ターコイズステークス2022 出走馬適性チェック!

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2022年12月17日(土)中山競馬場 ターコイズステークス

昨年はミスニューヨークが制しました。今年もミスニューヨークは出走予定。17年18年とミスパンテールが連覇していますからそれ以来の連覇なるか注目です。

この記事はターコイズステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

翌日行われる朝日杯FSの適性チェックはこちらから見れます🔽

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ターコイズステークス 2022 血統適性評価基準

中山芝1600mで行われる牝馬限定のハンデ重賞。

中山の重賞らしくロベルト持ちの好走が近年は続いています。オルフェーヴルやルーラーシップなどノーザンテーストを持った馬の好走も目立ち、要注目したいところ。

ターコイズステークス 2022 出走馬適性チェック

アナザーリリック

 父 リオンディーズ
 母 アンソロジー
母父 サクラバクシンオー

ビターグラッセやプライルードの姉で、ポップロックやスピードリッパーの姪にあたる血統。父のリオンディーズはパワー型で朝日杯FSを制した種牡馬でテーオーロイヤルの父。母父サクラバクシンオーはスピードとパワーを兼ね備えた種牡馬でノーザンテースト内包。全体的にパワーが強く、馬体も大きめで馬群の中よりも外を追走した方が能力発揮しやすいタイプだと思います。アネモネS勝ちで舞台適性はそれなりに高いと見ますが、ベストは1800mの方かなと思っています。流れさえ向けば一発あってもおかしくない立場でしょう。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

アブレイズ

 父 キズナ
 母 エディン
母父 ジャングルポケット

母のエディンはJRAで5勝。3代母のリリオはトレイルブレイザーの母。父キズナはディープ×ストームキャット配合の種牡馬でダービー馬。ソングラインやアカイイト、ディープボンド等の父でパワー型産駒が多い印象。母父のジャングルポケットはトニービンの後継らしく中長距離向きの血統。母系の奥がタイキシャトルやフォーティナイナーなのでスピードも持ちますから血統的には中距離までは持つような配合です。自身は1600mだと若干忙しくて1800m向きと見ますが、ヴィクトリアマイルでは後方からの追い込みが目立った7着。マイルなら大箱の方が向きそうで、位置取りが鍵になりそうです。

血統:D    距離:C    コース:D    ローテ:C

ウインシャーロット

 父 スクリーンヒーロー
 母 マリアヴェロニカ
母父 ジャングルポケット

母はJRAで2勝、祖母はJRAで4勝、グッドディールの甥で、3代母のラスティックベルはフサイチエアデールの母。牝系からはクロノジェネシスも出る一族。父のスクリーンヒーローはゴールドアクターやモーリス、最近ではウインマリリン、ウインカーネリアンの父でロベルト系らしく機動力パワーを伝えます。母父はジャングルポケットでスタミナ型ですから血統的には中距離向き。先行すれば抜群の渋とさでなかなかバテなく、近走は安定。距離はマイルも守備範囲と見ますから中山なら持ち前の先行力を活かせれここでも勝ち負けではないでしょうか。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

エリカヴィータ

 父 キングカメハメハ
 母 マルシアーノ
母父 フジキセキ

母はキンシャサノキセキの全妹で、フラワリングナイトの下にあたる血統。キングカメハメハ×フジキセキだとグレートタイムや、ユラノトのようにダート向きになりやすくパワーが強い血統。母系が短距離スピード型ですから、フローラS勝ち馬ではありますが、ベストはマイルあたりでないかなと思います。同コースのフェアリーSは10着でしたがレース中の不利が大きかったので度外視しても問題ないと思います。オークス、秋華賞は案外でしたが距離短縮で流に乗れれば侮れないと思います。中山向きかと言われれば疑問。

血統:C    距離:A    コース:C    ローテ:B

サブライムアンセム

 父 ロードカナロア
 母 パストフォリア
母父 シンボリクリスエス

母のパストフォリアはJRAで4勝。祖母はハッピーパスなのでコディーノやチェッキーノの姪にあたる血統です。母父はシンボリクリスエスですからロベルト系で、父がロードカナロアなので持続力パワーというイメージ。フィリーズレビュー勝ち馬ですが桜花賞であまり差のない9着。マイルが長い印象はなくてペースの問題かなと思います。スパッと切れるタイプではなくて雪崩込むようなタイプなのでペースに左右されると思います。関東圏は初めてですが、輸送等クリア出来れば中山のマイルは面白いのではないでしょうか。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:A

シャーレイポピー

 父 ミッキーアイル
 母 オリエンタルポピー
母父 キングカメハメハ

祖母のトールポピーは阪神JFとオークスを勝った名牝で、近親にフサイチホウオーやアヴェンチュラなどがいる血統。母系はスタミナやパワーが強いですが、父がミッキーアイルでロックオブジブラルタル内包のパワー型のマイラーだからバランスは良いです。前走は初の中山マイル戦で6着ですが、ポジションが下がるシーンもあって展開が向かずでした。中山の適性は高そうで、スローになるよりはペースが流れた方がチャンスはあるでしょう。距離も全てマイル戦の勝利ですから流れ次第では一発も。

血統:C 距離:A コース:B ローテ:B

シャドウディーヴァ

 父 ハーツクライ
 母 ダイヤモンドディーバ
母父 Dansili

JRAで5勝を挙げたハウメアの半妹で、母のダイヤモンドディーバは米芝8FのG2勝ち馬。父はハーツクライでドウデュースやサリオス、ダノンベルーガ等の父。母父がダンジリなので持続力とパワーに長けた血統です。ハーツクライ産駒らしく東京のような大箱向き。マイルだと少し忙しい印象もあります。ここが本当のラストランになると思うのでとにかく無事に。

血統:C 距離:D コース:C ローテ:C

スカイグルーヴ

 父 エピファネイア
 母 アドマイヤセプター
母父 キングカメハメハ

母はドゥラメンテの全姉で、祖母のアドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯を連覇した名牝。エアグルーヴの牝系でノーザンテーストを母系に持ちます。父のエピファネイアはロベルト系で菊花賞とジャパンカップを制した種牡馬で、エフフォーリアやデアリングタクトの父。血統的なバランスはとてもいいのですが、父、母共に気性に難があるので短距離にシフト。前走のスワンSはシンガリ負けと不安のある内容でした。1400mがベストと見るのでマイルだと少し折り合い面が気になりますが本来のポテンシャルを出せるのであれば上位争いも可能なはずです。

血統:A 距離:C コース:C ローテ:C

フィアスプライド

 父 ディープインパクト
 母 ストロベリーフェア
母父 Kingmanbo

ミッドサマーフェアやソフトフルートの下で、祖母はBCジュベナイルフィリーズなどを制した全米2歳牝馬チャンピオンのストームソング。オーダーオブセントジョージやアイスストームのイトコにあたる血統です。ディープインパクト×キングマンボの配合に母系がストームバードのラインを持ちますから大箱マイルがベストという印象。前走は同コースを後方から内を捌いて差し切り勝ち。この日の馬場は内伸びだったので上手くハマった感はありますがペースが流れて前が止まればこのようなシチュエーションも可能性としてあると思います。ゲートに課題があるので上手くスタートを決めたいところ。血統通り中山よりも東京に向きそうです。

血統:C 距離:A コース:C ローテ:C

フェルミスフィア

 父 エピファネイア
 母 フェルミオン
母父 アグネスタキオン

タイキフォーチュンやタイキダイヤの姪で、セイウンコウセイのイトコ、クラリティスカイの叔母にあたる血統になります。父のエピファネイアはロベルト系。母父アグネスタキオン、母母父がミスワキなので母系は持続力が高い血統。ファミリーがマイラーが多いので本馬もマイルくらいが合うと思います。切れるタイプではなく流れたペースを後方から差し切るイメージですから大箱よりも直線の短いコース形態向きだと思います。1400mからの延長となると微妙ですから内で脚を溜められる展開がいいかもしれません。

血統:B 距離:D コース:B ローテ:D

フラーズダルム

 父 キズナ
 母 クーデグレイス
母父 ホワイトマズル

母はJRAで4勝。叔母にポップコーンジャズがいますから、ラブリーデイやボッケリーニのイトコにあたる血統です。父キズナはソングラインやアカイイトの父。母父ホワイトマズルはスマートレイアーと同じでディープと配合されるとリファールのクロスで切れ味の鋭さを増します。母系がトニービンやロベルトを持ちますからバランスがとても良くて、中山でも対応できると思いますが、血統表だけ見たら中京がベストではと思います。ドスローにかなり強い瞬発力型と見ますから中山の流れ自体は向くかどうかは微妙。馬場や展開に左右はされそうですが一発あってもおかしくない1頭だと思います。団子状態で直線に向ければ。

血統:B 距離:A コース:C ローテ:C

ママコチャ

 父 クロフネ
 母 ブチコ
母父 キングカメハメハ

シラユキヒメの一族でソダシの全妹。シロニイやホワイトベッセル、ユキチャンなどの姪にあたる血統です。ソダシと同じ血統ですからクロフネ×キングカメハメハでパワー型マイラーといったイメージです。先行して押し切るスタイルも姉に似ているので先行力を活かせる展開になれば当然上位に来れると思います。1400mよりもマイルの方が息も入って競馬はしやすいと思いますが、初の中山ということを考えた時に流れが合うかという懸念は少しあります。スローの展開の方が向きそうなタイプです。

血統:C 距離:A コース:C ローテ:B

ミスニューヨーク

 父 キングズベスト
 母 マンハッタンミート
母父 マンハッタンカフェ

メイショウオーパスの半妹で、母はJRAで1勝。父キングズベストはエイシンフラッシュの父で、キングカメハメハを経由しないキングマンボ系。母父がマンハッタンカフェなのでタフな舞台向きで中山はベストだと見ています。近走はスタートが決まってある程度の位置に付けられるようになってきたのはプラス。力のいる馬場向きですから馬場が渋れば更にチャンスは増すと思います。昨年制した舞台で適性は高いと思うのでスムーズな競馬が出来れば連覇は可能でしょう。

血統:C    距離:A    コース:A    ローテ:B

ライティア

 父 ディープインパクト
 母 シンハリーズ
母父 シングスピール

母のシンハリーズはデルマーオークスの勝ち馬で、シンハライトやアダムスピークの全妹で、リラヴァティやミリッサの半妹。父は言わずと知れた大種牡馬のディープインパクトで、母父のシングスピールはサドラーズウェルズの系譜で、96年のジャパンC勝ち馬。ヘイローのクロスを持ち気性は前向きで、母系の粘り強さからも先行すれば渋とさを出します。前走の府中牝馬Sは先行して6着。距離的にはマイルの方が合うと思うので距離短縮は歓迎でしょう。上がりも使えるのでスローペースの方がいいタイプで展開向けば。身体が小さいのでこの時期の中山はタフそうな気もします。

血統:C    距離:B    コース:D    ローテ:B

レイハリア

 父 ロードカナロア
 母 ライトリーチューン
母父 マンハッタンカフェ

カネトシツヨシオーやバウンシーチューンの姪で3代母のティアラはノーザンテースト産駒でJRA3勝。父のロードカナロアは短距離適性高い種牡馬で持続力が強く、母父マンハッタンカフェなので時計の掛かるタフな馬場に向きます。母系がトニービンを持ちますから中山の外回りの持続力にも対応は出来る血統だと思いますが、前走の走りを見ていると1200mだとスピード負けしている感じを受けますから距離延長への挑戦は適性云々は別にしていいレース選択のように感じます。コース形態的にも内枠の方が誤魔化しは効くのではないでしょうか。

血統:B    距離:D    コース:D    ローテ:C

ローザノワール

 父 マンハッタンカフェ
 母 ダノンスズラン
母父 Awesome Again

ダノンジェットやリンガーが半兄妹にいて、近親に仏重賞勝ちのピースバーグがいる血統。父マンハッタンカフェなのでタフな馬場向きで、母系にサドラーズウェルズが入り前で渋とさを活かす競馬が合います。母父がオーサムアゲインなので距離は中距離以下のほうが合うので、マイル位のレースはいいと思います。ヴィクトリアマイルであわやの4着。スローで逃げた方がいいタイプですからペースさえハマれば渋とく粘る可能性もあると思います。このクラスでの直線急坂は鬼門になりそうですが、楽に行ければ。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:B

ターコイズステークス 2022 適性チェック上位4頭

✔︎サブライムアンセム
✔︎ミスニューヨーク
✔︎ウインシャーロット
✔︎シャーレイポピー

以上の4頭をピックアップさせて頂きます!

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェックは能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

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