福島記念2022 出走馬適性チェック!!

福島記念 2022 適性 血統 傾向 診断 重賞出走馬適性チェック
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11月13日に福島競馬場で行われる伝統のハンデ重賞の福島記念

昨年はパンサラッサが勝ち、後にドバイでG1ウィナーの仲間入り。今年の秋の天皇賞でも2着と大活躍でした。


この記事は福島記念への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

同日に阪神競馬場にて行われるエリザベス女王杯の適性チェックの記事はこちらから見れます🔽

前日に阪神競馬場にて行われるデイリー杯2歳Sの適性チェックの記事はこちらから見れます🔽

前日に東京競馬場にて行われる武蔵野Sの適性チェックの記事はこちらから見れます🔽

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福島記念 血統適性評価基準

福島競馬場芝2000mの舞台で行われます。

小回りのコース形態でパワーのいる欧州的要素が台頭。ステイゴールドの血はもちろん、ロベルトミルリーフなどを持つ血統が上位に入線しやすい舞台です。ディープの血がマイナスになるレースです。

福島記念 参考重賞レース

ころめん
ころめん

過去に出走した重賞レースの回顧分析の記事をリンクしておりますので参考にどうぞ!!

札幌記念🔽

セントライト記念🔽

府中牝馬S🔽

中京記念🔽

新潟記念🔽

クイーンS🔽(※アイビスSDの回顧分析と一緒になっています)

京成杯AH🔽

福島記念 出走馬適性チェック

アラタ

 父 キングカメハメハ
 母 サンシャイン
母父 ハーツクライ

母のサンシャインは愛知杯で2着、ジュエラーワンカラットの甥で、ワントゥワンの従兄弟にあたる血統。母系は欧州色が強く、ハーツクライピストレブルーが入り中長距離向きで、父がキングカメハメハですからパワーもありミルリーフ内包。福島には向きますがもう少し距離があった方が良さは出そう。切れるイメージよりは持続力でしぶとく伸びてくるイメージですからスローよりもある程度流れるペース向き。昨年3着で札幌記念でも4着ですから実績も上位。良馬場で。

血統:B    距離:B   コース:B    ローテ:B

エフェクトオン

 父 ディープインパクト
 母 オヴァンボクイーン
母父 Kalatos

バーデン大賞2着のオヴァンボクイーンが母で、母父カラトスボールドルーラーの血を引くパワー型種牡馬。父ディープインパクトはサンデー後継の大種牡馬で、ディープインパクト×欧州血統ですから高速決着よりは時計の掛かる馬場向き。このレースに対する血統的な適性は感じられませんが、戦績からは福島巧者。タフな展開で前が崩れれば一発ありそうです。距離はもう少しあった方がいいかもしれません。

血統:D    距離:C    コース:A    ローテ:C

オニャンコポン

 父 エイシンフラッシュ
 母 シャリオドール
母父 ヴィクトワールピサ

マイナーズライトの半弟で、祖母のサプレザは欧州のトップマイラーで、マイルCSでも好走。サトノインプレッサの従兄弟にあたる血統。エイシンフラッシュ産駒で母父ヴィクトワールピサなのでパワーと瞬発力、機動力のイメージで大箱よりは小回りで活きるタイプ。

京成杯の勝ち馬で外から差す競馬が合うので出来れば外枠でペースも流れて欲しいところ。距離は2000mまでだと思うので圏内でしょう。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:B

カテドラル

 父 ハーツクライ
 母 アビラ
母父 ロックオブジブラルタル

エルムS勝ちのジェベルムーサの半弟で、祖母はマルレ賞勝ち馬。牝系自体は中長距離向きですが、母父がロックオブジブラルタルで短距離志向に。ハーツクライが父なのでマイルくらいで活躍しています。持続力の高さが小回りのペースに対してプラスに出ていて、小倉や中山で好走。本質的には2000mは長いと思いますが、流れ次第で前が崩れれば差し込んでくるタイプだと思います。夏の方が走るので季節的にどうでしょうか。

血統:D    距離:D    コース:B    ローテ:C

コスモカレンドゥラ

 父 ノヴェリスト
 母 ミルルーテウス
母父 アグネスタキオン

ハットラブの半弟で、フジキセキの甥にあたる血統。アグネスタキオンが母父でノヴェリストが父なので中距離でちょうど良く、タフさを要求されて力を発揮する血統構成なので福島記念には適性はあると思います。脚質が定まらないところがありますが、前走は逃げて勝利。先手を取れて単騎でマイペースが現状の好走条件か。距離もコースも問題ないですし展開次第では。

血統:B 距離:B コース:B ローテ:C

ゴールドスミス

 父 ステイゴールド
 母 ザミリア
母父 Cape Cross

シリアスアティテュードの半弟でスティッフェリオバスラットレオンの叔父にあたる血統。グリーンデザートの血を引くケープクロスが母父で、父はステイゴールドですからマイル〜中距離向きの血統で中山や福島などが合う血統構成です。前走のオクトーバーSでは控えてラストドラフトに勝利。今年の阿武隈Sを勝っているので福島も実績があります。競馬に幅が出てきていますし8歳でも充実。ここでも上位候補になりそうです。

血統:A 距離:B コース:B ローテ:B

サトノエルドール

 父 ディープインパクト
 母 ミゼリコルデ
母父 ファスリエフ

アムセスティの全弟で母のミゼリコルデはJRAで4勝。母父のファスリエフは欧州スプリンターで父はディープインパクトなのでマイルくらいがベストの血統構成。ディープインパクト産駒がこのレース自体に適性が低いので血統的にはマイナスですが、中山で良績が元々あるのでそこまで気にしなくてもいいのかなと思います。

障害から戻ってきた前走は先行して12着。直線半ばまでは見せ場たっぷりの内容だったので悲観することはないと思います。休み明け2戦目なので上昇の余地はありますし、小回りコースの方が合いそうですから噛み合えば面白いのではないでしょうか。ただ、距離は1800mくらいの方が合いそうです。

血統:D 距離:C コース:B ローテ:B

サトノセシル

 父 Frankel
母 Dupe
母父 Observatory

英チャンピオンS、エクリプスSを勝ったトワイスオーヴァーの姪で、父のフランケルソウルスターリングモズアスコットグレナディアガーズなど日本に高い適性を示す欧州血統で、母父のオブザーヴァトリーはイスパーン賞やクイーンエリザベスII世S勝ちで血統全体的にはマイル血統。ロベルトを内包しているのでこのレースには適性が高く、距離は現状1800mが合うと思いますが、福島コース自体は問題ないと思います。前走の府中牝馬Sもそうでしたが、速い上がりが求められると厳しいので全体的に流れるペースが理想でしょう。

血統:A 距離:C コース:B ローテ:B

シャムロックヒル

 父 キズナ
 母 ララア
母父 Tapit

マーメイドS勝ちのサラスの半妹で、母のララアはオールウェザー8.5FG1勝ち馬。父キズナの母父タピットなので持続力が高く、血統的にはこのレースとは少しズレているのかなと思います。ただ、この馬自身もマーメイドSを勝っているように小回り適性は高いので福島コースは問題ないと思います。逃げて結果を残すタイプなので同型が多いと厳しいかもしれません。軽斤量でどこまでやれるかでしょう。

血統:D 距離:C コース:C ローテ:C

パトリック

 父 ワークフォース
 母 シャムローグ
母父 ディープインパクト

クアトレフォイルの半弟で、ケイティープライドダディーズビビッドの甥。ケイティーズファーストの牝系なのでヒシアマゾンスリープレスナイトなども出る一族。父がワークフォースキングマンボサドラーで重厚感のある種牡馬ですが、母系がディープフレンチデピュティで阪神内回り向きの血統。前走のオクトーバーSでかなりしぶとく粘って5着。大箱向きではないということもあり今回の方が勝機はありそう。前走のように前で受けた方が良さそうです。

血統:C 距離:C コース:C ローテ:B

フィオリキラリ

 父 キズナ
 母 クリアリーコンフューズド
母父 Successful Appeal

母父サクセスフルアピールインリアリティの後継で、父キズナですからスピードの持続力に特化した血統で、米国色が強い分小回り向き。パワーのいる馬場が向いているので福島はこなせると思いますが、過去の戦績からも近走好走している北海道の洋芝が向きそうです。

2走前のクイーンSは最後前が開かずの8着で終いの脚は近走は堅実。流れ次第ですが団子の隊列ならチャンスは浮上しそうです。根本的に滞在が合う分不安要素は多いです。

血統:C 距離:C コース:C ローテ:D

フォワードアゲン

 父 ローズキングダム
 母 エーシンシャイナー
母父 グラスワンダー

エイシンリターンズの甥で、障害で活躍したエイシンニーザンエーシンディーエスエイシンクリックがファミリーにいる血統。母父グラスワンダーロベルトを持ち、父がローズキングダムミルリーフのクロスを持つので血統適性は高く、ノーザンテーストも母系に持つので福島は合いますし、距離自体はもう少し短い方が合いそうですが、前走の新潟記念で4着。長く脚を使うタイプなので中団くらいでスムーズに運べれば。

血統:A 距離:B コース:B ローテ:B

ベレヌス

 父 タートルボウル
 母 カフヴァール
母父 デュランダル

リザーブユアハートの甥で、母のカフヴァールはJRAで3勝。母父デュランダルガルチが母系に入り、父はタートルボウルヴェントヴォーチェトリオンフタイセイビジョンを出した種牡馬。血統的にはマイラーですし、2000mだと1F長いイメージも。マイペースで逃げることができればチャンスはあると思いますが、福島に向くかと言われると勝ってはいますが若干不向きな気も。

血統:C 距離:D コース:C ローテ:C

ユニコーンライオン

 父 No Nay Never
母 Muravka
母父 High Chaparral

仏芝6FG1モルニ賞勝ちのザワウシグナルの半弟で、父のノーネイネヴァーもモルニ賞を勝ったスプリンター。ハイシャパラルが母父でミルリーフのラインを内包。本質はマイラー血統ですが、昨年の鳴尾記念で重賞を制覇し、宝塚記念でも2着。復帰して4戦目になりますが本来の走りからはほど遠く。逃げてどこまでという感じだと思いますから同型の出次第でしょう。実績から距離は問題ないですし、コースもマイナスではないと思います。

血統:C 距離:C コース:C ローテ:C

ロザムール

 父 ローズキングダム
 母 グレートテン
母父 Caerleon

母は地方で5勝、兄弟も地方で結果を出している血統で、母父カーリアンブエナビスタタイキシャトルの母父。ローズキングダムは上でも書いた通りミルリーフのクロスを持つ種牡馬で福島適性は高く、距離も血統全体から中距離がベスト。時計がかかる馬場の合うパワー型で自分のペースで行けたらしぶとく粘る逃げ馬。同コースの七夕賞で2着の経験もあり舞台設定は向きます。あとは相手関係と状態でしょう。

血統:A 距離:A コース:A ローテ:C

ヴァンケドミンゴ

 父 ルーラーシップ
 母 アンフィルージュ
母父 アグネスタキオン

祖母のウメノファイバーはオークス馬で全兄のサンリヴァルは皐月賞で2着。ヴェルデグリーンが従兄弟にいる血統でファミリーは中山巧者が多く、本馬もルーラーシップが父なのでワンペースでコーナーでジリジリと加速するタイプの血統。中山コースに形状が近い福島競馬場は得意で、2年前にこのレースで2着。展開には左右されますが末脚はしっかりしている方なので流れ次第では上位も当然ありえます。3年連続で同じローテーションですから安定はしていますし不安はあまり感じません。

血統:B 距離:B コース:A ローテ:A

福島記念 適性チェック 上位馬4頭

✔︎ロザムール
✔︎ヴァンケドミンゴ
✔︎ゴールドスミス
✔︎フォワードアゲン

以上の4頭をピックアップさせて頂きます!

ハンデ戦で毎年混戦ムードの重賞ですが今年も難しい1戦になりそうです!

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想はレース当日にパドックを見た後にTwitterにて買い目と共に公開していますのでよろしくお願いします!!

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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