中日新聞杯 2022 出走馬適性チェック!!

中日新聞杯 2022 適性 血統 傾向 評価 診断 重賞出走馬適性チェック
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2022年12月10日に中京競馬場で行われるハンデ重賞の中日新聞杯

過去にはボッケリーニやギベオン、メートルダールなどが制したレースです。

この記事は中日新聞杯への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

翌日行われる阪神JFの適性チェックの記事はこちらから見れます🔽

翌日に行われるカペラSの適性チェックの記事はこちらから見れます🔽

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中日新聞杯 2022 血統適性評価基準

中京芝2000mの舞台で行われるハンデ戦。

直線は長いもののタフなコース形態でパワーが必要になります。

ダンジグロベルトのパワーが特に活きる舞台で、サドラーズウェルズのタフさも注目して評価をしていきたいと思います。

中日新聞杯 2022 出走馬適性チェック

アイコンテーラー

 父 ドゥラメンテ
 母 ボイルトウショウ
母父 ケイムホーム

アルゼンチン共和国杯勝ちのトウショウナイトの姪で、父のドゥラメンテはクラシック2冠馬でタイトルホルダーやスターズオンアースの父。母父はケイムホームでゴーンウエストのラインで、インティの父。パワーと持続力の高い血統で、前目で先行力を活かす競馬が合います。コース形態的にも中京は合います。前走のアンドロメダSは勝ちに動いた結果後ろをアシストする形になりましたが、今回も積極的な競馬が出来れば面白いと思います。距離はもう1ハロン短くてもいい気はします。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

アスクワイルドモア

 父 キズナ
 母 ラセレシオン
母父 ゼンノロブロイ

母のラセレシオンはJRAで3勝。祖母はアルゼンチンスターなので青葉賞勝ちのペルーサの甥にあたる血統です。父キズナのパワーに母系も持続力が高い血統で中京には向くタイプです。サンデーのクロス、リファールのクロスを持ち、それなりに速い決着には対応できる血統ですが、道中の追走が後方からになってしまう分差し届かないパターンが多いです。中京のような急坂のあるコース向きで、京都新聞杯のように内を上手く捌いてこれれば。距離はもう少しあった方が流れには乗りやすいと思います。使って良くなるタイプですから休み明け3戦目で。

血統:B    距離:C    コース:B   ローテ:B

アルジャンナ

 父 ディープインパクト
 母 コンドコマンド
母父 Tiz Wonderful

コマンドラインの全兄で、母のコンドコマンドは米ダ7FのGI勝ち。ディープインパクトに米国持続力の母系で成功パターンの多い配合ですが、新馬戦の1勝のみで近走は不振。向くのは大箱マイルだと思いますが、距離延長と紛れのあるコースで位置を取れれば。血統からも成長力は疑問なのでいい時の走りが出来ればというところでしょう。

血統:D    距離:D    コース:C    ローテ:E

イクスプロージョン

 父 オルフェーヴル
 母 ファシネイション
母父 シンボリクリスエス

アプルーヴァルやエトワールの下で、祖母のグローリアスデイズはリンカーンと同血でフローラS、ローズSで2着。ヴィクトリー、アリストテレスが近親にいる血統で、父オルフェーヴルはサンデー系の中でもスタミナ豊かな血統。母父シンボリクリスエスロベルト系でパワーが強くこのレースでの血統適性は高いと言えます。前走の新潟記念は内枠が仇となり自分の競馬が出来ませんでした。内で溜めるよりも外から長く脚を使った方がいいので展開には左右されると思います。中京コースで勝ってはいるものの、このクラスで外を回してどうなるかは未知ですが、1発あってもおかしくはないと思っています。

血統:A   距離:B    コース:C    ローテ:B

カントル

 父 ディープインパクト
 母 ミスアンコール
母父 キングカメハメハ

ワグネリアン、ミスフィガロの全兄弟で、マリアエレーナの叔父。祖母のブロードアピールは芝ダート問わないスプリンターでした。ディープ×キングカメハメハの王道血統で母系からのパワーがしっかりと受け継がれています。前走のアルゼンチン共和国杯は直線不利も4着。復帰してからは順調で重賞にも手が届く場所にいると思います。先行力活かす競馬が出来れば中京でも問題ないですし、距離もちょうどいいと思います。

血統:C    距離:A    コース:B    ローテ:B

キラーアビリティ

 父 ディープインパクト
 母 キラーグレイシス
母父 Congaree

キラービューティの半弟で、母のキラーグレイシすは米AW8.5FのG1勝ち。母父のコンガリーはダート中距離馬でディープインパクト×ダートスピードで成功例の多い配合パターンです。気性面がネックで道中は1頭で走れるのがベスト。前走よりも今回の方が距離は合うと思いますが中京コースはどうでしょうか。道中の追走が鍵でしょう。外目の枠の方がいいかもしれません。

血統:C 距離:B コース:C ローテ:C



ギベオン

 父 ディープインパクト
 母 コンテスティッド
母父 Ghostzapper

サトノルーラー、サトノフウジン、クライミングリリー等の全兄弟。ディープ×ヴァイスリージェント系のゴーストザッパーだからイメージはポタジェに近い配合です。母系にロベルトのラインを持ちますから血統適性は高いです。4年前のこのレースの覇者で、昨年の金鯱賞も勝利とこの舞台設定はベスト。年齢的なものもありますが時計がかかる馬場になれば一発あってもいいと思います。

血統:B 距離:A コース:A ローテ:C

コトブキテティス

 父 ハービンジャー
 母 エヴァ
母父 キングカメハメハ

母のエヴァはJRAで2勝。平安Sを勝ったロールオブザダイスの甥で、父はダンジグ系のハービンジャー。母父はキングカメハメハでこの配合はブラストワンピースと同じです。全体的にパワーが強いですが大箱の直線持続力も出せるバランスの良い血統構成。戦績からベストは東京2400mですが、血統からも中山の方が向く気もします。後方から差し込む脚質ですから立ち回りが大事になると思うので中京コースではどうでしょうか。展開の助けでどこまで。

血統:C 距離:D コース:D ローテ:D

ソフトフルート

 父 ディープインパクト
 母 ストロベリーフェア
母父 Kingmanbo

フローラS勝ちのミッドサマーフェアの下で、祖母は米BCジュベナイルフィリーズやフリゼットSを勝ったストームソング。オーダーオブセントジョージやアイスストームが近親にいる血統で、ディープ×キングマンボだから王道配合。母系もストームバードを持ち持続力が高いです。中京コースは勝った経験はありますが、脚質的に差し届かない可能性も高いです。距離ももう少しあったほうがよくて2200mがベストと見ていますから道中の位置取りがポイントになると思います。

血統:C 距離:D コース:C ローテ:C

ダンディズム

 父 マンハッタンカフェ
 母 ビューティーコンテスト
母父 シングスピール

フォルテやダノンマッキンレーの下で、父マンハッタンカフェは菊花賞、天皇賞春、有馬記念を勝ったステイヤー。母系もサドラーズウェルズ系のシングスピールにミルリーフのラインを持ちますから全体的なスタミナが強い血統構成です。自身もそういったタイプで2200m以上で良績があるのでこの距離だと少し忙しいかもしれません。スタートも良くないので位置取りが後方ですから展開の助けが必要。中京のコース自体は問題ないと思います。

血統:B 距離:D コース:B ローテ:C

トゥーフェイス

 父 モーリス
 母 マスクオフ
母父 ディープインパクト

母はJRAで1勝。祖母のビハインドザマスクは短距離〜マイルの重賞を3勝。遡るとアグネスアークやコイウタなどがいる牝系で、父モーリスはマイルから2000mでG1を制した名馬。母父ディープインパクトなのでジェラルディーナと同じ掛け合わせ。父のモーリスロベルト系でサドラーズウェルズを内包していますから注意は必要です。大箱向きというのと、2000mだと仕掛けてからジリっぽさがあるので距離はもう少しあった方がいいと思います。とはいえ内枠を引けたらチャンスはあると思います。

血統:A 距離:C コース:C ローテ:C

ハヤヤッコ

 父 キングカメハメハ
 母 マシュマロ
母父 クロフネ

祖母はシラユキヒメなのでソダシの従兄弟にあたる血統で、父キングカメハメハのパワー。母父のクロフネは持続力が強い血統ですが、小回りならば阪神の内向きの血統だと思います。今年に入り再度芝を使い、泥んこの函館記念をスイスイと勝ち切りました。パワーが強いので時計のかかる馬場が向きます。切れる脚があるわけではないので消耗戦になってもらった方が台頭すると思います。一雨あればチャンスは浮上するでしょう。

血統:C 距離:C コース:D ローテ:C



バジオウ

 父 ルーラーシップ
 母 フローレスダンサー
母父 ハービンジャー

祖母のダンスインザムードは桜花賞やヴィクトリアマイルを制した名牝で、ダンスファンタジアやシャドウダンサーの甥にあたる血統。ハービンジャーの肌に父ルーラーシップなので大箱向き。ルーラーシップ産駒らしいしぶとく伸びる末脚が武器で、前目で受けられるのがベスト。距離は2000mでも少し長いかもしれません。ですからコース形態も考えたら内からスムーズに立ち回る競馬が理想だと思います。一度使った上積みでどこまでやれるかでしょう。

血統:B 距離:C コース:C ローテ:B

フォワードアゲン

 父 ローズキングダム
 母 エーシンシャイナー
母父 グラスワンダー

エーシンリターンズや、障害で活躍したエイシンニーザンやエイシンクリックの甥で、父ローズキングダムは朝日杯やジャパンCを制したキングカメハメハの後継。母父グラスワンダーロベルト系でダンジグ内包。パワーが強い血統構成。小回り向きで前走も後方から差し込んでは来ていたものの届かず5着。2000mだと若干甘さは出るかもしれないので1800mがベストと見ますが守備範囲でしょう。上がりがかかる勝負の方が向くタイプなのでスローの展開は避けたいところ。

血統:A 距離:C コース:C ローテ:B

プリマヴィスタ

 父 ハーツクライ
 母 サンヴァンサン
母父 クロフネ

母はJRA3勝。チャロネグロの甥で、父ハーツクライは中長距離でのスピード持続力に富み、母父クロフネもパワーや持続力が強い血。血統からもベストは阪神内2200mで2000mだと距離が短いのでこの舞台はどうでしょうか。時計がかかってくれて前が止まれば一発というところだと思います。

血統:C 距離:D コース:B ローテ:C

プログノーシス

 父 ディープインパクト
 母 ヴェルダ
母父 Observatory

姉に仏G3勝ちのヴォルダがいる血統で、父ディープインパクトのキレとスピードに母系のロベルトやダルシャーンのパワーやタフさが入りバランスの良い血統構成。瞬発力があるタイプで上がり勝負になっても対応はできます。後方からジッと構える競馬をしてきているので中京コースだと差し届かない可能性もありますから本質は大箱向きだと思います。ポテンシャルは高いのでそれでどこまでカバーができるかになると思います。距離は2000mの方がいいと思います。

血統:B 距離:A コース:B ローテ:B

マテンロウレオ

 父 ハーツクライ
 母 サラトガヴィーナス
母父 ブライアンズタイム

マイスタイルの従兄弟で、インスピレーションの全弟。母はJRAで3勝。母系はブライアンズタイムロベルト系で母母父にダンジグを持ちますからパワーが強く。ハーツクライ産駒ですからクラシック後からの成長力がある血統。このコースのきさらぎ賞を勝っていますから舞台設定は申し分ありません。前走のアンドロメダSは内から綺麗に抜け出すレースで完勝。この舞台でも同じようなことが再現できそうですし、休み明け2戦目ですからここでも勝ち負け筆頭だと思っています。

血統:A 距離:A コース:A ローテ:B

ワンダフルタウン

 父 ルーラーシップ
 母 シーオブラブ
母父 ディープインパクト

ビッシュやホウオウバニラの甥で、父ルーラーシップ×母父ディープインパクトなのでキセキやエヒトと同じ。京都2歳Sと青葉賞を勝っている馬ですから素質は高いです。スタミナやパワー型が勝つ重賞ウィナーですからこの舞台にも適性は高いと思います。長期休養明けの前走のアンドロメダSは出負け気味のスタートで後方から進みスローの上がり勝負に屈した形の大敗。展開を考えたら不向きでしたし一度使った上積みと条件も変わりますから度外視しても大丈夫だと思います。ある程度位置を取れることが条件になると思いますがタフな条件に変わるので期待してもいいのかなと思います。

血統:C 距離:B コース:B ローテ:B



中日新聞杯 2022 適性チェック 上位5頭

✔︎マテンロウレオ
✔︎ギベオン
✔︎プログノーシス
✔︎イクスプロージョン
✔︎カントル

以上の5頭をピックアップさせて頂きます!

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な本命馬は今週からレース当日の朝までに別記事にて公開予定なのでよろしくお願い致します!!

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