2022年12月17日　ターコイズS 2022 回顧分析レポート

2022年12月17日（土）　中山競馬場　芝1600m 牝馬限定　ターコイズステークス　の回顧レポートになります。

ターコイズステークス　2022 結果
回顧分析
1. 上位入着馬の位置取り
2. 馬場傾向とラップタイム
レース後の各馬の評価
適性チェックと本命馬の結果

ターコイズステークス　2022 結果

1着	7枠13番	ミスニューヨーク	M.デムーロ	1:33.5
2着	8枠15番	ウインシャーロット	石川裕紀人	クビ
3着	8枠16番	フィアスプライド	大野拓弥	アタマ
4着	3枠5番	アブレイズ	H.ドイル	1
5着	1枠2番	ママコチャ	松山弘平	アタマ

ハンデ戦らしい大接戦を制したのはデムーロ騎手騎乗のミスニューヨークが直線外から差し切り連覇達成。

回顧分析

上位入着馬の位置取り

1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑

2コーナー入口

向こう正面

3コーナー入口

4コーナー付近

直線入口

馬場傾向とラップタイム

当日の芝の傾向から内外特に大きな差はないフラットな馬場で、直線内を通った馬も伸びていますし、外から差し込んでくる馬もいた印象。開催が進んで前残りの傾向は薄くなってきたかもしれません。

今回のターコイズステークスも、2着馬のウインシャーロットは2番手から押し切れる展開でしたし、4番のサブライムアンセムも内から突き抜ける手応え（最後は前が壁になる）で6着でした。

外からスムーズな競馬をしたミスニューヨークが勝ち、スタートで立ち遅れて最後方からレースを進めたフィアスプライドも差し込めるフラットな馬場だったと思います。

レースのラップは、

12.3-11.3-11.6-11.8-11.6-11.7-11.4-11.8

前半3ハロンは35.2秒ですから平均的なペースで淡々と流れたように感じます。メンバー構成的にはもう少し速くなるかなとも思いましたがすんなりライティアが先手を主張してウインシャーロットが2番手をガッチリ守りましたから変に速くなることはなかったです。その分どの馬にもチャンスのあるような展開になったのかなと思います。

レース後の各馬の評価

ころめん

レース前の適性チェックの記事をあわせて読むと楽しめると思いますので是非！

ターコイズステークス2022 出走馬適性チェック！

12月17日に中山競馬場で行われるターコイズS。この記事はターコイズSの過去の傾向や、戦績、血統背景から出走各馬の適性をチェック。血統・距離・コース・ローテの4項目を5段階評価します。記事の最後に適性チェック推奨馬をピックアップ。

1着　ミスニューヨーク

しっかりと狙い澄ましたローテで連覇達成。中山は走りますし、前走の京成杯AHの時のような前が詰まるようなシーンもなかったので。外枠も良かったのかなと思います。ペース的な問題で大箱は向かないタイプだと思いますから好走するタイミングは限られますが、今回の条件がベストでしょう。

2着　ウインシャーロット

最後までしぶとく粘りました。脚質的に大外枠がどうなるかなという感じで見ていましたが、1400mで先行したり逃げたりしている馬ですから心配はなく、すんなりと2番手を確保できました。ペースも遅すぎず、速すぎずでちょうど良かったと思います。マイルよりは1400m向きだと思います。

3着　フィアスプライド

スタートで後手を踏むのは今後課題になってくると思います。勝ち馬との差はその差が大きいと思いますし、終いの脚はかなり鋭いので展開には左右されると思いますが、重賞を獲れるポテンシャルは秘めていそうです。マイルくらいがちょうど良くて、東京のような広いコースの方がいいかもしれません。

4着　アブレイズ

惜しい4着でした。勝負どころで若干反応が鈍いので1800mの方が合うのだろうなという印象。それでも好位を取れましたし、最後まで渋とい走りが出来ていますから力はあります。

5着　ママコチャ

枠を活かした理想的な競馬をできたと思いますが、中山だと脚が溜まらないのか思ったより弾けなかった印象。若干力んでたようですからもう少し流れてくれた方が楽だったかもしれません。まだ3歳でこれからですから重賞でも通用すると思います。

6着　サブライムアンセム

ママコチャの後ろのポジションで最高の展開だったと思いますがゴール前が誤算でした。スムーズならもう少し上の着順もあったのかなと思います。折り合い面で掛かるのは1400mでも一緒ですから距離的な問題は全くなかったと思いますし、マイルの方が合うかもしれません。予想記事にも書いたように内枠で外に馬がいた方がいいのはレースを見ても感じました。この馬もまだ3歳なので今後も楽しみです。