日曜競馬もお疲れ様です!
早速ですが今日行われたW重賞レースの回顧をしていきたいと思います。
2本立てになりますので少々長くなりますが、お付き合いしていただけたら嬉しいです!
それでは、エプソムCから見ていきましょう!!
エプソムC回顧
着順
1着 | 5枠6番 | ノースブリッジ | 岩田康 | 1:46,7 |
2着 | 6枠8番 | ガロアクリーク | 石橋脩 | クビ |
3着 | 5枠5番 | ダーリントンホール | ルメール | クビ |
4着 | 8枠11番 | ジャスティンカフェ | 横山典 | クビ |
5着 | 2枠2番 | タイムトゥヘヴン | 戸崎 | アタマ |
結果は単勝4番人気の岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが直線半ばで抜け出し押し切って1着!2着はガロアクリーク、3着はダーリントンホールとなりました!1番人気のジャスティンカフェは4着に敗れました。
レースを振り返って
大方の予想通りトーラスジェミニがハナを主張して単騎逃げ。2番手には休み明けのコルテジアが行き、3番手に掛かり気味でノースブリッジが行く隊列になりました。
ペースは1000m通過が59.7。重馬場ということを考えたら思ったより流れているなという感じのペースです。
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m |
12.7 | 24.3 | 36.2 | 48.1 | 59.7 | 1:11.6 | 1:23.1 | 1:34.4 | 1:46.7 |
12.7 | 11.6 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 11.9 | 11.5 | 11.3 | 12.3 |
最初と最後の1ハロンが12秒台で中間は全て11秒台なので割と淡々と流れた印象ですね。
最後の直線は各馬内を開けて走る形に。早目に手応えよくノースブリッジが抜け出すと、外から勢いよくガロアクリーク、内からジャスティンカフェが伸びてきますが、ゴール前ノースブリッジがもう一踏ん張りを見せて優勝しました。
ジャスティンカフェは最後脚が甘くなり、ジリジリ伸びていたダーリントンホールに交わされ4着に。
今日の馬場はあまりにも後ろすぎると届かない馬場なので結果的に中団よりも前目の馬の1-2-3決着でした。
パトロール映像から見る回顧
スタートして先行争いの中ですが
トーラスジェミニがハナ主張する際に若干ノースブリッジを擦るような形に。そこまで影響はないように見えますが、元々行きっぷりのいいノースブリッジですから、他馬の近くだと折り合い欠きますし、あまり良い入りではなかったように思えます。
向こう正面の入り口1〜3着馬は近いポジショニングでした。
そして隊列が決まります。ノースブリッジが馬場のギリギリのラインでしょうか。青帽のヤマニンサンパは外に出せない体勢になりましたね。
最後方にいるジャスティンカフェはこの時点で内に決めているような乗り方ですね。
この乗り方を見ているとやはり距離の不安もある感じですし、先ほども書いた通り最後方から届くような馬場ではないのを考慮したら自然な形のように思えます。ペースも淡々とながれてますからね。なるべくロスなくというところでしょう。
コーナーでは各馬内に入りますが、ほとんどが直線外に行くような感じの乗り方です。
ダーリントンホールは手応えよさそうなノースブリッジの真後ろで終始競馬をしていますね。ガロアクリークはその外という形。
ジャスティンカフェは相変わらずのインベタ。
直線の入口で逃げたトーラスジェミニが外に出したことによって全馬外に行く格好になります。
ここからは問題の最後の直線です。赤がノースブリッジ、黒がジャスティンカフェ。
このまま真っ直ぐ行けばという感じですが、お互い乗り難しいのでしょう。
ノースブリッジはこの時点で内に体が向いてますし、ジャスティンカフェはこの画像の左ステッキで外に寄れる形に。
これだけ2頭が寄り合ってしまうわけですが、ノースブリッジの岩田騎手は終始右ステッキ入れてましたね。
画像ではわかり難いですがジャスティンカフェはステッキを右に持ち替えて左手綱で内に引っ張りながらという感じで追ってますが、こちらも外に大分張っている感じで終始走ってました。
それでもノースブリッジはどんどん内に来ましたからね。ジャスティンカフェも少し追いづらい感じでしたが、そもそも脚がもうなかったので、不利はあったものの限界があった感じですね。
馬体を併せるところまで行けてないですし、馬場は悪いとはいえ内がかなり空いているので進路は全然ありますからね。こちらが見ているほど手応えはなかったように思えます。
逆に外のガロアクリーク、ダーリントンホール、5着のタイムトゥヘヴンは前がいなくなり真っ向勝負という感じでした。
各馬の評価
ノースブリッジ
直線斜行気味とはいえ、かなりのポテンシャルを感じる勝ち方でした。
一瞬2着馬が勝ったと思いましたがそこからもうひと伸びしたので根性ありますね。
ただこの馬場とこのペースでさえ引っかかるので課題はまだまだ残されていると思います。3番手で我慢できたことは収穫ですし、精神的に大人になっていけば更に上のメンバーでも戦えますね。
ガロアクリーク
鞍上のコメントにもある通り、馬場の良いところを通ってリズム良く走れていたのがかなり大きいと思います。
直前のゲリラ豪雨での重馬場もプラスに働いたように思えますし、中山巧者のような戦績から一変、東京でも好走したあたり、条件次第では重賞を再び勝てるかもしれません。
ダーリントンホール
イメージ通りやっぱり決め手不足といったところでしょうか。重馬場も味方したと思いますし、道中の位置取りも申し分なかったので善戦が良いところでしょうか。
様々な条件を試して最適な条件が見つかればといった感じの印象を受けました。
ジャスティンカフェ
距離延長、重馬場がマイナスに出た感じですね。マイルがやはりベストでしょう。
反応が良すぎる感じもするので道中かなり気を使わなければならなさそうなだけに横山典騎手とはかなり手はあっていると思います。立て直してもう一度というところでしょう。
ザダル
大外枠でも上手く良いポジションに収まったと思ったんですが、重馬場に58キロが敗因でしょうか。
少しわかりませんが、もう少しやれても良いはずなので見限るのはまだ先でしょう。
函館SS回顧
着順
1着 | 4枠7番 | ナムラクレア | 浜中 | 1:07.2 |
2着 | 6枠11番 | ジュビリーヘッド | 横山和 | 2.1/2 |
3着 | 3枠5番 | タイセイアベニール | 鮫島駿 | 3/4 |
4着 | 8枠16番 | レイハリア | 松岡 | アタマ |
5着 | 1枠2番 | キャプテンドレイク | 藤岡康 | クビ |
結果は3歳牝馬50キロの軽斤量で1番人気のナムラクレアが突き抜け優勝!2着はジュビリーヘッド、3着はタイセイアベニールという結果になりました!
レースを振り返って
ゲートはプルパレイが出遅れますが、あとの各馬は好スタートで大外のレイハリアが果敢にハナを取りに行きますが、やはりという感じでビアンフェが行き切りました。
この時点でナムラクレアは3番手、シゲルピンクルビーが4番手、キルロードが5番手という隊列。その後ろにジュビリーヘッド、プルパレイも巻き返して好位で競馬という形でした。
200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m |
11.7 | 21.9 | 32.8 | 44.0 | 55.2 | 1:07.2 |
11.7 | 10.2 | 10.9 | 11.2 | 11.2 | 12.0 |
ペースが速かったですね。最初の600mの通過が32.8。逃げた1頭だけとかではなく、先行集団はほぼ団子のような形でしたし前にいる馬にな厳しい流れだったかもしれません。
直線入口ではビアンフェの手ごたえは怪しく、レイハリアに捕まってました。ナムラクレアは楽々追走という形で手応えよく突き抜けました。
パトロール映像から見る回顧
スタートしてビアンフェが逃げ、レイハリアの後ろでナムラクレアという形。その後ろにジュビリーヘッドがつける形。3着馬のタイセイアベニールは最初から内という感じで乗ります。
こう見るとナムラクレアは7番で内にキルロードとシゲルピンクルビーがいてよかったですね。枠の並びが逆だったらこんなにスムースに抜け出せてなかったです。
ナムラクレアにとっては外に馬がいないので絶好のポジション。その後ろのジュビリーヘッドもナムラクレアの後ろなので自分の手応えがあれば楽に直線に向けます。
4コーナーの時点でビアンフェはもう脚がない感じ。レイハリアがまだ余力あったので更にナムラクレアには絶好でした。レイハリアが内に切り込みながらコーナー回ったので自然と前が開きましたね。
この時点で1着馬、2着馬は形ができていたのであとは追うだけ。
最後の直線はレイハリアの動きが大分後ろをごちゃつかせた感じですね。更に内に行くのでこの後キルロードが外に切り替える形になります。
レイハリアが更に内に行き、その後ろにいたキルロードは更に外に切り替え、更にもう1頭後ろにいたプルパレイはキルロードとシゲルピンクルビーの間(赤線のところ)を割ろうとしてたのですが、早い流れで先行していた分、シゲルピンクルビーも余力がなかったので大分ふらついてました。
↓のビアンフェは既に垂れていたので、キルロードとプルパレイが外に入った内を3着馬のタイセイアベニールは狙った形になりました。レイハリアも4着に残る脚があったので綺麗に進路を作ってくれましたね。
結果的にプルパレイは挟まれる形になってしまい追えずでした。手応えがよかっただけにもう少し待ってればタイセイアベニールの進路は空いていたのですが。
ここは紙一重ですね。タイミングが噛み合わなかったです。
各馬の評価
ナムラクレア
これは斤量の恩恵とかではなく、普通に強い競馬でした。久々の1200mで着いていけるか心配していたのですが、余計な心配でしたね。
確実に秋のスプリント戦線で主役になれるだけのポテンシャルはあります。
父ミッキーアイルの背中を知る浜中騎手との相性も抜群ですからこれからも期待が高まります。
ジュビリーヘッド
とてもロスなく有力馬の後ろで理想的に運べましたし、このペースでも着いていけたのはかなりの収穫でしょう。
勝ち馬との斤量差も6キロというのを考えると価値ある2着ですし、この馬自身も力をつけています。
タイセイアベニール
ペースも早く展開も向いたのとインベタで進路が上手く確保できたのが大きいと思います。
近走は掲示板安定していますから夏の重賞戦線では戦えるくらいのポテンシャルはありそうです。
展開に左右されそうなのでハマればというタイプでしょう。
レイハリア
早いペースで外から2番手追走して4着ですから復調してきているのではないでしょうか。
夏は昨年もキーンランドCを勝っているので、洋芝適正も高いのでしょう。
キルロード
流石に1分7秒台はこの馬には厳しかったかなと。それでも6着と大きく負けてないですし、もう少し時計が掛かればこのクラスでも十分勝ち負けになりそうです。
ヴェントヴォーチェ
思ったより走らなかったですね。ついていくのでやっとという感じに見えました。流石に早いペースですので現状もう少し緩んだ方が良いのかもしれませんね。
重賞初挑戦でしたので今後巻き返しに期待したいです。
シゲルピンクルビー
ハイペースの追走で終わってしまいました。直線で余力がなかったですから高速決着は歓迎しないのかもしれません。
前走勝った中京のような競馬場の方が時計は掛かりますし、舞台設定さえしっかりすれば再度チャンスはあると思います。
プルパレイ
出遅れ気味でも二の脚は凄かったですし、前が壁になりましたが1200mでも全然大丈夫ですね。スタート決まれば先行もできますし、まだまだ3歳ですから
ビアンフェ
行きっぷりが悪いのかと思いましたがペースを見たらかなり早いペースでした。
32.8のペースは2年前のスプリンターズSでのペースと同じです。その時も16着大敗でしたから単純にオーバーペースですね。もう少し楽に逃げる展開になればということでしょう。
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まとめ
今日はエプソムCで◎ノースブリッジと○ダーリントンホールの単勝とワイドの2点のみ購入していたのですが、見事ハマってくれたので嬉しかったです。
函館SSは◎ビアンフェが16着でしたので申し訳ございませんという気持ちです。
来週はユニコーンSとマーメイドSの日曜W重賞です!気合い入れていきましょう!!
それでは長々とありがとうございました!!
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