという感じにもなりますね！！とても楽しみです！！

さて，今日はダービーの傾向について思うことを書いていきたいと思います！！

あくまで僕が思うことなので悪しからず！

日本ダービー過去傾向について

過去5年ですが，前走皐月賞組の3着内確保が圧倒的に目立ちます。

赤マークが前走皐月賞

見てもらった通り，15頭中11頭が皐月賞組となっています。

その他シャフリヤールは毎日杯から，ロジャーバローズは京都新聞杯から，コズミックフォースはプリンシパルSから，アドミラブルは青葉賞からとなっています。

有名な話ですが，青葉賞組はこのレースを勝てていません。これに関しては青葉賞に出る馬が勝ち切るにはスピード能力が少し劣るというのがあると思います。

1600mや2000mでスピードが足らずに勝ち上がれなかった馬というイメージでしょうか。

基本的に高速決着になりやすいこのレースはスタミナというよりもスピードの持続力が求められます。これは血統面でも傾向としては出ています。

とにかくディープ産駒がこのレースは強いです。そして母型には米国のスピード血統が入るというのがトレンドでしょう。

昨年のシャフリヤール，コントレイルがまさしくそれです。父ディープインパクトに母父エッセンスオブドバイはエーピーインディと米国の血を引きます。コントレイルは母父アンブライドルドソングで米国のスピードを持っています。

また，ダンチヒの血を持つ馬も走ると言われています。ロジャーバローズが父ディープインパクトに母父がダンチヒ系でした。こちらも欧州ですが母父がマイルのスペシャリストでした。

スピードの意識もそうだが，ダービーに必要な要素がもう一つあります。それはこの時期までの『成長力』。所謂完成度の高さはかなり重要と言えます。

この成長力に優れているのがディープインパクトという種牡馬であることは間違い無いですが，やはりダービーを勝っている種牡馬も注意は必要だと思います。

『ダービー馬はダービー馬から』

この格言は正しいと思います。過去を見ても2015年から2021年まではディープインパクト産駒，キングカメハメハ産駒が勝っていますし，2014年はハーツクライ産駒でしたがダービー2着馬，2013，2012はディープインパクト産駒というようになっているのが現実です。

母型に米国スピード血統が走りやすいというのは，早い時期から活躍する成長力という面でもプラスに働くからだと思います。

血統面以外でも，如何にこのダービーに向けて順調かどうか，不安がないかどうかというのは注意しておくべき点だと言えます。