ダノンバラード産駒キタウイングがV!新潟2歳S2022回顧分析!

新潟2歳S 2022 キタウイング レース回顧
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週末競馬も皆さんお疲れ様でした!

8/28に行われました2歳重賞の新潟2歳S。いつも通りパトロールの画像を使いながらレースを細かく分析していきましょう!

同日札幌メインレースのキーンランドCの回顧はこちらから読めます!

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新潟2歳S 結果

新潟2歳S キタウイング
1着6枠7番キタウイング戸崎圭太1:35.9
2着7枠9番ウインオーディン三浦皇成1/2
3着7枠8番シーウィザード浜中俊アタマ
4着4枠5番バグラダス菅原明良1.1/4
5着8枠10番アイスグリーン坂井瑠星1.1/4

優勝は戸崎騎手騎乗のキタウイングが内から突き抜け優勝!!ダノンバラード産駒は重賞初制覇!2着にはエピファネイア産駒のウインオーディン。3着にはビーチパトロール産駒のシーウィザードが入りました!!

新潟2歳Sをレース映像とパトロール映像から分析

1着馬が、2着馬が、3着馬が、その他が

スタートはキタウイングが出遅れで後方からに。10番のアイスグリーンと3番のグラニット、6番のタマモブラックタイが好スタート。9番のウインオーディンもまずまずのスタートでした。

先行争いは好スタート勢を抑えてバグラダスがハナを主張。内からグラニットタマモブラックタイアイスグリーンと続きます。

内回りコースは大分傷みが進んでいるため、4〜5頭分内を空けて走っています。

勝ったキタウイングは最後方。2着馬ウインオーディン、3着馬シーウィザードは外の3列目4列目を追走。

バグラダスがだいぶスローペースで逃げて、流石に番手の馬達も突きませんでしたから完全に直線の瞬発力勝負になる展開です。

1000m通過地点。隊列は大きく変わらず3コーナーに突入。最初の600mの通過タイム36.6秒。遅いです。同日5Rで行われた新潟1600mの新馬戦でも35.7秒ですから1秒近く遅いです。

キタウイングは馬場が多少悪くても内ラチをピッタリコーナーを回ってロスのない立ち回り。今日の芝のレースの進路取りを見ていても直線は外に行きますから進路には困りません。




シーウィザードは外でしたが、前のアイスグリーンを見ながらレースを進め、そのシーウィザードを更にウインオーディンが見る形。

4コーナーで青帽のスタンレーが動いたのに反応し、ウインオーディンも仕掛けます。スタンレーに先に行かれてしまうと更に追い出しが遅れてしまいます。

その中、内でじっくり脚を溜めているキタウイング。この分の差が最後の直線のキレの差に繋がった様に思えます。

直線に向いたところでシーウィザードは一気に外に出します。その影響でウインオーディンスタンレーも更に外に振られます。

ここでもキタウイングは持ったままのイン突きですからそれは弾けるよなといったところ。

1番のチカポコも大分外に行きましたね。アイスグリーンシーウィザードの間が結構空いているのでそこでもよかった様に思えますが、決め打ちだったのかなという騎乗です。

対してキタウイングは逃げているバグラダスと案外伸びないロードディフィートの間を上手く突きます。全くロスのない騎乗。

馬場もそこまで悪くないところをキタウイングも直線は走れていましたし、戸崎騎手も上手く捌いています。対して、外の2着馬3着馬は進路と馬場を選びすぎたかなという印象です。本来なら勝ちパターンですが、更にジッとして直線キレたキタウイングに敗北した結果です。

通過ラップ 12.7-11.4-12.5-13.1-12.5-11.4-10.6-11.7

前半36.6秒の、上がり33.7秒のレースでしたから完全なる瞬発力勝負になりましたね。




新潟2歳S レース後の評価

レース前の記事の適性チェックを合わせて見るとより楽しめると思います。

1着 キタウイング

戸崎騎手が上手く誘導しましたし、最後の直線のキレは相当なものです。このような瞬発力勝負では現段階ではトップクラスかもしれません。スタートが悪かったですが、このスローペースでも力むことなく走れていましたし、距離は伸びても問題ないと思います。連闘でも走れるタフさもありますし今後が楽しみです。大箱コース向きの馬だと思います。

2着 ウインオーディン

この馬も連闘で、距離を短縮しましたが問題なく走れていました。この馬は勝ちパターンだったと思いますが、勝ち馬の瞬発力が誤算だったかなという内容。折り合いもつくタイプですし、前走の未勝利戦は1800mでしたから距離は伸びても大丈夫だと思います。エピファネイア産駒ですからこちらも今後が楽しみです。

3着 シーウィザード

絶好のポジションだったと思いますが、若干切れ負け。函館逃げて勝っているのを考えると時計がかかる馬場向きかなと思います。よく走っていますが、大箱よりも4つコーナーのある方が良さそう。適条件で巻き返しを期待したいです。

4着 バグラダス

前走福島ダートの1150mを勝っていましたが、スローペースでも問題なく走れていましたし、芝も距離も問題ないですが、ベストはダートの舞台かなと思います。ポテンシャルは高そうで今後も期待したいですね。

5着 アイスグリーン

スローペースの前付けでしたが、瞬発力勝負では分が悪いのかなというのが印象です。もっと早い流れのレースを押し切るレースが合っていると思うので、コーナーのある小回りコース向き。違う舞台なら面白いと思います。

7着 ロードディフィート

溜めて良さが出るタイプではないですね。ある程度流れに乗せてしぶとさを活かした方がいいので、マイルは長いかなと思います。未勝利を勝った1400mが現状はベスト。

9着 タマモブラックタイ

上手く前で折り合ったんですが結果的に見ると根本的に距離が長い印象ですね。軽斤量だったのでひょっとしたらと思いましたが、ベストはもう少し短いところでしょうか。

10着 スタンレー

ゲート入るまでに時間がかかってしまいましたし、少し気難しいところが出たかなと思います。芝だとキレ負けしてますから、ダートでもう一度。

11着 チカポコ

距離を伸ばして溜める競馬を試しましたが直線半でパタリと止まり全く走りませんでした。短いところの方が現状は向いている感じですね。




まとめ

今回の適性チェックの結果はこちら。

✔︎チカポコ11着

今回はまさかのシンガリ負けでした。もう少し走ると思いましたが申し訳ない結果になってしまいました。次回も2歳戦が2つありますからしっかりと見極めていきたいと思います!

今回の新潟2歳Sはたらればですが、このレースにリバティアイランドが出ていたらどうなっていたんだろうという想像は膨らみます。このレースからG1馬が出るかどうか今後も注目していきたいですね。

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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