【富士ステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

富士S 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年10月21日(土) 東京競馬場 芝1600m 富士ステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は富士ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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富士ステークス 2023 血統適性評価基準

東京マイル戦のGⅡレース。

ロードカナロアなどストームキャット持ちが好走傾向にあるレースですが、GⅡに格上げしコース形態的にも実績馬が上位には来やすい。

富士ステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

イルーシヴパンサー

 父:ハーツクライ
 母:イルーシヴキャット
母父:キングカメハメハ

ステラロッサやダイレクトキャッチの甥で母のイルーシヴキャットはキングカメハメハ×ストームキャットの繁殖で血統的にはこのレースには相性は良いでしょう。東京のマイルは戦績的にも条件は合うんだろうなという半面、このクラスだと決め手に欠けるのも事実。中京開催の京都金杯を制したようにタフな舞台の方が力は出せるのかもしれません。父ハーツクライだし案外1800mの方が差し込めるのかも。

血統:B    距離:B    コース:B     ローテ:C

エターナルタイム

 父:ロードカナロア
 母:マジックタイム
母父:ハーツクライ

母はダービー卿チャレンジトロフィーやターコイズSを制したマジックタイム。それに父がロードカナロアだから血統的にはこのレースに向く血統ではあります。全4勝は東京で、そのうちマイルは3勝。前走多摩川Sは1400mでしたが楽に追走出来ていましたし、本質はマイルよりも短いところなのかもしれません。母系がパワー型というのもありますから上がりを求められるよりは多少タフな流れになった方がマイルなら差し込み易いのではないかと思います。能力はありますし重賞初挑戦でも侮れない存在でしょう。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:C

キラーアビリティ

 父:ディープインパクト
 母:キラーグレイシス
母父:Congaree

2年前のホープフルSを勝ったGI馬で、昨年の中日新聞杯も制しています。父ディープインパクトに母は北米2歳牝馬チャンピオンのキラーグレイシスという血統。この血統なら仕上がり早く若駒戦から活躍するのは納得。今回初のマイルですが、気性的な面からは距離短縮は面白いと思います。どちらかというと揉まれない展開に持ち込めれば力は出しやすいと思いますし、そういうポジショニングが取れるかが鍵になると思います。時計は掛かった方がいいかもしれません。

血統:B    距離:B    コース:B    コース:B

ジャスティンスカイ

 父:キタサンブラック
 母:リアリサトリス
母父:Numerous

リアリトスやセナリスト、ダニーデンの兄弟で、4代母まで遡るとリヴィエラドールでそこからバラ一族へ繋がる牝系にあたります。キタサンブラック産駒の牡馬で、馬格もしっかりしていて如何にも大箱向き。前走米子Sは出遅れからのハイペース追走と脚が溜まらなかったし、東京の方が流れ的には合うと思います。不利のないように回って来れれば力は十分通用すると思いますし、1発怖い存在に。

血統:C    距離:A    コース:A    ローテ:B

ステラヴェローチェ

 父:バゴ
 母:オーマイベイビー
母父:ディープインパクト

ゴスホークケンの甥で、21年神戸新聞杯勝ち馬。昨年のドバイCS以来およそ1年7ヶ月ぶりの実戦復帰。間隔も開いてしまっていますから掴みにくい所はありますが。バゴ産駒らしく道悪が巧いながら母父ディープインパクトの柔らかさも引き継いでいる印象。条件は割と不問でダービーや皐月賞も好走、菊花賞、有馬記念も4着と崩れず走ってきていました。マイルは2歳戦以来。久々だし時計勝負は流石にという感じはしますが、ファンが多い馬だし先ずは無事に。

血統:C    距離:B    コース:B     ローテ:D

ソーヴァリアント

 父:オルフェーヴル
 母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス

マジックキャッスルやソーダズリング、ソーグリッタリングなど兄弟で、チャレンジCを昨年、一昨年と連覇。父オルフェーヴルに母父シンボリクリスエスというパワーに寄った配合で、馬格はありますが、機動力に富む小回り巧者です。マイルが合うかと言われると微妙で1800mがベターな気も。正直距離よりも大箱ワンターンに向くかが疑問。未知な部分が多いですが、地力でどこまで。

血統:C    距離:C    コース:D    ローテ:C

タイムトゥヘヴン

 父:ロードカナロア
 母:キストゥヘヴン
母父:アドマイヤベガ

桜花賞馬キストゥヘヴンの仔で、昨年のダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬。父ロードカナロアに母系がノーザンテーストを持つパワー型。脚は使うんだけどそう長く使えないというのが現状で決め手に欠ける現状。春先までは短いところ向きなのかなというのも思っていましたが、位置取りなどを考えると案外距離はマイル以上に伸ばした方が面白そう。展開に左右される分上がりの掛かる決着になってほしいところで、東京よりも中山向き。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

ダノンタッチダウン

 父:ロードカナロア
 母:エピックラヴ
母父:Dansili

ダノンザキッドやミッキーブリランテの半弟の3歳牡馬。朝日杯FS2着、NHKマイルC4着の実績です。兄弟も大型ですが、本馬は550キロ前後のサイズで如何にも大箱向き。徐々にネジが締まってきた感じはしますし、この夏でどこまで成長しているかはとても楽しみな存在。血統的にもロードカナロア産駒ですし、条件は抜群だと思うので古馬との力関係次第でしょう。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:C

ナミュール

 父:ハービンジャー
 母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー

ラヴェルの半姉で、昨年のチューリップ賞勝ち馬。母サンブルエミューズはキョウエイマーチの牝系で、父はダイワメジャーらしくマイルで活躍。ハービンジャー産駒で、血統全体にリファールのクロスを持ちます。コーナリングは上手くないし大箱向きですが、今春のヴィクトリアマイルや安田記念からもピュアマイラーとは言い難く、ベスト舞台は東京2000m〜1800mあたりのように感じます。休み明けは走るのでその点は問題ないでしょう。

血統:B    距離:C     コース:A    ローテ:B

マテンロウオリオン

 父:ダイワメジャー
 母:パルテノン
母父:キングカメハメハ

昨年のシンザン記念の勝ち馬で、母はキングカメハメハ×トニービンという血統のパルテノン。祖母にあたるレディパステルはオークス馬。その肌に父がダイワメジャーだから東京マイルという舞台設定はドンズバの血統構成。3歳春以降戦績は不振気味ですが、内容は徐々に良化してきている印象。ダイワメジャー産駒らしくポジション取れるようになればいい方向に転ぶのかなとは思いますから今回も位置取りは課題に。展開次第では上位に食い込めても驚かない存在だとは思います。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:C

ユニコーンライオン

 父:No Nay Never
 母:Muravka
母父:High Chaparral

仏芝6FGIのモルニ賞勝ちのザワウシグナルの半弟で、父のノーネイネヴァーもモルニ賞を勝ったスプリンター。母系が粘り強さがある血統構成で、サドラーズウェルズにシャーリーハイツ、シャーペンアップをもつハイシャパラルが母父。宝塚記念などで好走したりする中距離馬のイメージですが、血統背景的にはマイルも悪くないでしょう。緩急付けるよりはワンペースの方が良い分東京のような広いコースは疑問ではありますが、展開に恵まれれば面白い存在に。

血統:C    距離:C    コース:C    ローテ:C

レッドモンレーヴ

 父:ロードカナロア
 母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト

ランフォザローゼスの半弟で、母はエアグルーヴの仔でグルヴェイグと同血のラストグルーヴ。父はロードカナロアで、この一族にキングカメハメハ系統の組み合わせは鉄板配合。京王杯SC勝ちからもマイラーというよりはスプリンター適性が高いのかなという印象ですが、ハイレベルの安田記念で6着とポテンシャルは上位ですし、展開嵌ればすべて飲み込めてもおかしくはないでしょう。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:C

富士ステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎ダノンタッチダウン
✔︎ジャスティンスカイ
✔︎レッドモンレーヴ

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

10月22日(日)京都11R 菊花賞

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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重賞出走馬適性チェック
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