2022年11月19日に東京競馬場で行われた2歳重賞の東スポ杯2歳ステークス。
クラシックホースや2歳チャンピオンを輩出するレースなので注目が集まりました。
早速ですが東スポ杯2歳ステークスをスタートから振り返り分析きていきましょう!
東スポ杯2歳ステークス 2022 結果
1着 | 3枠3番 | ガストリック | 三浦皇成 | 1:45.8 |
2着 | 6枠6番 | ダノンザタイガー | 川田将雅 | クビ |
3着 | 7枠8番 | ハーツコンチェルト | 松山弘平 | 1/2 |
4着 | 6枠7番 | ドゥラエレーデ | R.ムーア | クビ |
5着 | 5枠5番 | フェイト | 福永祐一 | 1.3/4 |
内から伸びたガストリックが直線での熾烈な追い比べを制し1着!デビューから2連勝で重賞制覇!2着は後方から伸びたダノンザタイガーが入り、3着には1番人気のハーツコンチェルトが入りました。
3番人気のフェイトは5着、前走萩Sを4着からの参戦タイセイクラージュは11着に敗れました。
東スポ杯2歳ステークス 2022 回顧分析
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑、その他が黒
スタートはハーツコンチェルトが出遅れ。前走先行して快勝したシルトホルンが抜群のスタート。
3番のガストリックもスタートしてからはそこまで進んでいかない感じで出していくようなアクション。
2コーナーですが、先行したかった馬が多かったですね。シルトホルン、ドゥラエレーデ、ジョウショーホープも思ったより進みましたし、タイセイクラージュも大外から先団に。
向こう正面ですが、タイセイクラージュは常に力んで走っていました。気難しいですね。
上位に来た馬達は後方からレースを進めます。
3コーナー。前が5頭離して進んで、4〜5馬身後ろに6頭の馬群という隊列。
最初の800mが46.7秒で1000mが58.9秒。
12.8-11.2-11.2-11.5–12.2-12.0-11.4-11.5-12.0
赤の区間が緩まなかったので馬群が2分されました。付いていった馬も多かったですし前は流石に厳しい流れに。
先ほどの青区間で緩んで前との差が縮まり1つの馬群に。
この時点でフェイトの内、ガストリックの前がぽっかりと空いていたのは大きかったですね。ガストリックは仕掛けどころで何もロスなく動けます。
ピンク帽のタイセイクラージュは脚が無くて、ジョウショーホープやフェイトが外に出した分、後続のダノンザタイガーやハーツコンチェルトも大外に出さなければならなくなりました。
その中ガストリックは内からスムーズに仕掛けることができたので、コース取りの差は大きかったですね。
前は速かった中、2番手にいたドゥラエレーデはしぶとく伸びましたね。その分ガストリックも前を捌くのは楽だったと思います。特に待つことなく追い出せました。
結果的にですが2着3着馬はかなり外でしたね。馬場は良かったと思いますが前半速かった分もあってコーナーも外回っていたら思ったより末脚が出なかったのかもしれません。
枠、ペースが向いたガストリックに軍配が上がりましたが、2着馬、3着馬もしっかり脚を使っていますし、4着馬も前半シビアなペースに付いて行って際どいところまで残していますから上位4頭は評価できる内容だったのかなと思います。
各馬の評価につきましては下に記します。
東スポ杯2歳ステークス後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事を合わせて読むと面白いと思いますので是非どうぞ!
1着 ガストリック
新馬戦は普通に後方から外を回す競馬でしたから内枠からどのような競馬になるか注目していました。行き脚はつかないので後方からでしたが終いは確実な脚を使います。今回は枠の差と進路取りの差もあったと思いますが、先々距離が伸びても大丈夫そうです。多頭数で包まれたりなど色々課題はまだありますが素質は高く今後も楽しみです。
2着 ダノンザタイガー
前が速くなって流れが完全に向いたとは思ったんですが、勝ち馬に上手く立ち回られた印象。元々素質は高く脚は使いますが、ワンパンチ足りないのは能力だけで走っているからなのかなという感じ。まだまだ奥がありそうです。大箱でしか走っていないので経験をこれから積んでいければ。
3着 ハーツコンチェルト
この馬も完成度の点ではまだまだです。スタートの出方は今後も影響しそうな気もしますね。上がりは最速ですがジリっぽく感じたので距離は伸びた方がいいタイプですね。クラシックに向けてはいい経験になったと思いますが、賞金面が課題になってくるのではないでしょうか。
4着 ドゥラエレーデ
デビュー当初に比べたらだいぶ馬がしっかりして来ました。結構厳しいペースになったと思いますが、タイム差はほぼ無い4着まで粘りました。本格化してきたらかなり強くなるのでは無いかなと思います。大箱よりも小回りや内回りコース向きかもしれません。
5着 フェイト
ポジション的には1番いいところにいたと思いますが最後伸び切れず。ペースが合わなかったのか。まだ2戦目ですから悲観することはないと思いますが、少し残念な結果になってしまったなという印象を受けました。
11着 タイセイクラージュ
かなり引っかかりました。返し馬から行きたがっていましたし、このペースでも引っかかるとなると気性的に距離を縮めないとという感じですね。素質はあると思うんですがかなり厳しいレースになってしまったなと思います。
東スポ杯2歳ステークス 2022 適性チェック 結果
✔︎ガストリック | 1着 |
✔︎ダノンザタイガー | 2着 |
✔︎フェイト | 5着 |
今回は1着2着馬が適性チェック上位馬という結果になりましたのでブログ的には嬉しい結果に!
今後G1を勝つ馬がたくさん出るレースですから出走馬の動向に目が離せません!!
次回はマイルCSの回顧分析の記事を公開になると思いますのでお楽しみに!
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