七夕賞&プロキオンS 回顧!

七夕賞2022 プロキオンS2022 レース回顧
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日曜競馬皆さんお疲れ様でした!!

今週の重賞推奨は七夕賞は◎ヒートオンビートが2着でしたが相手おらず、パドックで挙げたモズナガレボシも7着と残念な結果に。プロキオンSは◎ラーゴムは見せ場も作れず大敗してしまいました。

夏競馬は難しいと再認識した日曜競馬でした。

さて、その七夕賞プロキオンSをパトロール映像を使いながら振り返っていきましょう!

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七夕賞

結果

1着8枠16番エヒト田中勝1:57.8
2着3枠6番ヒートオンビート池添2.1/2
3着6枠11番アンティシペイト武藤1
4着2枠4番エヴァーガーデン松岡1.3/4
5着2枠3番ヒュミドールデムーロ3/4

大外枠16番のエヒトが早目先頭で押し切り勝ち!2着に1番人気のヒートオンビート、3着に2番人気のアンティシペイトが入りました!

回顧

スタートは各馬まずまずだったんですが、レッドジェネシスがスタート直後にフォルコメンヒートオンビートに挟まれて首を上げるシーンがありました。よってレッドジェネシスは後方からの競馬になってしまいました。

先行争いですが、意外とすんなりロザムールが内から先手を取り、2番手にトーラスジェミニフォルコメンはマイルから2F距離延長ということもあり楽な形で3番手を確保。そのうちにエヴァーガーデンという隊列に。軽斤量のヤマニンデンファレは無理に争うこともなく5〜6番手で落ち着いていました。

勝ったエヒトは中団外目、2着ヒートオンビートは中団内目、3着アンティシペイトは後方の外目というポジショニング。

向こう正面に入ったところではこのような隊列。1〜3着馬は中団の外目である程度ラインができてますね。

前半の1000m通過が58.5という時計でした。レースラップが

12.3-11.0-11.1-12.0-12.1-12,1-11.9-11.9-11.6-11.8

スタートして2F目と3F目が11.0-11.1であとは12秒前後のラップだったので結構淡々と流れたレースだったと思います。

今回のポイントになるシーンは3コーナーでのレッドジェネシスの動きだと思っています。

このタイミングでレッドジェネシスアンティシペイトの直後を取りに動いたんですが、この内にいたヒートオンビートは影響を受けましたね。自分のタイミングでの動きではなく他馬の動きに付き合わされました。

アンティシペイトの後ろをヒートオンビートは確保しなければ上の画像にように2頭分外を回さなければならなくなります。結果的にレッドジェネシスは捲っていけるほどの脚がなかったのでよかったですが、外から勢いよく馬が加速してくると多少なりとも影響は出ると思います。これが競馬の難しいところですね。

勝ち馬エヒトは手応え抜群で、勝負どころで動いたフォルコメンが押しているなか、持ったままですからここで勝負あったと思います。アンティシペイトも押しながらですが先頭を射程圏。ヒートオンビートも若干置いていかれ気味ですが、伸びればという感じの位置取り。

直線向いたらあとは伸び比べですね。ペースが流れた分直線はバラけますし各馬進路はある感じでした。

各馬の個人的な評価

1着 エヒト

外枠でしたが外枠が不利になるような展開でもなかったですし、淡々と流れたペースもこの馬には向いたと思います。前2走を見ても展開に恵まれなかったり、不利があったりだったのでポテンシャル自体は持っていたんだと思います。仕掛けどころさえ間違えなければという感じのレースだったので完璧な騎乗だったと思いますし、それに応えた馬も立派だと思います。年齢的にもまだ5歳なのでよくなる余地もあると思いますし今後も楽しみな1頭だと思います。

2着 ヒートオンビート

騎手のコメントにもある通り、長いところを使ってきた分ポジションも思ったより後ろになったのと、勝負どころも置かれ気味になった感じだと思います。レースを振り返ってみたら外枠に向く流れになったのもマイナスになってしまったかなと。ただやはり地力があるのでしっかりと2着に来れましたし、賞金加算もできてG1戦線で除外の可能性も減ったので最低限の結果だったと思います。調整自体も除外の関係で決して順調ではなかったと思いますし力はあります。どこかで重賞制覇してほしいですね。

3着 アンティシペイト

前走は距離短縮で後方から捲る形になりましたが、今回続けて2000mということもありイメージよりも前目で競馬できたと思います。その分脚を溜める競馬を選択したみたいですし、特に悪い騎乗もしていないと思いますから、上位2頭とは力差があったのかなとも思います。こちらもまだ5歳ですからこういったワンペースでの競馬ができるようなら大きく崩れないと思います。ローカル向きの馬ですね。

4着 エヴァーガーデン

早い流れでも持ち前の粘り強さは出していますし、このような福島や中山のような小回りのコース形態は合っているんでしょう。今日の平場の感じからは絶好のポジショニングだったと思いますし、こちらも力差。もう少し時計が掛かる馬場ならとも思います。評価していい4着だったと思います。

5着 ヒュミドール

4コーナーで少しスムーズさに欠けるところがあったみたいです。バテてきたトーラスジェミニを捌くのに若干ブレーキをかけてしまっていますから、確かにスムーズならというところもあると思いますが、早いペースで内を通るということはこういった不利は考えられますからね。今回は少し運がなかったかもしれません。馬は上昇していると思いますし、力はこのクラスなら上位だと思います。

7着 モズナガレボシ

スタートして外からも他馬が前に入ってきてしまってポジションが下がってしまいました。今日の福島の馬場では後ろすぎると流石に届きませんからね。最後は伸びていますから力は出していると思います。展開が向きませんでしたね。

8着 ヤマニンデンファレ

結果的に見れば早い流れのレースが合わなかったというのと2000mへの距離延長というのが堪えたように思えます。これは仮に先手主張していたとしてもだと思いますね。地力ある馬が上位にきていますから現段階ではこれが目一杯かなというように思えました。自己条件ならすんなり勝てる力はあると思いますから徐々に力を付けていければ。

9着 プリマヴィスタ

早い流れについていけなかったのが全てですね。ただ、瞬発力勝負よりかはこういった持続力勝負になれば強いのはハッキリしましたし、ペースに順応できさえすれば重賞でも勝ち負けになるとは思いますね。本質的には阪神の2200や中京の2200のようなコースがいいと思いますが。

15着 レッドジェネシス

やっぱりこういった小回りコースは合わないのと、もっと上がりがかかるレースにならないとというのが現状だと思います。そう考えると使えるレースが…という感じになってしまいますね。次走は新潟記念という話も出ていますが、時計の対応が鍵になると思います。雨が降ればですね。

まとめ

振り返ってみると力がある馬がしっかりと上位にきたレースだったと思います。個人的にですがベテランジョッキーが勝つとこちらも嬉しくなってしまいますね。笑

田中勝春騎手久々の重賞制覇おめでとうございます!カッチースマイル(田中勝春騎手の笑顔)素敵でしたね!エヒトはこれからもっとよくなると思いますから楽しみですね!!上位馬は今後もいいレースをしてくれると思うレース内容でした!

お名前.com

プロキオンS

結果

1着6枠12番ゲンパチルシファー川田1:43.7
2着5枠10番ヒストリーメイカー小沢1/2
3着5枠9番サクラアリュール藤岡康1/2
4着2枠3番ロードレガリス富田クビ
5着7枠14番ヴェルテックス西村淳3

4番人気川田将雅騎手騎乗のゲンパチルシファーが優勝!2着に14番人気ヒストリーメイカー、3着に12番人気サクラアリュールが入り3連単71万9650円の大波乱という結果になりました!

回顧

まずはスタートですが、昨年逃げて粘ったメイショウウズマサは好スタートでダッシュよく先手を主張。最内のエアアルマストップウイナーも好スタートでした。

逆にサンライズウルスサクラアリュールはゲートがあまりよくなかったですね。

好スタートを決めたメイショウウズマサエアアルマスはスムーズだったんですが、トップウイナーが思ったより進んでいかなかったですね。出ムチも使ってガシガシ追ってましたが、内にいるエクレアスパークルの方が行きっぷりよかったくらいでした。エアアルマスは揉まれ弱いのもわかってますからこの枠の時点で行くしか選択肢はなかったと思います。結果的にペースはかなり早くなるわけなんですがメンバー構成的には仕方がないですね。

1コーナーではコーナーワークでエアアルマスが先頭。2番手にメイショウウズマサ、3番手にエクレアスパークルトップウイナーユニコーンライオンと続きます。ここは枠の並び通りになってしまいましたね。

ここで注目が勝ち馬ゲンパチルシファーなんですが1コーナーの入りで内ラチに入れました。これは前半ハイペースの展開になることを考慮したら最高のアプローチだったと思います。ロスなく1〜2コーナを回れますからね。流石といった騎乗だったと思います。

2コーナーでようやくトップウイナーが先頭に並びかける形でした。これはあくまで推測ですが、結果的に先行集団の隊列が決まらなかった分、ラーゴムは砂を被る位置になってしまったのが痛かったかもしれません。早目に隊列が決まっていれば前が4頭並ぶこともなかったですし、それ以上外回して砂を被らない位置を取るとかなり距離ロスになります。ここで気持ちが萎えてしまっていたかもとも考えられます。

ラップタイムを見てみると

7.0-10.6-11.7-12.1-11.9-12.4-12.9-12.4-12.7

スタートの100mを抜いた600mのラップが10.6-11.7-12.1なので34.4秒ですから結構なペースだったと思います。前にいた馬には厳しいですね。

ちなみに昨年は10.7-11.5-12.534.7秒。馬場を考えても昨年の方が圧倒的にスピードが出る馬場状態だったことを踏まえたら今年はそれよりも0.3秒早いわけです。前にいる馬は流石にバテてしまいます。

向こう正面〜3コーナーの入口付近ですが、ユニコーンライオンは完全についていけなくなり、アルドーレもこの時計に対応できないような形で騎手の手は動いています。

一方で勝ったゲンパチルシファーはリズム良く運べ、前がバテても大丈夫な位置に出しています。

サクラアリュールは途中から行きっぷりよくなった感じで楽に追走。ヒストリーメイカーは促しながらですがしっかりついていけてました。

3〜4コーナー中間でヒストリーメイカーがポジションを押し上げた時点でラーゴムは全く抵抗できなかったですね。ここで力尽きるような形に。ポジション的には勝ち馬の近くでしたから悪くはなかったと思いますが。

4コーナーではもう既に上位馬は射程圏内ですし、ゲンパチルシファーはあとは抜け出すタイミングだけといった感じで上手く回ってきました。2着のヒストリーメイカーも勝ち馬に付いていく形に。サクラアリュールは内にいますが持ったままなので手応え十分。あとはバテてくる馬を捌くだけといったところでしょうか。

直線入口でゲンパチルシファーは早目に押し切る選択を。ヒストリーメイカーゲンパチルシファーを目標にという感じで直線に向きました。3着のサクラアリュールも手応えのあるゲンパチルシファーの後ろで進路を作ってもらうような形で直線に向けました。

結果的に見たら前半ポジションを取れてスムーズに1コーナーを回れたゲンパチルシファーの立ち回りに軍配が上がりました。

各馬の個人的評価

1着 ゲンパチルシファー

今回は状態も良くスタートも出て前半がスムーズに行ったのが勝因だったと思います。立ち回りが上手いのはかなりの武器になると思いますし、こういう馬は川田騎手に合いますね。6歳ですけどダート馬なんで消耗は少ないと思いますし、まだまだ今後に期待を持てると思います。

2着 ヒストリーメイカー

決してスムーズに行ったレースではないと思いますから元々持っている能力は高いんだと思います。過去にも重賞戦線で馬券内に何度も絡んでます。8歳馬ですがよく頑張っていると思います。今回は立ち回りの上手い馬に負けましたが展開1つで勝つチャンスはまだあると思います。内容のある2着です。

3着 サクラアリュール

ゲートで少し遅れて前半ついていけないのはこの馬の特徴ですが、道中早い段階で行きっぷり良くなったのはブリンカーが効いたかもというコメントが出ています。このコース、この距離で3着に来れたことは展開が前がバテる展開が向いたとはいえ意外でした。得意条件は東京の2100mだと思いますし、今回の流れを経験したことを今後に活かせれば。

4着 ロードレガリス

これも驚きの4着。1年以上ぶりの久々でしたし、内枠はあまりいいイメージがなかったんですが。ここで一度使ったことで状態は上向くと思いますし重賞戦線でもメドはたったのではないでしょうか。次走が楽しみです。

5着 ヴェルテックス

前走大敗しましたけど実績は上位です。距離も一気に短縮でしたがよく対応したと思います。本質的にはもっと長い距離で時計がかかる方がいいと思います。斤量も58でしたしよく頑張ったと思います。

8着 メイショウウズマサ

早いペースになってしまいましたがよく頑張ったと思います。もう少し楽に行ければよかったですが、こうなってしまうのは逃げ馬の宿命ですから仕方がないでしょう。自分のリズムで逃れれば今後もチャンスはあると思います。

10着 アルドーレ

1700mはこの馬にとっては忙しすぎたと思います。ペースを考えても合わないレースになりましたし、違う条件なら。といったところだと思います。距離はやはり2100mがいいですね。この経験が今後に活きれば。

11着 サンライズウルス

スタートで後手を踏んだ時点で厳しかったですね。小回りも合っている感じはしないですし、実績通り東京のワンターンコースがベストでしょう。

12着 ラーゴム

ペースを考えたら外枠が厳しかったかもですし、内だと内で砂被るしですからね。勝つには色々と条件が重ならないとという難しい馬ですね。芝だと切れ負けしますから、自分でペースを作る競馬ができるようになればといったところでしょうか。まだ4歳なので頑張ってほしいですね。

13着 エアアルマス

ちょっと今回は条件が悪くなってしまいましたね。揉まれ弱い馬が最内で初ブリンカーでしたから行くしかないという感じで無理してでも行きました。今回はノーカウントでいいと思いますし、メンバーと枠次第といったところですね。

15着 トップウイナー

昨年と違って行きっぷりが悪かったですね。原因はわかりませんが、コメント通り自分の形に持ち込むのに時間がかかったのが全てですね。今年入って7戦目ですし様々な条件使っている分疲れはあるのかなとも思えます。軽い馬場になればもう少しは抵抗できたかもしれませんが…

16着 ユニコーンライオン

復帰初戦でダート戦で、ペースも早かったですから辛いレースになったと思います。今回は仕方がなかったとも思えます。芝のレースで自分の形に持ち込んでどこまでというのが今後の課題になると思いますから何より無事に行ってほしいですね。

まとめ

今回はタフな流れになったプロキオンSでしたが、6〜8歳馬が上位4頭を占めました。レースを見て思ったのは川田騎手は流石だなの一言に尽きます。ゲンパチルシファーは今後の動向に注目ですね!

さて、来週は水曜日にJDD(ジャパンダートダービー)が行われます!

予想はTwitterですると思いますが、回顧は書きたいと思っていますのでよろしくお願いします!

土日は函館2歳S函館記念ですが、土日ともに予定が入っているのでしっかりと予想できるかはわかりませんができる限りブログは更新したいと思っています!

それでは中央競馬皆さんお疲れ様でした!!

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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