【クイーンステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

クイーンS 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年7月30日(日) 札幌競馬場 芝1800m クイーンステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はクイーンステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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クイーンステークス 2023 血統適性評価基準

札幌芝1800mで行われる牝馬限定戦。

例年ディープインパクトの血が好走。デインヒル持ちも強い舞台。欧州の重厚血統は評価していこうと思います。

クイーンステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

イズジョーノキセキ

 父:エピファネイア
 母:キングダンサー
母父:キングカメハメハ

アイスブラストの妹で母はJRAで1勝。エピファネイア×キングカメハメハはデアリングタクトやスカイグルーヴと同じ配合。血統的にはパワー型ですが、実際は大箱中距離馬というイメージで、直線の長いコースで末脚が活きるタイプ。前走はヴィクトリアマイルで大敗も、道中不利があったし見直しは可能。マイルよりは1800mは合うだろうし、札幌なら良さは活きそう。道悪はあまり良くないと思うので良馬場で。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:B

ウインピクシス

 父:ゴールドシップ
 母:コスモアクセス
母父:ロージズインメイ

母のコスモアクセスはJRA4勝。祖母のコスモスカイラインはJRAで3勝。父ゴールドシップはステイゴールド系のスタミナ豊富な種牡馬。母父ロージズインメイだから掛け合わせはユーバーレーベンと同じで母系もロベルトを持つので構成はかなり似ています。重賞挑戦を2回して8着13着と壁に阻まれている感はありますが、1800mは合うので時計が掛かる展開に持ち込めれば。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

キタウイング

 父:ダノンバラード
 母:キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー

ストーミーシーやトキメキ、カヨウネンカの姪で、父のダノンバラードはディープ産駒のなかでも時計の掛かる馬場向きの血統で、母父アイルハヴアナザーはロベルト内包するパワー型種牡馬。母系の奥がニジンスキーやリファールを持つので、前で受けるよりも後方から差し脚を活かす競馬が合うタイプ。世代限定重賞2勝と実績はありますし、時計が掛かる方がいいので案外合うかもしれません。洋芝もこなせるとは思いますし大箱コースではないのも好感なので無欲の一発があっても。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

グランスラムアスク

 父:ディープインパクト
 母:ジェニサ
母父:Storm Cat

カイザーバローズの半妹で、祖母はティズナウと同血という牝系。ディープ×ストームキャットはキズナやサトノアラジン、ラブズオンリーユーなど名馬が並ぶ配合で、大箱に向く構成。新潟1800mで3勝、東京1800mで1勝と戦績も大箱に寄っていますが、札幌のコース携帯自体は問題ないでしょう。ただタフな馬場に向くタイプではなさそうなので洋芝はどうでしょうか。良馬場の方がいいでしょう。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

コスタボニータ

 父:イスラボニータ
 母:レディイン
母父:Kendor

イチオクノホシの半妹で、父イスラボニータは皐月賞勝ち馬で2000m以下で活躍。母が欧州血統で奥にネヴァーベンドのラインを持つので洋芝への適性は高そう。2走前の阪神牝馬Sで3着と重賞でも通用する力はありますし、グリップの効く走りをするので洋芝はいいでしょう。時計が掛かってくればここでも通用すると思います。

血統:B     距離:A    コース:A    ローテ:B

サトノセシル

 父:Frankel
 母:Dupe
母父:Observatory

英GIを2勝したトワイスオーヴァーのイトコにあたる血統。父は欧州で無敵の強さを誇ったフランケルで、日本でもグレナディアガースやソウルスターリング、モズアスコットなどを輩出。母父はオブザーヴァトリーでプログノーシスの母父。クイーンSは2年連続馬券内(一昨年は函館開催)。血統的にも舞台設定も適性十分で、余程重い馬場にならければ今年も勝ち負けになれる存在でしょう。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ジネストラ

 父:ロードカナロア
 母:ハッピーパス
母父:サンデーサイレンス

母のハッピーパスは京都牝馬S勝ち馬。コディーノやチェッキーノの半妹で、サブライムアンセムやノッキングポイントの叔母。シンコウラブリイの姪にあたります。兄弟よりも父がロードカナロアなのでスピード志向が強く、マイル辺りが適距離に。札幌洋芝は合うと思いますし、前走の福島牝馬Sは初重賞ながら4着まで差し込んで来ました。逃げて良し差して良しで、ここでも上位争い可能。1800mまでなら圏内でしょう。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:B

ドゥーラ

 父:ドゥラメンテ
 母:イシス
母父:キングヘイロー

函館2歳Sを勝ったクリスマスの姪で、オシリスブレインの半妹にあたる血統。父ドゥラメンテはクラシック2冠馬でタイトルホルダーやスターズオンアースなどの父。母父として優秀なキングヘイローにステイゴールドが母系に入り若干重たさがあり洋芝には向く構成。牝系のスピードと父系の持続力からも中距離に向きます。札幌2歳Sの勝ち馬ですから距離コース共に問題ないでしょう。オークスは不利を受けずに3着まで来れたし、距離ロスよりもストライドロスをしない方がいいかもしれません。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

トーセンローリエ

 父:サトノクラウン
 母:トーセンナチュラル
母父:メイショウサムソン

母はJRA1勝。クラフトワークやクラフトマンシップが近親にいる血統で、父のサトノクラウンは重馬場適性の高いタフな種牡馬で、母父メイショウサムソン、母母父ステイゴールドとさらに奥にはミルリーフも入る重厚感のある血統構成ですが、その割にはかなりスピード感があるレースをするのでマイルでギリギリのイメージも。気性的にも距離の不安はありますが、道悪や洋芝はこなすと思いますから精神的な成長があれば面白い1頭だと思います。

血統:A    距離:D    コース:A    ローテ:C

ビジン

 父:キズナ
 母:ザフラッツ
母父:Giant’s Causeway

3代母のコルヴェヤは仏芝9Fクロエ賞GIII勝ち馬で、ヘクタープロテクターやシャンハイ、トレイルブレイザーなどが近親にいる血統。父キズナに母父ジャイアンツコーズウェイはストームキャットのクロスでスピードが強いですが、ネヴァーベンドの渋とさも持ち中距離志向に出ました。前走はマーメイドSでハイラップの道中から早目4角先頭。後ろ向きの展開の中見せ場はしっかり作れましたし、このクラスでも通用する力はあるのかなと思います。道悪は苦にしませんが、とても得意という訳ではないと思うので洋芝なら乾いた馬場で前が止まらないのが理想でしょうか。距離は1800mでも問題ないとは思いますが、距離が長い方が相対的には粘り込める気も。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

ミスニューヨーク

 父:キングズベスト
 母:マンハッタンミート
母父:マンハッタンカフェ

母のマンハッタンミートはJRA1勝。メイショウオーパスの半妹で、父のキングズベストはキングマンボ系でエイシンフラッシュの父。母父マンハッタンカフェは有馬記念や菊花賞、天皇賞・春を制したステイヤー。キングズベスト×マンハッタンカフェはトーラスジェミニと同じでスピードよりパワーに振れています。なので時計が掛かる方がいいので、初の北海道でも問題ないと思いますが、道悪もこなせるので一雨ほしいところ。距離はマイルの方がいいとは思います。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:B

ライトクオンタム

 父:ディープインパクト
 母:イルミナント
母父:Quality Road

母のイルミナントは米芝9FGI勝ち馬で、父は大種牡馬ディープインパクト。母系が米国のゴーンウエスト系やダンジグとインリアリティを持ち血統的な仕上がり面はかなり高いといえます。シンザン記念の勝ち馬ですが、課題は多く残る中での勝利。桜花賞はキャリアの浅さが出た8着。オークスは思い切った逃げで17着。まだ非力さが残るのでこの間にどこまで馬が成長しているかでしょう。距離もコースも特に問題はないと思いますし、滞在は合うのではないでしょうか。前走逃げたのは少なからず懸念材料に。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

ルビーカサブランカ

 父:キングカメハメハ
 母:ムードインディゴ
母父:ダンスインザダーク

ユーキャンスマイルの全妹で、母のムードインディゴは府中牝馬S勝ち馬。チャペルコンサートの姪にあたる血統で、キングカメハメハ×ダンスインザダークはラブリーデイやボッケリーニ兄弟と同じ配合。前走は函館記念で2着としっかり叩いた上積みが結果に。やはり距離は2000mの方が合いますし、中1週、中1週のローテは少し不安。ただ牝馬限定戦なら実績的にも当然勝ち負けに。

血統:C    距離:C    コース:A    ローテ:C

ローゼライト

 父:キズナ
 母:エンプレイス
母父:アフリート

エングローサーやメタモルフォーゼの半妹で、父キズナはディープ産駒のダービー馬で牝馬の活躍が目立ちます。母系はスピードがありますが、母母父サドラーズウェルズと重厚感もあり中距離に適性。斬れずにバテない走りをするタイプだし小回りの洋芝は問題ないと思います。前走は函館記念で如何にも力負けの印象。牝馬限定戦に変わるのは良いですが、上位に来るなら時計が掛からないと酷かもしれません。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C



クイーンステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎サトノセシル
✔︎コスタボニータ
✔︎イズジョーノキセキ

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

7月30日(日)新潟11R アイビスサマーダッシュ



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