【天皇賞・春 2024】出走馬適性チェック✔︎

天皇賞・春 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年4月28日(日) 京都競馬場 芝3200m 天皇賞・春 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は天皇賞・春への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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天皇賞・春 2024 血統適性評価基準

京都外3200mで行われる伝統のG1レース。

スタミナよりもスピード重視で下りに強いプリンスリーギフトや、京都に向くディープインパクトマンハッタンカフェを中心に。

天皇賞・春 2024 出走馬適性チェック✔︎

ゴールドプリンセス

 父:ゴールドアクター
 母:ゴールドエルフ
母父:キングヘイロー

母ゴールドエルフは地方で6勝。父のゴールドアクターはスクリーンヒーローの後継種牡馬で、有馬記念ウイナー。母系はキングヘイローやテンビーとスピード志向が強めの血統構成。距離は長いところに向くとは思いますが、ロベルトが強い見た目ではあるので、前走のように時計が掛かる馬場、阪神の内回りの方が合うかも。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

サヴォーナ

 父:キズナ
 母:テイケイラピッド
母父:スニッツェル

アイムユアドリームやレオパルディナのイトコにあたる血統のキズナ産駒。母父スニッツェルはデインヒルの後継種牡馬で豪州短距離馬。キズナ産駒の牡馬という重さを母系のスピードで緩和させた配合で、中長距離戦を前で受けて粘り込むスタイルで成功。本質3200mだと長いと思うので、京都で軽い馬場が理想だと思います。前走よりは条件は合いそうですし、自ら動けるポジションで流れに乗りたい。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

サリエラ

 父:ディープインパクト
 母:サロミナ
母父:Lomitas

サラキア、サリオス、サフィラの兄妹で、イトコにスーパーチーフやフェイト、近親にシュネルマイスターに繋がるセルエンホルデのいる血統。小柄なディープインパクト産駒の牝馬ですが、大箱に向くフットワークの大きさが武器。距離は問題ないことは前走でハッキリしましたし、操縦性は高い部類なのであとは力関係になりそう。パンパンの良馬場でも悪くはないと思いますが、多少馬場が渋った方がベターかも。

血統:B    距離:B    コース:B     ローテ:B

シルヴァーソニック

 父:オルフェーヴル
 母:エアトゥーレ
母父:トニービン

母のエアトゥーレは阪神牝馬S勝ち馬でモーリスドゲスト賞2着。キャプテントゥーレやアルティマトゥーレ、クランモンタナ、アムナミダブツなどの兄弟で、祖母はムーランドロンシャン勝ち馬のスキーパラダイスという血統。父オルフェーヴルはステイゴールド系のスタミナ血統で、母父トニービンからも戦績通り距離は全く持って問題はないでしょう。牝系がスピードを持つし、阪神内よりは京都外向きだとは思うので、前走よりは条件的に上積み有り。年齢的にはどうかも、久々を叩いて本番で巻き返す。

血統:A     距離:A     コース:A    ローテ:B

スカーフェイス

 父:ハーツクライ
 母:スプリングサンダー
母父:クロフネ

春の天皇賞を制したスズカマンボの甥で、母は阪急杯やCBC賞で2着になったスプリングダンサー。スズカメジャーの半弟です。父ハーツクライに母父クロフネはチェスナットコートやアドマイヤミヤビと同じ。見た目的にも長いところは問題ないタイプではあるのですが、直線一気に賭けるところはあるので、京都外回りよりは阪神外回りではあると思います。ここは上がりが掛かる注文は着くかも。

血統:B     距離:B    コース:D    ローテ:C

スマートファントム

 父:ハービンジャー
 母:スマートアイリス
母父:ディープインパクト

マイネルレーニアの甥で、近親に天皇賞・春勝ち馬ジャガーメイルのいる血統。父ハービンジャーはデインヒルの系譜でキングジョージをぶっちぎった名馬。ブラストワンピースやディアドラ、ペルシアンナイトなどの父。母父ディープインパクトはヒンドゥタイムズと同じ。血統的には申し分ない感じはしますが、父系が強い見た目ではあるので京都なら道悪になった方がいいのかなという印象。力関係はさて置いても時計勝負にならなければ馬券圏内はあるかもしれません。

血統:A     距離:B    コース:C    ローテ:C

タスティエーラ

 父:サトノクラウン
 母:パルティトゥーラ
母父:マンハッタンカフェ

母はJRAのマイル戦を3勝。4代母はクラフテイワイフだからカンパニーやトーセンジョーダンが出る牝系。父のサトノクラウンは香港や宝塚記念などを制したタフ馬場の鬼で、母父もマンハッタンカフェだからスタミナ型。フレンチデピュティやテーストが母系に入るのでスピードや前向きさもしっかり遺伝し、バランスの取れた血統構成。前走は2000mには疑問があったし、内回りよりも広いコースでの方がこの馬の良さは出るし、距離延長と京都変わりで巻き返しは十分あるでしょう。

血統:A      距離:B     コース:A     ローテ:B

チャックネイト

 父:ハーツクライ
 母:ゴジップガール
母父:Dynaformer

母はアメリカンオークス勝ち馬のゴシップガールで、父はトニービン内包のハーツクライ。母父はロベルト系のダイナフォーマーという構成。母系が出ている雰囲気でパワー型な分、瞬発力勝負よりは上がりが掛かる競馬に向くのかなと思います。京都長距離でもコース的な問題はないと思いますが、根本的なスピード面がこのメンバーに入ってどこまで通用するかでしょう。道悪は苦にしないし、一雨欲しい。

血統:B     距離:B    コース:B     ローテ:C

ディープボンド

 父:キズナ
 母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー

ローレルゲレイロのイトコで、近親にノースブリッジやタッチウッドなど。キズナ産駒の牡馬はパワー志向強めで、牝系の短距離志向とバランスの取れた配合。天皇賞・春では3年連続2着と勝ち切れないタイプではありますが、とにかくしぶとく粘り強い走りが武器で中長距離に自信。阪神大賞典→天皇賞・春のローテは4度目。京都の下りと相性はいいし、ここも自分の形に徹すれば上位食い込みは当然可能。時計勝負は厳しくも、道悪よりは良馬場で。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

テーオーロイヤル

 父:リオンディーズ
 母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ

ダートで活躍しているメイショウハリオの半弟で、メイショウカドマツの甥にあたります。リオンディーズ産駒ですが割と小さめで肉付き少ないタイプで長距離適性が高くでました。近3走は3000m以上の重賞で結果を出していますが、逆にその点が京都特有のスピード決着になった時の懸念にはなりそう。前走阪神大賞典は稍重で想像以上のパフォーマンスだったし、多少馬場が渋った方がベターなのかも。地力と勢いで勝ち切るか。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:C

ドゥレッツァ

 父:ドゥラメンテ
 母:モアザンセイクリッド
母父:More Than Ready
 

ニュージーランドオークス勝ち馬のモアザンセイクリッドの仔で、父ドゥラメンテはキングカメハメハの後継のダービー、皐月賞の2冠馬。種牡馬としてもタイトルホルダーやリバティアイランド、スターズオンアースなど大活躍しています。ドゥラメンテの重厚感に、母父モアザンレディのスピードがいい塩梅にマッチした中距離血統でしょう。母系に対しては京都に強そうな血ではありますし、菊花賞では大外の不利も何のそのでの圧勝。ステイヤーでは無いと思いますが休み明けの金鯱賞の内容も悪くはないですし、従順さと地力の高さで制するか。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

ハピ

 父:キズナ
 母:クイーンパイレーツ
母父:キングカメハメハ

ダノンアイリスやダノンフォワードの甥で、祖母のカルフォニアネクターは米ダート7FのサンタイネスS勝ち。父キズナにキングカメハメハが母父でパワーが強く、時計がかかる馬場向きの血統で、ストームキャットのクロスで持続力を強化しているので長く脚を使えます。デビューからダートで重賞でも好走を続けていましたが勝ち切れない現状で、前走は初芝の大阪ハンブルクCで直線伸びてはきましたが直線スムーズさを欠いた内容の9着。芝自体は問題ないですが、スタミナパワーに寄ってるタイプだし、京都よりは阪神の急坂があった方がいいでしょう。ここも相手なりには走っては来そうです。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

ヒンドゥタイムズ

 父:ハービンジャー
 母:マハーバーラタ
母父:ディープインパクト

母のマハーバーラタは1勝馬で、リアンクールの半兄。デイトユアドリームの甥なのでタイセイドレフォンがイトコにいる血統。父のハービンジャーはデインヒル経由のダンジグ系。リファールのクロスと母系のヌレイエフで京都の外回りは血統的にも合います。元々2400mでも長いと書いては来ましたし、一気の距離延長で新味が出るかどうか。道悪になることが最低限の条件にはなって来そうです。

血統:B    距離:E    コース:A    ローテ:D

プリュムドール

 父:ゴールドシップ
 母:シュヴァリエ
母父:フレンチデピュティ

ゴールドパラディンの半妹で、ハギノエポレットの姪にあたります。近親にタニノギムレットのいる血統で、父ゴールドシップのスタミナも活きてステイヤーズSで2着の好走歴。前走も4着と長丁場での適性は見せていますが、京都よりも阪神向きに感じます。道悪になった方が上位のチャンスは出てくるかもしれません。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

ブローザホーン

 父:エピファネイア
 母:オートクレール
母父:デュランダル

母のオートクレールはJRA4勝(1200~1600)。デザートスネークの甥にあたる血統で、近親にはダイヤモンドS2着のジョーヤマトがいます。父エピファネイアはジャパンC、菊花賞勝ち馬で、母系のスピードと合わさり中距離馬に出ました。細身な牡馬で、長いところに向くアウトライン。3200m自体は長いと思いますが、京都の外回りなら守備範囲。緩い馬場での実績が目立ちますが、良馬場でも問題はないでしょう。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

マテンロウレオ

 父:ハーツクライ
 母:サラトガヴィーナス
母父:ブライアンズタイム

サウスビクトルやインスピレーションの下で、マイスタイルのイトコにあたる血統。母のJRA3勝はダート1000m、1200mで、それに父が長距離志向のハーツクライだから中距離馬に出るのは順当で、母系がブライアンズタイムとダンジグで機動力パワーを備えています。前走は鞍上らしい奇策の大逃げ。あの競馬をした後だし、ここも気分良く行けるかどうかでしょう。距離コース共に疑問はありますが、意外性はあるので警戒は必要な存在です。

血統:C     距離:C    コース:C    ローテ:C

メイショウブレゲ

 父:ゴールドシップ
 母:メイショウスイヅキ
母父:パイロ

エッセレンチの半兄で、メイショウマサヒメの甥にあたる血統。母は芝1200m〜1400mで3勝を挙げています。ゴールドシップ産駒で、母父がパイロなのでスタミナと持続力パワーが富む配合。確かに重厚感のある見た目で距離が伸びて安定はしているのも納得。脚質的に阪神内よりは京都外の方が合うとは思いますから条件的な前進は見込めそう。外から捲るような競馬が出来るなら上位に食い込めるかもしれません。

血統:B     距離:A    コース:A    ローテ:C

ワープスピード

 父:ドレフォン
 母:ディープラヴ
母父:ディープインパクト

菊花賞3着馬の牝馬、ディヴァインラヴの半弟で、サンデーウィザードやヒーズインラヴの甥にあたります。父がドレフォンで血統的には半姉よりは短いとこ向きに感じますが、馬自体は脚長に映り、そこそこ長いところもこなせる印象。大箱向きのストライドで、阪神内よりもやはり京都外向きでしょう。スムーズに回ってこれれば上位に食い込める存在だと思います。

血統:B     距離:A     コース:A     ローテ:C

天皇賞・春 2024 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎シルヴァーソニック
✔︎タスティエーラ
✔︎ディープボンド
✔︎ドゥレッツァ

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

天皇賞・春 2024 ◎本命馬

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

4月27日(土)東京11R 青葉賞

4月27日(土)京都11R ユニコーンS

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