【ターコイズステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

ターコイズS 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年12月16日(土) 中山競馬場 芝1600m ターコイズステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はターコイズステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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ターコイズステークス 2023 血統適性評価基準

暮れの中山マイルで行われる牝馬限定重賞。

ロベルトキングマンボのパワーが優秀。ステイゴールドなどのノーザンテースト持ちも悪くないので評価したいところ。

ターコイズステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

アナザーリリック

 父:リオンディーズ
 母:アンソロジー
母父:サクラバクシンオー

ビターグラッセの半姉でポップロックやスピードリッパーの姪。父のリオンディーズは朝日杯を制したシーザリオ一族でキングカメハメハの後継。母父サクラバクシンオーに母系の奥のボールドルーラーでパワー型に。昨年の福島牝馬S以来勝ち星から遠ざかっていますが、前走の福島記念は勝負どころでブレーキが掛かるシーンも。血統構成的にもトリッキーなコース形態は歓迎だと思いますし、牝馬限定の中山マイルで見直しは可能でしょう。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

ウインピクシス

 父:ゴールドシップ
 母:コスモアクセス
母父:ロージズインメイ

母のコスモアクセスはJRA4勝。祖母のコスモスカイラインはJRAで3勝。父ゴールドシップはステイゴールド系のスタミナ豊富な種牡馬。母父ロージズインメイだから掛け合わせはユーバーレーベンと同じで母系もロベルトを持つので構成はかなり似ています。先行力が武器でクイーンS2着、前走福島記念でも前が苦しい展開、4コーナーでスムースさを欠いた中の4着なら力は示していると思います。マイルよりは1800m向きだとは思いますが、ここでも自分の良さが活きる展開になるのならば勝負にはなる1頭だと思います。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

キタウイング

 父:ダノンバラード
 母:キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー

ストーミーシーやトキメキ、カヨウネンカの姪で、父のダノンバラードはディープ産駒のなかでも時計の掛かる馬場向きの血統で、母父アイルハヴアナザーはロベルト内包するパワー型種牡馬。母系の奥がニジンスキーやリファールを持つので、前で受けるよりも後方から差し脚を活かす競馬が合うタイプ。フェアリーSを勝っているように中山のマイルは良い舞台。内をスムーズに捌ければ上位への食い込みがあっても驚きません。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ :B

クリノプレミアム

 父:オルフェーヴル
 母:ダンシングクイーン
母父:Giant’s Causeway

トーホウアラビアンの半姉で、母のダンシングクイーンはJRAで1勝。父のオルフェーヴルはステイゴールド系。母系がストームバード、ゴーンウエストとスピードの持続力血統にスタミナ系の父で中距離に適性が出る血統構成でしょう。中山コースは大得意ですが、マイルよりは1800mのツーターンコース向きでしょう。とはいえ、昨年の京成杯AHで2着とこなせないわけではないので、巻き返しがあっても。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

コナコースト

 父:キタサンブラック
 母:コナブリュワーズ
母父:キングカメハメハ

母はJRA4勝で、祖母のアンブロワーズは函館2歳S勝ち馬。テオドールやロシュフォールの姪で、4代母はバレークイーンだからファミリーにはダービー馬のフサイチコンコルドや皐月賞馬のアンライバルドなどがいます。父キタサンブラックはディープの全兄弟のブラックタイド産駒で中長距離GIを7勝。イクイノックスやソールオリエンスの父。母父キングカメハメハにその奥がフレンチデピュティとスピードと器用さを兼備した構成。中山マイルは合う条件と見ますし、桜花賞のような上品な競馬が出来ればここは勝ち切れる舞台でしょう。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:A

サウンドビバーチェ

 父:ドゥラメンテ
 母:スクービドゥー
母父:Johan Cruyff

母のスクービドゥーは伊G3の勝ち馬で、半姉にプリンセスムーンのいる血統。ドゥラメンテに母系にシャーペンアップは成功例の多いパターンで、シャーリーハイツも持ち前目でしぶといタイトルホルダーのイメージも彷彿。母父ヨハンクライフはデインヒルの後継のマイル〜中距離馬。マイルだと若干ジリっぽい面もあるので時計が掛かる中山はプラスでしょう。1800mあたりがベターな気はしますが、前で持ち味活かす展開になれば上位争い。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

サーマルウインド

 父:ドレフォン
 母:ラフィエスタ
母父:スペシャルウィーク

リトルウインディーの半姉で、いとこにアドマイヤミヤビやルフトシュトロームがいる血統。曾祖母はウインドインハーヘアはディープインパクトやブラックタイドを輩出した名繁殖牝馬。父のドレフォンは芝ダートで活躍馬を出すストームキャット系種牡馬。中山マイル自体は悪くないのかなとは思いますが、レースっぷりを見ていると大分気が勝ってるので、距離延長がどう出るか。能力は非凡なものを持ってると思いますし、通用はするでしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:D

ソーダズリング

 父:ハーツクライ
 母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス

母は桜花賞3着のソーマジック。ソーグリッタリングやマジックキャッスル、ソーヴァリアントの半妹という良血馬。父ハーツクライはトニービン内包のサンデー直仔で、母父のシンボリクリスエスはロベルト系で馬力が強い血統。ローズSで不安視していた距離はマイルへ短縮し前走快勝。大箱でも問題は無いタイプでしたが機動力が活きる中山はイメージとしては合うので、スムーズに立ち回れればここでも上位争いは可能でしょう。

血統:B     距離:A     コース:A    ローテ:C

ヒップホップソウル

 父:キタサンブラック
 母:ダンスファンタジア
母父:ファルブラヴ

母のダンスファンタジアはフェアリーS勝ち馬で、祖母のダンスインザムードはダンスインザダークやダンスパートナーの全きょうだいで桜花賞とヴィクトリアマイル覇者。父キタサンブラックのスタミナ志向に、母のマイル色が合わさり本馬は中距離馬に。中山コースは相性が良く、紫苑S勝ちやフラワーC2着の実績。マイルよりも1800m~2000mがベストディスタンスだとは思いますが、前目で受けて押し切る競馬が出来ればここでも面白い存在に。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

フィアスプライド

 父:ディープインパクト
 母:ストロベリーフェア
母父:Kingmambo

ミッドサマーフェアやソフトフルートの下で、パワーホールの叔母。祖母はBCジュベナイルフィリーズなどを制した全米2歳牝馬チャンピオンのストームソング。オーダーオブセントジョージやアイスストームのイトコにあたる血統です。ディープインパクト×キングマンボの配合に母系がストームバードのラインを持ちますから大箱ベストの構成。前走の府中牝馬Sはスローを後方から追い上げて4着。一瞬の脚はあるのですが、最後は脚色同じになりましたしマイルになるのは間違いなくプラス。昨年3着の舞台ですし、中山自体もそう悪くないと思っていますから、巻き返しは十分でしょう。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:A

フィールシンパシー

 父:ベーカバド
 母:スマートシンパシー
母父:ダンスインザダーク

兵庫チャンピオンシップ勝ち馬のインタータイヨウの姪。父のベーカバドはフランスで活躍したグリーンデザートの系譜の種牡馬。母父ダンスインザダークは菊花賞勝ち馬。父系によってパワー型になっている印象もあり、中山コースにも良績あり。近走は先行するスタイルが確立しいよいよ本格化した印象。このクラスでもいい勝負は出来るレベルにあると思いますし、スムーズなら上位に食い込める。

血統:C    距離:A    コース:B    ローテ:C

ミスニューヨーク

 父:キングズベスト
 母:マンハッタンミート
母父:マンハッタンカフェ

母のマンハッタンミートはJRA1勝。メイショウオーパスの半妹で、父のキングズベストはキングマンボ系でエイシンフラッシュの父。母父マンハッタンカフェは有馬記念や菊花賞、天皇賞・春を制したステイヤー。キングズベスト×マンハッタンカフェはトーラスジェミニと同じでスピードよりパワーに振れています。ターコイズS連覇のように中山マイルは庭。混合戦でも3着の前走を見てもここのレースならやはり上位の一角に。3連覇も可能。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:A

ライトクオンタム

 父:ディープインパクト
 母:イルミナント
母父:Quality Road

母のイルミナントは米芝9FGI勝ち馬で、父は大種牡馬ディープインパクト。母系が米国のゴーンウエスト系やダンジグとインリアリティを持ち血統的な仕上がり面はかなり高いといえます。春のクラシックとクイーンSは凡走していますが素質は高い馬。身体が増えてこないのでもう一段階成長してほしいところですが、中山マイルの時計の掛かる条件自体は悪くないかなと思います。揉まれ弱いのでここも先手になるか。

血統:C    距離:B    コース:B     ローテ:C

ルージュエクレール

 父:エピファネイア
 母:マーブルケーキ
母父:キングカメハメハ

祖母シラユキヒメで、母はブチコ、シロニイの全きょうだい。いとこにソダシやママコチャのいる白毛一族。エピファネイア×キングカメハメハは牝馬3冠馬のデアリングタクトやイズジョーノキセキと同じ配合になります。見た目からもパワー型に映りますし中山コースは合うと思います。前走の秋風Sは展開もハマって更にかなりスムーズに捌けた印象ですが、決め手はいいものがありますし、一発は秘めた存在に感じます。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:B

ルージュスティリア

 父:ディープインパクト
 母:ドライヴンスノー
母父:Storm Cat

祖母のワンデスタは米国芝9F~10FでGIを3勝。父ディープインパクトに母父ストームキャットはキズナ、ラヴズオンリーユーなど活躍馬を数々輩出したニックス。母系の奥のニジンスキーからも末脚が切れるタイプで大箱向きの血統構成。中距離馬だと思うのですが、気性面がネックで試行錯誤している感じが伝わるレース選択。1400mよりはマイルでいいでしょう。中山の多頭数なら揉まれないのが吉か。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:B

ルージュリナージュ

 父:スピルバーグ
 母:パンツァネッラ
母父:ルーラーシップ

4代母はフェアリードールなので、トゥザヴィクトリーやデニムアンドルビーなどと同牝系にあたります。父のスピルバーグは天皇賞・秋を制したディープインパクトの後継で、トーセンラーの全弟。母父ルーラーシップは香港QE2Cを制したキングカメハメハの後継。前走のような大箱1800mが合うタイプだと思いますが、ここに来て成長力を見せていますし、来年がピークになるかなという印象。展開次第で一発は十分秘めていると思います。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

ターコイズステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬5頭

✔︎コナコースト
✔︎ミスニューヨーク
✔︎キタウイング
✔︎フィアスプライド
✔︎ルージュエクレール

以上の5頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

12月17日(日)阪神11R 朝日杯FS

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