【フェブラリーステークス 2024】出走馬適性チェック✔︎

フェブラリーS 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年2月18日(日) 東京競馬場 ダート1600m フェブラリーステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はフェブラリーステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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フェブラリーステークス 2024 血統適性評価基準

東京ダート1600mで行われる今年最初のG1レースです。

ストームキャット(ストームバード)の血に着目していこうと思います。

フェブラリーステークス 2024 出走馬適性チェック✔︎

アルファマム

 父:マジェスティックウォリアー
 母:ダイオプサイド
母父:フジキセキ

ダイオプサイドはNARで8勝。祖母のミリオンベルはシリウスS(ダ1400m)2着馬。父のマジェスティックウォリアーはエーピーインディ系種牡馬で、母父のフジキセキとの配合はプロミストウォリアと同じ。スプリンター寄りだとは思いますし、東京ダートマイルなら脚抜きのいい馬場の方が合うでしょう。前崩れの展開を狙って。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

イグナイター

 父:エスポワールシチー
 母:ビアンコ
母父:ウォーニング

キョウエイハピネスの半弟で、母のビアンコはJRA2勝馬。エスポワールシチー産駒で母父にウォーニングでロベルトのクロスを持ち、大箱もこなせますが機動力を活かした小回り巧者という印象です。昨年一昨年とNAR年度代表馬で、昨年のJBCスプリントは番手からJRA勢を抑えて優勝。1400mベターではありますがマイルも圏内ですし、時計の出る馬場で押し切りを。

血統:C     距離:B    コース:B    ローテ:C

ウィルソンテソーロ

 父:キタサンブラック
 母:チェストケローズ
母父:Uncle Mo

母のチェストケローズは船橋1200mで2勝。父のキタサンブラックは芝中長距離でGIを7勝し、種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンスなど活躍馬を輩出しています。母父のアンクルモーは米BCジュヴェナイルを制した名馬で、ロベルトを内包。ダート中距離でも勝ったり好走はありますが、距離はマイルくらいが丁度よさそうです。戦法は様々ですが、思い切った競馬をした方が魅力はありそう。東京よりは機動力活かせるコースが合いそうではあります。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

オメガギネス

 父:ロゴタイプ
 母:スタートアップ
母父:ハービンジャー

祖母はヴィクトワールピサの全妹なので、近親にはアサクサデンエンやスウィフトカレントがいる血統。父のロゴタイプは朝日杯FSや皐月賞、安田記念勝ち馬のサドラーズウェルズ系。母父ハービンジャーと欧州色が強い中でもスピード血統でしょう。東京マイルはベスト舞台だと思いますし、軽いダートになるのなら尚歓迎では。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

ガイアフォース

 父:キタサンブラック
 母:ナターレ
母父:クロフネ

母のナターレはNAR9勝馬で、兄弟や近親も地方で活躍が目立ちます。キタサンブラック産駒のダート馬は上にも書いたウィルソンテソーロやテーオーステルスなど。母父クロフネですし、ダートへ挑戦は頷ける選択。芝スタートの東京ダートマイルは悪くないですし、思い切って行って粘り込みは十分。軽いダートになった方がいいでしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

カラテ

 父:トゥザグローリー
 母:レディーノパンチ
母父:フレンチデピュティ

母母のレイサッシュはステイゴールドの妹で、サッカーボーイも出るファミリー。トゥザグローリーはキングマンボ系で母父フレンチデピュティなのでパワーが強い血統。父系がヌレイエフを持ち、母系がネヴァーベンドのラインを持つ重厚血統。ダート自体は特に問題は無いと思いますが、歳を重ねてズブくなってる分、マイルという距離が今の本馬には忙しいかもしれません。時計が掛かって来た方がいいか。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

キングズソード

 父:シニスターミニスター
 母:キングスベリー
母父:キングヘイロー

プロキオンS勝ち馬のキングズガードの全弟で、父のシニスターミニスターはエーピーインティ系でテーオーケインズの父。母父キングヘイローはダンシングブレーヴの系譜でイクイノックスやウォーターナビレラ、ディープボンドなどブルードメアサイアーとして優秀。マイラーと言うよりは中距離ダート馬という印象で、このクラスの速い流れに対応できるかが課題になりそうです。東京なら展開待ちで末脚に賭けたい。

血統:B    距離:C   コース:B    ローテ:C

シャンパンカラー

 父:ドゥラメンテ
 母:メモリアルライフ
母父:Reckless Abandon

曾祖母のバルドウィナは仏芝10.5FのGIIIペネロープ賞勝ち馬で、ワンカラットやサンシャインが近親にいる血統。父ドゥラメンテで、母系にダンジグとストームキャットを持ちますし、パワー型マイラーというイメージなので、ダート自体はこなしてくるのかなとは思います。それよりも休み明けですし、実践勘の方が課題かなと思います。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:D

スピーディキック

 父:タイセイレジェンド
 母:デザートフラワー
母父:サイレントディール

母のデザートフラワーは地方で12勝。曾祖母のルビーベイビーからはファルコンSで3着のレッドスプレンダーが出る血統。父のタイセイレジェンドはキングマンボ系でJBCスプリント(川崎1400m)勝ち馬。母父サイレントディールはフェアリードールの仔で、芝で勝ち上がり後にダート重賞で活躍。昨年6着とそこそここの舞台でも走っていますし、距離はマイルが丁度いいか。あとは相手関係と展開が噛み合ってどこまで。

血統:B     距離:A    コース:B    ローテ:C

セキフウ

 父:ヘニーヒューズ
 母:シヤボナ
母父:Kingmambo

高松宮記念を制したビッグアーサーや、ブロードスターの半弟で、父のヘニーヒューズはストームキャット系のダート血統。母系はキングマンボにサドラーズウェルズと欧州色が強い血統。元々大箱向きではありますが、流れが速くなるようなレースが良いタイプ。東京なら1400m向きかなとは思います。展開次第だとは思いますが、一発は秘めている存在かなと思います。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:C

タガノビューティー

 父:ヘニーヒューズ
 母:スペシャルディナー
母父:スペシャルウィーク

半兄のタガノブルグはNHKマイルC2着馬で、母はJRA1勝馬。父ヘニーヒューズはストームキャット系でダート志向の強い種牡馬。モーニンやニューモニュメントなどの父。母父スペシャルウィークだから母系にニジンスキーを持ち、大型馬でも斬れる脚を持ちます。元々1400mくらいが良かった印象はありますが、年齢を重ねズブさが出てきたので今はマイルくらいがちょうどいいかもしれません。前走は出遅れスローペースの前残り展開で伸びあぐね大敗。1ハロン延長は歓迎ですし、GIでもう少し流れてくれればこの馬にもチャンスはあるのかなと思います。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

ドゥラエレーデ

 父:ドゥラメンテ
 母:マルケッサ
母父:オルフェーヴル

サトノダイヤモンドやリナーテの甥で、祖母のマルペンサはアルゼンチンGIを芝ダートで3勝。父のドゥラメンテはダービー、皐月賞の2冠馬のキングカメハメハの後継。タイトルホルダーやスターズオンアース、リバティアイランドの父。母父オルフェーヴルはステイゴールド系の3冠馬。トニービンとステイゴールドを持ち、スタミナ志向の強い持久力に富む血統で、前で受けてバテない走りが武器。マイルは忙しいかなという印象はありますが、意外性でどこまでやれるか。ダートなら東京は悪くないでしょう。

血統:C    距離:C    コース:A    ローテ:C

ドンフランキー

 父:ダイワメジャー
 母:ウィーミスフランキー
母父:Sunriver

母のウィーミスフランキーは米GIオークリーフS(ダート8.5F)と米GIデルマーデビュータントS(AW7F)勝ち馬で、父のダイワメジャーはマイル志向の強いサンデー系種牡馬。母父サンリヴァーはヘイロー系だからクロスを持ち、スピードと前向きさの強いスプリンターに。超大型馬で前駆の強いタイプで距離は1200~1400mあたりがベター。マイルは少し長いですが、芝スタートは歓迎でしょう。スピードの活きる軽いダートで。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

ペプチドナイル

 父:キングカメハメハ
 母:クイーンオリーブ
母父:マンハッタンカフェ

母のクイーンオリーブはJRA4勝。ハセドンの半兄で、4代母からはハートレイクが出る牝系。キングカメハメハ×マンハッタンカフェはレッドジェニアルと同じ。マイラーというよりは中距離馬で、ワンターンよりは機動力を活かすコーナー4つが合うのかなと思います。逃げ一手では無くなったのは魅力ですが、この条件でどう立ち回るかでしょう。

血統:C    距離:D    コース:C    ローテ:C

ミックファイア

 父:シニスターミニスター
 母:マリアージュ
母父:ブライアンズタイム

母マリアージュはJRA4勝で、父のシニスターミニスターはダート主流血統で、テーオーケインズなどを出す種牡馬。この血統らしく気性的にも難しいところはあるタイプで、マイルを使うのは選択肢としては有りだと思います。東京大賞典は負けましたが南関東3冠馬として力を出せれば。広いコースは歓迎でしょう。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

レッドルゼル

 父:ロードカナロア
 母:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ

母のフレンチノワールはJRAダートで4勝。レッドヴァンクールの甥にあたる血統。父のロードカナロアは世界で活躍したスプリンター。母系がフレンチデピュティにフジキセキとダートのスプリント適性は高めの血統構成でしょう。ヌレイエフのクロスも入り大箱でしぶとく脚を伸ばすタイプなので東京コースは歓迎。昨年2着ですが、本質はもう少し短い方が合うだけに展開には左右されるかもしれませんが一発は秘めている存在でしょう。

血統:A    距離:C    コース:A    ローテ:C

フェブラリーステークス 2024 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎オメガギネス
✔︎タガノビューティー
✔︎セキフウ

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

2月17日(土)東京11R ダイヤモンドS

2月17日(土)京都11R 京都牝馬S

2月18日(日)小倉11R 小倉大賞典

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