東スポ杯2歳ステークス 2022 出走馬適性チェック!!

東スポ杯2歳S 2022 血統 傾向 適性 評価 診断 重賞出走馬適性チェック
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2022年11月19日に東京競馬場で行われる2歳重賞の東スポ杯2歳ステークス

過去にはコントレイルサトノクラウンワグネリアンイスラボニータダノンザキッドイクイノックスなど後のG1馬が名を連ねます。クラシックに繋がる大事な登竜門レース。

この記事は東スポ杯2歳ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

翌日阪神で行われるマイルCSの適性チェックはこちらから見れます🔽

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東スポ杯2歳ステークス 2022 血統適性評価基準

東京芝1800mで行われる2歳重賞。後のクラシックホースが多数出ているレースです。

長い直線での持続力でトニービンの血が優秀。2歳戦から活躍できるダンチヒヴァイスリージェントの血も優秀で注目しておきたいところ。

東スポ杯2歳ステークス 2022 出走馬適性チェック

ころめん
ころめん

過去に出走した重賞レースの回顧分析の記事をリンクしておりますので参考にどうぞ!

ガストリック

 父 ジャスタウェイ
 母 エーシンエポナ
母父 Curlin

母のエーシンエポナはJRAで3勝。米ダート6FG3勝ちのワイルドギャムスが祖母。母父のカーリンはドバイワールドカップ等ダート中距離G1を勝ちまくった種牡馬。母系は米国血統で、ヴァイスリージェントストームキャットを持ちます。父ジャスタウェイは仕上がりが早く2歳戦から活躍馬を出します。血統的にはこの舞台は合います。新馬戦は最後方から大外を回す如何にも大箱向きの競馬。同条件の新馬勝ちですから問題ないですし今後も伸びても問題無さそう。自分のペースで運んで終いを伸ばす競馬でどこまで。

血統:A 距離:B コース:A ローテ:C

シルトホルン

 父 スクリーンヒーロー
 母 シンメイミヤビ
母父 Langfuhr

母のシンメイミヤビは地方で3勝。ブラッドバローズキングストリートの甥。母父ラングフールは米国ダート7〜8FG1勝ち。父スクリーンヒーローはジャパンC勝ち。ダンチヒクロスやロベルトクロスなどを持ちパワーが強い印象。東京の2歳重賞には少し重すぎる血統かなと思います。走り自体は逆で軽い馬場の方が合うようで、北海道で4着7着の後の東京の未勝利で先行し快勝。先行して切れる脚を使うのでスローペースが合います。距離はこのくらいがベストでしょう。

血統:D 距離:B コース:A ローテ:C

シルバースペード

 父 シルバーステート
 母 サトノベリーニ
母父 キングカメハメハ

アーサーテソーロの半弟で、母母のピサノベネチアンはJRAで1勝。母系はキングカメハメハ×サンデー×ストームキャットで持続力とパワーが強く、父はシルバーステートウォーターナビレラロンなどの父。仕上がりが早く2歳戦から活躍してどれだけという血統なのかなと思います。距離は中距離くらいが合いそうです。東京のマイル戦で未勝利脱出。あまり速い上がりが使えるタイプではないですからある程度流れてくれた方が分があるのかなと思います。

血統:C 距離:B コース:C ローテ:C

ジョウショーホープ

 父 ミッキーロケット
 母 スターフォーユー
母父 アグネスデジタル

シゲルクロカジキの半弟でミトノゴールドテンキセキの甥。父ミッキーロケットキングカメハメハの後継で宝塚記念勝ち馬。母父アグネスデジタルシャマルサウンドキアラなどの母父。母系がパワーが強く父も重厚感がありますから時計がかかる馬場向きで東京の軽い馬場向きかと言われたらどうでしょうか。札幌2歳Sは外差し馬場を後方から外から差して4着。距離は問題ないと思いますからタフな競馬になって前が止まれば。

血統:C 距離:B コース:D ローテ:C

タイセイクラージュ

 父 サトノクラウン
 母 シェリール
母父 サンデーサイレンス

母のシェリールはJRA4勝。ムスカテールグロンディオーズの半弟で、愛ダービー勝ちのウイングドラヴや札幌記念勝ちのダイワカーリアンやこのレースを制したアドマイヤビッグの甥で、父のサトノクラウンは香港やタフ馬場でG1を勝った種牡馬で自身もこのレースを勝っています。母父サンデーサイレンスですが母母父がトップヴィルで重厚感があり1800m以上の方が距離は合いそうです。結構乗り難しそうな気性で溜めて良さが出るタイプではなさそう。気分良く前付け出来れば強いと思います。外枠の方が合いそうです。

血統:C 距離:B コース:A ローテ:B

ダノンザタイガー

 父 ハーツクライ
 母 シーズアタイガー
母父 Tale of the Cat

母は米国2歳牝馬チャンピオンのシーズアタイガーで米ダ7FG1のデルマーデビュータントS勝ち馬で米国AWG1を3勝したスマイリングタイガーの甥。父ハーツクライは今年のダービー馬ドウデュースなどの父で母系が米国血統なので成功例の多い配合。トニービンストームキャットの持続力を持ち、大箱コースは持ってこいの血統構成。新馬戦は差し届かずの2着でしたが、続く未勝利はあっさりと前を捕まえ勝利。末脚は堅実でスタートはやや不安があるのでゲートさえしっかり決まれば上位は十分圏内。距離は3歳春までは誤魔化しが効きそうですが、本質は2000mくらいがベストでは。

血統:A 距離:B コース:A ローテ:C

テンカノギジン

 父 エピファネイア
 母 モスカートローザ
母父 ディープインパクト

母のモスカートローザはJRAで2勝。スプリングS勝ちのフライングアップルやシリウスSなどダート重賞2勝のナイスミーチューの甥で、父エピファネイアエフフォーリアデアリングタクトなどクラシックで活躍馬を多く出し、母父ディープインパクトはサンデー系の大種牡馬。母系の奥がパワーが強く、父や母父でスピードを持ちますからバランスが取れた血統。新馬戦は新潟の1800mで4角で内をついて距離ロスなく運べて勝利。一瞬の脚がいい印象で直線までジッとしていた方が良さが出るタイプでしょう。展開に左右されるタイプだと思います。距離はもう少しあっても良さそうです。

血統:C 距離:C コース:B ローテ:C

ドゥラエレーデ

 父 ドゥラメンテ
 母 マルケッサ
母父 オルフェーヴル

祖母のマルペンサは亜ダートG1で3勝を挙げた名牝で、サトノダイヤモンドリナーテの甥にあたる血統。父のドゥラメンテタイトルホルダースターズオンアースの父で自身は2冠馬。母父オルフェーヴルステイゴールド系で欧州色を出すので全体的にパワーが強い血統。トニービンダンチヒ持ちですが軽い馬場に向くかと言われたら微妙な面があります。ダートで勝ち上がったように芝では少し切れ負けする可能性も。上がり勝負は避けたいので前目で自分のペースで。距離は伸びたほうが良さそうです。

血統:B 距離:C コース:C ローテ:D

ハーツコンチェルト

 父 ハーツクライ
 母 ナスノシベリウス
母父 Unbridled‘s Song

ナスノシンフォニーナスノフォルテアイリッシュムーンの弟で、母のナスノシベリウスはJRAで3勝。母父アンブライドルドソングコントレイルジャックドールの母父で、父がハーツクライなのでスワーヴリチャードと同じ配合。母系の奥にダンチヒエーピーインディの持続力も持ち、父系からトニービンも入り如何にも大箱向きの直線勝負に強い血統構成。新馬戦は中京2000mで内前有利な馬場を外から長く脚を使って完勝。この血統らしい持続力を見せました。本格化はまだ先のような感じはしますが、まともに走れればここでも勝ち負けでしょう。ある程度流れてくれた方が良さは出ます。ワンターン向きかは疑問。

血統:A 距離:B コース:B ローテ:C

フェイト

 父 リアルスティール
 母 サンタフェチーフ
母父 Wiesenpfad

スーパーチーフの半弟で、母のサンタフェチーフはJRAで3勝。独オークスを勝ったサロミナの甥で、サラキアサリオスの従兄弟にあたる血統です。母父ヴィーゼンプファトアルザオの系譜で欧州中距離〜マイルで活躍。父がリアルスティールアルザオのクロスを持ち母系にデインヒルが入るので東京のワンターンが向く印象。血統構成から本質はマイラーな気がしますが、2000mまでなら圏内だと思います。新馬戦の勝ち方がインパクト強く、今回は相手強化でしっかり最後まで脚を使わせなければならないあたり真価が問われる一戦になると思います。能力は高いですから当然勝ち負けになるでしょう。

血統:B 距離:B コース:A ローテ:B

ロックフリーク

 父 エピファネイア
 母 フロールデセレッソ
母父 スウェプトオーヴァーボード

母はJRAで3勝、ポトマックリバーの下で、ミッキードリームの甥にあたる血統です。父のエピファネイアはクラシックで活躍し、ジャパンCを圧勝した馬で、母父スウェプトオーヴァーボードオメガパフュームレッドファルクスの父でグローリーヴェイズヤマニンサンパの母父。母系にはトニービンが入り大箱に向く血統。母父の影響で芝では若干ジリっぽさは出る印象なので瞬発力勝負は向かなさそうです。上がりのかかる競馬が良い分長く脚を使う競馬に徹すれば。距離短縮はマイナスに出そうです。

血統:A 距離:C コース:B ローテ:D

東スポ杯2歳ステークス 2022 適性チェック 上位3頭

✔︎ガストリック
✔︎ダノンザタイガー
✔︎フェイト

以上の3頭をピックアップさせて頂きます!!

かなり将来性の高いメンバーが集まったと思います!ここを勝って来年のクラシックの主役になる馬が出てくるか注目です!!

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想はレース当日にパドックを見た後にTwitterにて買い目と共に公開していますのでよろしくお願いします!!

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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