【葵ステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

葵S 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年5月27日(土) 京都競馬場 芝1200m 葵ステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は葵ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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葵ステークス 2023 血統適性評価基準

3年ぶり京都開催の葵ステークス。芝1200mで行われます。

プリンスリーギフトが強い舞台。ストームキャットも良いのでその点を評価していきたいと思います。

葵ステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

アームズレイン

 父:コパノリッキー
 母:アームズトウショウ
母父:コロナドズクエスト

母のアームズトウショウはJRA2勝で、祖母のマザートウショウは函館3歳SやクイーンCなど重賞を3勝。クリダームのイトコにあたります。父のコパノリッキーはフェブラリーSなどダートGIを勝ちまくった名馬。母父コロナドズクエストはトラヴァースSなど米国ダート中距離以下で活躍。血統的にもダートのパワー型ですが、前走のファルコンSは道悪でタフ馬場の中京と色々噛み合っての5着。京都のスピード勝負だと酷にも感じますが、前目で上手く粘れれば。

血統:D    距離:B    コース:D    ローテ:C

アンビバレント

 父:ディスクリートキャット
 母:フォーミー
母父:アドマイヤマックス

 ムエックスの半弟で、母のフォーミーはJRA2勝。曾祖母バンビファバーからはフェブラリーS勝ち馬のグルメフロンティアが出る牝系。父ディスクリートキャットはストームキャットの系譜で、エアハリファやオオバンブルマイなどの父。母父アドマイヤマックスは高松宮記念勝ち馬でケイティブレイブの父。母系の奥にプリンスリーギフトを持ち、父のディスクリートキャットからも道悪はこなします。距離は当然問題なく、京都も大丈夫ですが、時計が掛かる馬場の方がいいのかなと思います。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:C

エレガントムーン

 父:カレンブラックヒル
 母:ムーンフェイズ
母父:エリシオ

オウケンムーンの半妹で、トキオエクセレントやタガノマイバッハの姪にあたる血統。4代母からは仏オークス勝ち馬のエスカリンが出ます。父カレンブラックヒルはダイワメジャーの後継で、NHKマイルC勝ち馬。ストームキャットとヘイルトゥリーズンのクロスでスピード志向が強い血統。前走は1400mのダート戦の昇竜Sは3着。芝でも問題ないタイプのように感じますし、馬込みで競馬できれば面白いのかなと思います。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

カンチェンジュンガ

 父:ビッグアーサー
 母:クェスタボルタ
母父:ノヴェリスト

かしわ記念などを制したワイドファラオの甥で、父のビッグアーサーは高松宮記念を制したサクラバクシンオーの後継でトウシンマカオの父。母父ノヴェリストは欧州の名馬でキングジョージなどクラシックディスタンスで活躍。ブレークアップやラストドラフトの父。プリンスリーギフト系の父に独血統のノヴェリストなのでタフな馬場で2勝。上がりが掛かって前が止まる展開が理想か。流れ次第では一発あるのでは無いでしょうか。京都もいいけど阪神向きのようにも。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:B

コーパスクリスティ

 父:エピファネイア
 母:レッドソンブレロ
母父:キングカメハメハ

スカーレット一族で、サカラート、ヴァーミリアン、キングスエンブレム、ソリタリーキングの甥にあたり、レッドブロンクスの全弟。父エピファネイアはロベルト系でジャパンCや菊花賞勝ち馬。母父キングカメハメハはデアリングタクトやイズジョーノキセキなどと同じ。気性的に短いところの方がいいですが、本質はマイルあたりに適性がありそう。外枠からスムーズに走らせた方がいいタイプかもしれません。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:C

コスモイグローク

 父:ジョーカプチーノ
 母:クールベット
母父:キングヘイロー

母はJRA2勝。シュピールカルテの半弟で、曾祖母からは桜花賞馬ハギノトップレディや宝塚記念勝ちのハギノカムイオーなどが出る由緒ある牝系。父がジョーカプチーノなのでプリンスリーギフトを持ちます。母父キングヘイローはイクイノックスやディープボンドなど優秀なブルードメアサイアー。すずらん賞勝ちと芝でも問題ないですが、根本的なスピードで追走がどこまで出来るか。流れ次第になるのかなと思います。時計が掛かれば。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

タツダイヤモンド

 父:サトノダイヤモンド
 母:オリオンザブラック
母父:サクラプレジデント

母のオリオンザブラックはJRA3勝。ブルーフランカーのイトコにあたります。父のサトノダイヤモンドは菊花賞と有馬記念勝ち馬のディープの後継種牡馬。母父サクラプレジデントは札幌記念など重賞3勝。母の影響が強くサトノダイヤモンド産駒でもスプリント適性が高く出ました。とはいえタフな馬場の方が合うタイプだと思います。平坦の京都は合うので展開噛み合えば上位食い込みも。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:C

タマモブラックタイ

 父:デクラレーションオブウォー
 母:タマモイヤリング
母父:ブラックタイド

母はJRA2勝で、近親に京阪杯勝ち馬のアースソニックがいる血統。父のデクラレーションオブウォーはダンジグ系でデュードヴァンやトップナイフやジャスパージャックなどの父。母父ブラックタイドはディープの全兄弟で、母系にプリンスリーギフト系のサクラユタカオーが入ります。2走前は重馬場のファルコンSを勝利。前走はマイルなので度外視でいいですし、1200mはこなせるので巻き返しは十分。懸念はマイルからのローテか。道悪になれば面白い存在でしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

テラステラ

 父:モーリス
 母:ステラリード
母父:スペシャルウィーク

母のステラリードは函館2歳S勝ち馬で、パラスアテナやキングエルメスの半弟にあたる血統。父のモーリスはマイル中心に国内外で活躍。ジェラルディーナの父。母父スペシャルウィークが底力を伝え、サドラーズウェルズのクロスが入り渋とくなかなかバテない走りをします。京都は向くと思いますが二の脚が効くタイプではないのでスピード対応は課題か。道悪はこなせるので、一雨降った方がチャンスはありそうです。

血統:B     距離:B    コース:A    ローテ:C

トールキン

 父:ダイワメジャー
 母:エルビッシュ
母父:キングカメハメハ

母のエルビッシュはJRA3勝。祖母のシーズオールエルティッシュは米ダ9FGIIポニーミスS勝ち馬。アンドリューズの甥にあたります。父キングカメハメハはNHKマイルCから日本ダービーの変則2冠馬。母父エルティッシュは米BCジュヴェナイル2着などのターントゥのライン。持続力の高さが武器ですが若干揉まれ弱い気性なのか前走はかなり掛かる競馬。ポテンシャルは高いのでスムーズに運べれば面白い存在でしょう。外枠から伸び伸びの走らせれば脅威。

血統:C    距離:A    コース:B    ローテ:C



トラベログ

 父:グレーターロンドン
 母:フィリス
母父:アフリート

ナンヨーマークの半妹でブロードストリートの姪なのでサトノウィザードのイトコにあたります。曾祖母はミステリーズを輩出するのでアグネスワールドやヒシアケボノの近親ということになります。父のグレーターロンドンは中京記念勝ち馬のディープ産駒。ロンドンプランやユリーシャの父。母系のコジーンからも中山向きの血統に感じますが、前に行って粘り込む形なら京都内回りは合うのではないでしょうか。前走からもだいぶ行きたがる気性ですし、ハナを取れるのが理想かなと思います。同型次第になりそうです。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:B

ビッグシーザー

 父:ビッグアーサー
 母:アンナペレンナ
母父;Tale of Ekati

母のアンナペレンナはJRA3勝。曾祖母のバイユーストームからはメテオロロジストやムシャウィッシュなども出る血統。父のビッグアーサーはサクラバクシンオーの後継の高松宮記念勝ち馬。トウシンマカオの父。母系がストームキャットのクロスを持ちますからスピード適性がかなり高いスプリンターといったところで良馬場でのスピード決着に自信。京都はベターですからここでも当然上位争いに。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ブーケファロス

 父:ビッグアーサー
 母:クラウンデュミナス
母父:ダンディコマンド

母はJRA1勝で、近親にジャンプ競走で活躍したマーベラスカイザーのいる血統。父のビッグアーサーはプリンスリーギフト系の高松宮記念勝ち馬。母父ダンディコマンドは北九州記念(芝1800m)勝ち馬。1200m戦では大崩れしない安定感があります。出てから進んでいく感じではないので後方からの競馬になると思いますがお終いは堅実。上位に来るなら上がりが掛かる展開が良いのかなと思います。京都も問題ないですが、直線急坂があった方が差し届くのかも。

血統:A    距離:A    コース:B    ローテ:C

ペースセッティング

 父:Showcasing
 母:ジェットセッティング
母父:Fast Company

母のジェットセッティングは愛1000ギニー勝ち馬。父のショーケーシングは英6FGII勝ち馬。母父はデインヒル経由のファストカンパ二ー。ダンジグクロスとミルリーフのクロス、ザフォニックのクロスとスピードパワー、タフさとバランスが取れている血統。前走は距離短縮でハマるかと思いきや案外の11着。変に抑えるよりも行ききった方がいいタイプなのかも知れません。今回ハナを叩ければ勝ち負けになってもいい存在だとは思います。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:A

メイショウピース

 父:リオンディーズ
 母:メイショウアリア
母父:Hurricane Run

近親にビゴーペガサスがいる血統で、父のリオンディーズはキングカメハメハの後継で朝日杯FS勝ち馬。テーオーロイヤルやインダストリアの父。母父ハリケーンランは凱旋門賞やキングジョージを制した欧州の名馬。パワーとタフさに振れた血統構成でここまでダート戦で勝ち上がり。軽いダートで連勝。超スプリンターという感じではないですが、かなり根性があるのでバテ合う展開になれば面白いかもしれません。京都よりも阪神の方が合うタイプのようにも。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

モズメイメイ

 父:リアルインパクト
 母:インラグジュアリー
母父:Frankel

祖母のインランジェリーは米国AW9FGI勝ち馬で、近親にレッドベルオーブやレッドベルジュールのいる血統。父のリアルインパクトは3歳で安田記念を制した馬で、マイラーとして活躍。母父フランケルも欧州マイルを中心に勝ちまくった名馬。血統背景からも1200mよりもマイル向きで、チューリップ賞などスローで上手く逃げて終いもきっちり使うタイプなので距離短縮は課題になると思います。軽い芝が合うので良馬場でやりたいところ。京都は問題ないでしょう。

血統:C    距離:D    コース:B    ローテ:C

ヤクシマ

 父:Havana Gray
 母:Satsuma
母父:Compton Place

姉に英国5FのG3コーンウォリスS勝ち馬のグッドヴァイブスがいる血統で、父のハヴァナグレイはサドラーズウェルズ系の欧州スプリンター。母父コンプトンプレイスも欧州スプリンターですから短距離のスペシャリスト。軽い芝の1200mは合うイメージですし、折り合いは課題も巻き返しがあっても。時計が速いと少し酷かもしれません。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

ルガル

 父:ドゥラメンテ
 母:アタブ
母父:New Approach

曾祖母イーストオブザムーンはキングマンボの半妹で仏オークスなど仏GI3勝の名牝。父のドゥラメンテはキングカメハメハの後継でクラシック2冠馬。タイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドの父。母父ニューアプローチは英ダービーなどを勝った欧州チャンピオンホース。母系にストームキャットを持ちますが、超スプリンターというイメージではなくどちらかというと1400m志向が強いのかなと思います。時計が掛かるタフな馬場で結果を出してますし、一雨降ってどこまでやれるか。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:C



葵ステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎ビッグシーザー
✔︎ペースセッティング
✔︎ヤクシマ

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

5月28日(日)東京11R 日本ダービー

5月28日(日)東京12R 目黒記念



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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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ころの競馬人生

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