弥生賞ディープインパクト記念 2023 出走馬適性チェック✔︎

弥生賞 ディープインパクト記念 2023 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年3月5日(日) 中山競馬場 芝2000m 弥生賞ディープインパクト記念 の出走馬全頭の適性診断の記事なります。

この記事は弥生賞への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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弥生賞 2023 血統適性評価基準

皐月賞と同じ舞台の中山芝2000mで行われるトライアル競争。

ディープやハーツクライなどのサンデー×リファールの血統は強いですが、ハーツクライ産駒は勝ち切れていません。また、ここ2年の勝ち馬はタイトルホルダーやアスクビクターモアで、後の阪神内で行われた菊花賞馬になっています。スピードよりもタフさが重要になる舞台で、4年前の勝ち馬のメイショウテンゲンもスタミナ志向の強い競走馬に。その点を踏まえた評価をしていきたいと思います。

弥生賞 2023 出走馬適性チェック✔︎

アームブランシュ

 父:キズナ
 母:ソウルフルヴォイス
母父:キングカメハメハ

母のソウルフルヴォイスは福島牝馬S3着でJRA4勝。ジャンプ競走で活躍したマルカラスカルの甥で、曾祖母はダイナアクトレスという牝系。父キズナはディープ産駒のダービー。母系はキングカメハメハにトニービン、テーストだから一瞬の脚よりも持続力勝負に向く血統。スタートしてから位置が取れるタイプでは無いだけに少頭数になるのはプラスで、自分から動ける展開になれば良さは出そうです。中山のような機動力活かすコースよりも広いコースの方が合いそうです。

血統:B    距離:B    コース:D    ローテ:C

グリューネグリーン

 父:ラブリーデイ
 母:レディーダービー
母父:スペシャルウィーク

オールカマーやAJCC勝ち馬のヴェルデグリーンの半弟で、祖母のウメノファイバーはオークスなど、JRA4勝。イトコにサンリヴァルやヴァンケドミンゴがいる血統。父のラブリーデイは宝塚記念や天皇賞・秋を制したキングマンボ系種牡馬。母父スペシャルウィークはダービーや天皇賞春秋制覇やジャパンCを制した名馬。力の要するコース向きで、京都2歳Sは逃げ切り。距離的にはもう1ハロン短い方が合うと思いますが、得意の小回りコースで機動力を活かせれば。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:B

ゴッドファーザー

 父:シルバーステート
 母:ノッツダルジェント
母父:バゴ

ファントムルージュの半弟で、4代母のキスアグラムは札幌記念など重賞4勝のエアエミネムを輩出。父のシルバーステートはロベルト内包のディープ系種牡馬で、ウォーターナビレラの父。母父のバゴは凱旋門賞などを制した欧州の名馬で、クロノジェネシスやステラヴェローチェなどの父。祖母がサドラーズウェルズ≒フェアリーキングの濃いクロスで、母系は相当重たいので時計勝負になると厳しいかもしれません。新馬戦はカルロヴェローチェやチャンスザローゼスの3着。続く未勝利戦(福島1800m)では逃げて持ったまま突き放す完勝。距離的には1800mの方が合うと思いますが、小回りの中山コースは合うと思うのでどこまでカバー出来るかでしょう。8ヶ月休養明けですからその分どこまで成長しているか見ものです。

血統:C    距離:C    コース:A    ローテ:D

セッション

 父:シルバーステート
 母:ミスドバウィ
母父:Dubawi

母のミスドバウィはJRA4勝。ソウテンの半弟で、父のシルバーステートはロベルト内包のディープ系種牡馬。母父ドバウィは英2000ギニーやジャック・ル・マロワ賞などマイルあたりの距離で活躍。英ダービーでも3着。母系のスピードからも2000m以下の方が合いそうで、距離短縮に強い血統かなと思います。先行力があって機動力を活かす競馬が合う分、最後の急坂は鬼門になりそう。小回り向きだとは思うのでせこく立ち回ってどこまでやれるかかなと思います。

血統:C    距離:D    コース:B    ローテ:B

タスティエーラ

 父:サトノクラウン
 母:パルティトゥーラ
母父:マンハッタンカフェ

母はJRAのマイル戦を3勝。4代母はクラフテイワイフだからカンパニーやトーセンジョーダンが出る牝系。父のサトノクラウンは香港や宝塚記念などを制したタフ馬場の鬼で、母父もマンハッタンカフェだからスタミナ型。フレンチデピュティやテーストが母系に入るのでスピードや前向きさもしっかり遺伝し中山のような小回りの方が向く血統かなと思います。前走の共同通信杯は好スタートからスムーズに競馬をしたものの弾けず4着。前有利だったのもありますからポテンシャルは秘めていますし、積極的に位置を取れるのであれば先行力を活かして押し切れるか。距離は伸びても大丈夫だと思いますし、中山も問題ないでしょう。

血統:B     距離:B    コース:B    ローテ:B



トップナイフ

 父:デクラレーションオブウォー
 母:ビーウインド
母父:スピニングワールド

ステラウインドやスマートルビーの半弟で、曾祖母がワンスウエドなのでテイエムオペラオーが近親にいる血統。父のデクラレーションオブウォーはダンジグ系のウォーフロントの後継で、現役時代は欧州の8Fと10FのGIを制しています。デュードヴァンやジャスパージャックの父。ブラッシンググルームのクロスを持っていて逃げて粘り強い走り。展開不問で競馬に幅があるのは魅力だし、このコースのホープフルSで惜しい2着からもここでも十分通用。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:A

フォトンブルー

 父:ハーツクライ
 母:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk

シルバーステートやヴィルジニアの半弟で、ヴィクティファルスの叔父。イトコにシックスセンスのいる血統。父ハーツクライはサンデーサイレンスの後継で、現役時代に有馬記念やドバイシーマクラシックを制した名馬。種牡馬としてもジャスタウェイ、リスグラシューやシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ドウデュースなどを輩出している大種牡馬。母系がロベルトにボールドルーラーのラインを持ち馬力が強い血統。スタートがここ2走は悪くて後方からの競馬に。前走は途中で動いていきましたが直線では失速と長く脚を使えないタイプでしょうか。軽い馬場よりも、重い馬場の方が向くと思いますから一雨欲しいところ。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ヨリマル

 父:リアルスティール
 母:テイエムオーシャン
母父:ダンシングブレーヴ

母のテイエムオーシャンは桜花賞、秋華賞、阪神3歳牝馬S(現阪神JF)勝ちの名牝。父のリアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄で、ドバイターフ勝ち馬。初年度からオールパルフェが重賞勝ちを果たしています。母父ダンシングブレーヴはリファールの直仔でキングジョージや凱旋門賞など欧州GIを4勝。キングヘイロー、ホワイトマズルなどの父。母系の奥の重厚感に父系のスピードとバランスがいい血統。中京の2000mで勝ち上がりましたが、競馬の幅は広く逃げても差してもいいタイプ。フットワーク的に大箱向きで加速に時間がかかるタイプではありそうだから距離はもう少しあった方が良さそう。中山で器用に立ち回れるかが鍵に。

血統:A    距離:B     コース:D    ローテ:C

レヴォルタード

 父:エピファネイア
 母:バウンスシャッセ
母父:ゼンノロブロイ

母のバウンスシャッセは牝馬重賞3勝。京王杯SC勝ち馬のムーンクエイクや、中山巧者のコントラチェックの甥にあたる血統。父エピファネイアはロベルト系で、菊花賞やジャパンCを制した長距離志向の強い種牡馬で、エフフォーリアやデアリングタクトなどの父。母父ゼンノロブロイは秋古馬3冠を制した名馬で持続力の高い血統。エピファネイア×ゼンノロブロイはヴェローナシチーやシーズンズギフト、チャンスザローゼスなどと同じ。サドラーズウェルズ≒フェアリーキングの4×4も入り重厚感もあるのでタフな上がりの掛かる競馬に向くタイプでしょう。前走は東京2000mを2番手から早め抜け出して優勝。行きっぷりが結構良くても最後までなかなかバテないのは魅力。距離は問題ないと思いますし、上がりの掛かる中山の方が良さは出そうですから前目で運んで粘り込む形に持ち込めば。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:C

ワンダイレクト

 父:ハービンジャー
 母:ワントゥワン
母父:ディープインパクト

母のワントゥワンはJRA5勝で、祖母のワンカラットは短距離重賞4勝。近親にアラタやジュエラーのいる血統。父ハービンジャーはデインヒルを経由したダンジグ系。ブラストワンピースやペルシアンナイト、ディアドラなどの父。母父ディープインパクトはサンデー系の大種牡馬。リファールのクロスを持ち、切れのある差し脚を繰り出します。牝系がスピード志向が強いので2000mがギリギリな感じはしますが、我慢は効きますし中山でも内で脚を溜められれば面白い存在でしょう。根本は大箱向きだと思います。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:A



弥生賞 2023 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎トップナイフ
✔︎レヴォルタード
✔︎タスティエーラ
✔︎ワンダイレクト

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎記事

3/4 チューリップ賞 適性チェック✔︎🔽

3/4 オーシャンS 適性チェック✔︎🔽



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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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