【天皇賞・秋 2023】出走馬適性チェック✔︎

天皇賞・秋 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年10月29日(日) 東京競馬場 芝2000m 天皇賞・秋 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は天皇賞・秋への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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天皇賞・秋 2023 血統適性評価基準

東京2000mで行われる頂上決戦の天皇賞・秋。

やはりディープインパクトなど主流血統が強い舞台で、母系は米国的なスピードを持つのが良いか。マイル志向が強いくらいがちょうどいい。

天皇賞・秋 2023 出走馬適性チェック✔︎

アドマイヤハダル

 父:ロードカナロア
 母:スウェアトウショウ
母父:ディープインパクト

名牝スイープトウショウの甥。母系がディープインパクト×ダンシングブレーヴでリファールのクロスを持つ血統で大箱に向くのは間違いなく、父のロードカナロアからも前走毎日王冠の東京1800mの条件の方が合っているように感じます。その毎日王冠は外から伸びてきたものの最後はソングライン、シュネルマイスターのGI馬に飲み込まれる形の4着惜敗。スタートしてから進んでいかないタイプなだけに、まずは距離が伸びて普段よりも前で競馬が出来るかが課題にはなるでしょう。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

イクイノックス

 父:キタサンブラック
 母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー

ヴァイスメテオールの半弟で、スタッドリーのイトコ。昨年の天皇賞・秋から有馬記念、ドバイSC、宝塚記念と4連勝のチャンピオンホース。父キタサンブラックに母シャトーブランシュという遅咲きの血統構成で成長はピークに。血統構成からは特に天皇賞・秋に向くという点はないですが、昨年も勝っていますしケチをつける必要はないでしょう。距離はもう少し伸びた方が相手関係的には楽だとは思いますが、得意の広いコースで不利なく走れれば当然勝ち負け。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

エヒト

 父:ルーラーシップ
 母:ヒーラ
母父:ディープインパクト

今年の小倉記念、昨年の七夕賞勝ち馬。ルーラーシップ産駒で母父ディープインパクトはキセキやビッグリボン、マスクトディーヴァなど活躍馬多数。母系がデインヒルやサドラーズウェルズを持つ血統で戦績からも小回り持続力に向く分、東京2000mの力勝負だと流石に劣る印象。距離自体は不満は無いので澱みない流れになってどこまで太刀打ちできるかでしょう。

血統:B    距離:C    コース:D    ローテ:C

ガイアフォース

 父:キタサンブラック
 母:ナターレ
母父:クロフネ

昨年のセントライト記念勝ち馬で、マイラーズC2着、安田記念4着馬。血統的には母父クロフネという点は魅力で、この舞台に向くスピード持続力は持ち合わせているように感じます。前走のオールカマーからも距離には大分制限が掛かってきた印象で1600m~2000mあたりに適性がありそう。東京も問題ないですし、あとは相手関係のみでしょう。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

ジャスティンパレス

 父:ディープインパクト
 母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem

アイアンバローズやベルモントS勝ち馬のパレスマリスの半弟で、今年の天皇賞・春の勝ち馬。ディープインパクト産駒ですが、母系がヌレイエフにロベルトの構成でタフさによっている分、スピード勝負になる東京2000mだと少し忙しいか。ただ、この馬自身も昨年からかなり力を付けてきた印象ですし、天皇賞春秋連覇の権利のある楽しみな一頭です。

血統:B    距離:C    コース:C     ローテ:C

ジャックドール

 父:モーリス
 母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song

ディナースタの半兄。モーリス産駒らしく3歳秋から成長著しく5歳春の今年、大阪杯勝ち馬に。母父アンブライドルドソングで左回りの方がいいイメージはありますが機動力にも長けている分、大箱コースより小回り、内回りの方が相対的にはいいのかなと思います。上がり勝負には分が悪いので、自分から動いていく競馬をするのが理想で、今年は先手を奪ってレースを支配したいところ。

血統:B     距離:B    コース:B    ローテ:B

ダノンベルーガ

 父:ハーツクライ
 母:コーズテッド
母父:Tizway

ボンドガールの半兄にあたる血統。デビュー時から高い素質で期待されていましたが、2戦目の共同通信杯勝ち以降勝ち星から見放されています。ハーツクライ産駒で母系に北米のスピードを持つ構成で、大箱の2000m以下に適性を持つ印象。昨年天皇賞・秋でも3着と勝ちには恵まれませんがポテンシャルの高さはしっかりと見せています。前走札幌記念はタフな馬場にも泣かされたように感じますし、条件的にも見直しは出来る一頭でしょう。現状は1800mあたりがベストディスタンスでしょう。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:B

ドウデュース

 父:ハーツクライ
 母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication

フラーレンやロンズデーライトの半弟で、母のダストアンドダイヤモンズは米国ダート6.5FのGII勝ち馬。父ハーツクライに母系がシアトルスルーにゴーンウエストと米国スピードとの配合でかなり肉付きの良い馬体に。見た目や走法からも距離はもっと短いところが合うのかなとは思いますが、ポテンシャルと操縦性で中距離まで熟します。昨年のダービーでイクイノックスを破っているライバル的存在にあたりますし、ここでも好勝負を期待。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ノースブリッジ

 父:モーリス
 母:アメージングムーン
母父:アドマイヤムーン

ローレルゲレイロの甥にあたる血統。父モーリスに母父アドマイヤムーンで、牝系もスピードがあるので血統からは距離は短いところの方がいいのかなという印象はあります。気性的な面の克服もあって、今年のAJCCを制していますが、時計勝負になると分が悪く、スローペースになってどこまでというところでしょうか。東京2000mという舞台は問題ないと思いますが多少馬場が渋った方がチャンスはあるかも。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ヒシイグアス

 父:ハーツクライ
 母:ラリズ
母父:Bernstein

母ラリズは亜5FのGIIIを2勝。父のハーツクライに母父がストームキャット系のバーンスタインと短距離のスピードを持つ構成で距離は中山記念を勝っているように1800mベターでしょう。ヘイローのクロスも持ち合わせる機動力も兼備している分、大箱よりは小回りコースの方が立ち回りやすい印象。GIでも通用する地力は付けてきましたが、上がり勝負になりやすい東京だと劣勢なイメージも、せこくせこく立ち回ってどこまで。

血統:B    距離:B    コース:D    ローテ:C

プログノーシス

 父:ディープインパクト
 母:ヴェルダ
母父:Observatory

英6FのGI勝ち馬のヴォルダの半弟。父のディープインパクトに母父オブザーヴァトリーはロベルト内包のミスプロ系種牡馬で、母系にダルシャーンを持つ重厚感を持つ配合ということを考えると、特殊な馬場になった札幌記念の圧勝は割と納得のいく結果に感じます。ディープインパクト産駒らしく斬れる脚は使いますし、東京2000mという条件は悪くないと思います。ただ、スタートして位置を取れる馬ではない分、このクラスだと展開には左右されてしまうのかなという印象も。タフな競馬や鞍上の言う『適性の差』が出やすい馬場の方が確実に浮上するタイプだとは思いますが、ここは試金石の一戦に。

血統:B     距離:A    コース:B    ローテ:C



天皇賞・秋 2023 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎ドウデュース
✔︎イクイノックス
✔︎ダノンベルーガ

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

10月28日(土)東京11R アルテミスS

10月28日(土)京都11R スワンS



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