ガイアフォースが勝利！　セントライト記念2022 レース回顧分析！

3日間開催皆さんお疲れ様でした！最終日自分は体調不良でほとんどレースを見ることができませんでした。

さて、月曜日に行われた菊花賞トライアルのセントライト記念のレース回顧分析をしていこうと思います。

先日行われたローズステークスのレース回顧分析はこちらから見れます🔽

セントライト記念　結果

1着	6枠9番	ガイアフォース	松山弘平	2:11.8
2着	5枠7番	アスクビクターモア	田辺裕信	アタマ
3着	1枠1番	ローシャムパーク	C.ルメール	3
4着	4枠5番	セイウンハーデス	幸英明	2.1/2
5着	4枠4番	ラーグルフ	戸崎圭太	クビ

3番人気のガイアフォースが接戦を制し優勝！重賞初制覇！2着には1番人気のアスクビクターモア。3着には2番人気ローシャムパークが入線。上位3頭には菊花賞への優先出走権が与えられます。

セントライト記念　レース回顧分析

1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑、その他が黒

スタートは各馬ほぼ五分でしたが、中でもセイウンハーデスが好ダッシュ。外のベジャール、キングズパレス、サイモンバロン、ボーンディスウェイは少しゴチャゴチャっとしました。

セイウンハーデスが先手を主張するところにショウナンマグマが競りかけていきます。アスクビクターモアはその内にいたのでショウナンマグマを先に行かせる格好。ガイアフォースは馬なりで先行集団の後ろあたりを取れました。

1コーナーの入り。隊列は大体決してショウナンマグマが先頭。セイウンハーデスが2番手。その外の3番手にアスクビクターモア。その後ろがガイアフォースでそのガイアフォースを見るようにローシャムパーク。

この並びだとガイアフォースは前に目標がいるので競馬はしやすいですね。

2コーナー外回り。この時点で有力馬が外の先行で、しかもこの3頭とも自分から動けるタイプの馬ですからこのような形になると紛れが少なくなるかなという感じ。速いペースでもバテるタイプではないですし、後ろから動いてくる馬もいないですからね。不利を受けにくいですし、この時点である程度は実力通りになりそうなレース展開でした。

前半1000m地点。通過タイムは60.3秒。

稍重の馬場を考えても平均くらいでしょうか。

ここでローシャムパークが外に出てしまったのは1番ペースが緩んた区間だからでしょう。

12.3-11.0-12.1-12.4-12.5-12.3-12.2-11.7-11.6-11.5-12.2

この青区間が1番ペースが落ち着いたところで、馬自体も久々でしたしスローペースを嫌って途中から動いたりするレースをしていただけに馬の後ろで我慢できなくなってしまったのかなと思います。

この辺りでスタートから後方にいたキングズパレスが少し動きます。しかし全体的にペースが上がっているところで動いているのでそんな簡単にはポジションを押し上げることはできません。

残り600m通過。ここでのポジションだと外に有力馬、前も残っているセイウンハーデスのオニャンコポンが1番いいところにいると思うんですが、最後伸びなかったのは距離なのかなという感じ。

ここらでアスクビクターモアが先頭に並びかけます。それを追うようにガイアフォース。

コーナーで前を捕まえに行ったアスクビクターモアを更に外からガイアフォースは並びかけていくのですから相当力があります。

このように見ると上位の2頭は地力が少し抜けていたのかなと思います。ローシャムパークもよく走っていますが、力負け感は否めないですね。それにしてもガイアフォースは力で捩じ伏せたレースで、着差以上の完勝だったと思います。

セントライト記念後の各馬の評価

1着　ガイアフォース

このような淀みない流れには滅法強いのかなと思いますし、アスクビクターモアの勝ちパターンを更に外から行って勝つんですからポテンシャルはかなり高いです。本番も面白いのかなと思いますし、血統的にもキタサンブラックと母系にダンスインザダークですから菊花賞配合でロマンもありますね。楽しみです。

2着　アスクビクターモア

レース的には何も悪いことない完璧なレース運びだったと思います。勝ち馬にピッタリマークされた分もあると思いますが、勝ち馬が強かったとしか。距離は伸びても大丈夫だと思いますし本番で再度期待を。

3着　ローシャムパーク

ポジショニングは完璧だったと思いますが力負け。まだまだ良化途上ですし、使ってよくなるタイプだと思いますから次は変わってきそうです。菊花賞だとしたら距離は少し不安ですが、ポテンシャルは高いのでどこまでやれるか楽しみです。

4着　セイウンハーデス

強いメンバー相手によく頑張ったと思います。淀みない流れで4着ですから十分力は示たと思います。若干距離は長かったかなと思います。2000mがベストでしょうか。

5着　ラーグルフ

道中ロスもなかったですし、2000m以下が現状はあっているのかなという感じですね。理由は何にせよ上位馬とは力の差が出たレースでした。

6着　ボーンディスウェイ

ペースが落ち着いてくれた方がこの馬にとってはチャンスあるように思えます。ポジションも後方からでしたし、ゆったり流れた方よさそうな点からは距離は伸びても大丈夫だと思います。できれば先行したい馬なだけに外枠も少しかわいそうだったかもしれません。

7着　オニャンコポン

スタートから好位を取れて、1番いい競馬を道中はしていたと思いますが、最後は距離なのかなという感じですね。2000mまでがいいのともう少し瞬発力を活かせる展開の方がよさそうです。

8着　キングズパレス

スタートで少しごちゃついて後方からになったのと、やはり使える脚が一瞬なので途中で動くようなレースは向いていないのかなと思います。

セントライト記念　適性チェック　結果

今回の適性チェックの結果はこちら。

✔︎①アスクビクターモア	2着
✔︎②キングズパレス	8着
✔︎②ボーンディスウェイ	6着
✔︎③ラーグルフ	5着
✔︎③ローシャムパーク	3着

以上のような結果になりました！

勝ち馬のガイアフォースが挙げられていませんですし、この決着だとあまりお役に立てなかったのかなと思います。

僕の馬券は、キングズパレスからラーグルフとボーンディスウェイのワイド2点のみ購入でハズレ。ここまで堅い決着になるとは思ってなかったので残念な結果でしたが、レースとしては強い馬が強い競馬をしたということで面白かったと思います。

来週はオールカマーと神戸新聞杯の2つの重賞があります。できれば木曜の朝までに両重賞の適性チェックは出したいと思いますのでよろしくお願いします！

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