【京成杯 2024】出走馬適性チェック✔︎

京成杯 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年1月14日(日) 中山競馬場 芝2000m 京成杯 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は京成への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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京成杯 2024 血統適性評価基準

中山2000mで行われる3歳重賞。

中山といえばロベルト持ちが強く、ダンジグのパワーや仕上がり面も考慮。

京成杯 2024 出走馬適性チェック✔︎

アスクナイスショー

 父:シルバーステート
 母:ケンブリッジヒカリ
母父:アドマイヤムーン

名繁殖グロリアスソングを4代母に持ち、JBCレディスクラシックを制したホワイトフーガのいとこにあたる血統。父シルバーステートはロベルト内包のディープ産駒で、セイウンハーデスやリカンカブールの父。母父アドマイヤムーンはフォーティナイナー系で、ジャパンCや宝塚記念、ドバイDFを制した名馬で、種牡馬としてもファインニードルやハクサンムーンなどを輩出。ヘイローの4×5×5を持つし、血統的にも内回りの中山は歓迎。同舞台で未勝利勝ちであとは相手次第といったところでしょう。フットワークは大きい方で揉まれない競馬で前に付けれれば。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:C

アーバンシック

 父:スワーヴリチャード
 母:エッジースタイル
母父:ハービンジャー

レガレイラやドゥラドーレス、ステレンボッシュのいとこで、曾祖母ウインドインハーヘアはディープインパクトやブラックタイドなどを輩出した名繁殖。スワーヴリチャード×ハービンジャー×ダンスインザダーク×アルザオはいとこのレガレイラと同じ構成。気性そのものが危うい面はありますが、持ってるポテンシャルは相当なもの。500キロを超える馬体でスワーヴリチャード産駒らしく跳びが豪快。如何にも大箱向きの中距離馬という印象。能力でカバーは出来ると思いますが、左回りの方があっていそうでもありますが、杞憂に終わるかもしれません。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:B

エコロマーズ

 父:シルバーステート
 母:フィナリザール
母父:Congrats

祖母は米国デルマーデビュータントSを制したセットプレイ。父のシルバーステートは若駒戦に向くスピードを遺伝しやすいですし、仕上がりは早い血統のように感じます。見た目からも中距離馬という感じですし、距離延長は歓迎でしょう。新馬戦からも小回りは向きますし、中山変わりもプラスでしょう。力関係次第ではありますが、好舞台でしょう。

血統:B     距離:A    コース:A    ローテ:B

グローリーアテイン

 父:ヴィクトワールピサ
 母:アンナミルト
母父:マンハッタンカフェ

アスクコンナモンダの甥で、母のアンナミルトはJRA5勝(1200m~1400m)。父のヴィクトワールピサは皐月賞や有馬記念、ドバイWC勝ち馬のネオユニヴァースの後継種牡馬。母父マンハッタンカフェでこの構成だと新馬を制した1800mに適性がありそう。母がスプリンターで割とガッチリした体型で、走法もピッチ気味なので中山は向くと思います。一瞬の脚を使える展開になれば面白いと思います。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

コスモブットレア

 父:ゴールドシップ
 母:コスモバタフライ
母父:ソングオブウインド

母のコスモバタフライはJRA3勝。父ゴールドシップに母父ソングオブウインドの長距離配合に母系の奥のマルゼンスキーやカーリアンとニジンスキーのスピードで締まった中距離血統。見た目からにも小回り、内回りに向くタイプで斬れないがバテない走りをします。相手関係はどうかも条件は悪くないでしょうし、タフな馬場や展開になって浮上はあるか。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ジュンゴールド

 父:エピファネイア
 母:ジュントップヒトミ
母父:ゼンノロブロイ

ジュンブルースカイの半弟で、祖母のリアルナンバーはアルゼンチンGIウィナー。マカヒキやウリウリ、同レースに出走予定のレイデラルースのいとこにあたる血統。父エピファネイアに母父ゼンノロブロイの中距離血統で、母系でヘイローの4×5、全体でサンデーの4×3とヘイローの5×4×5を持つ血統構成で、父系もロベルトというところもあって機動力を活かした競馬がセールスポイント。レインボウクエストも入る重厚な血統で、タフな競馬も歓迎でしょう。中山2000mも特に問題なさそうですし、好位に取り付いて押し切りは可能。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:C

ダノンデサイル

 父:エピファネイア
 母:トップデサイル
母父:Congrats

母は米BCジュヴェナイルフィリーズ2着馬のトップデサイルで、半姉にトップザビルやスタティスティクスのいる血統。父のエピファネイアはシンボリクリスエスの後継。母父のコングラッツはエーピーインディの系譜とシアトルスルーのクロスを持つ持続力血統。京都外回りの1800mで勝ち上がり。内回りの京都2歳Sでは上がり最速の4着と追い込んで来たように能力は上位。ゲートがそこまで速くないですし、競馬自体は大箱の方が合うと思いますが、展開次第では差し込みも。

血統:A    距離:B    コース:D    ローテ:C

ドゥレイクパセージ

 父:ドゥラメンテ
 母:ソブラドラインク
母父:Include

母はアルゼンチン3歳女王のソブラドラインクで、父のドゥラメンテはキングカメハメハの後継種牡馬で、タイトルホルダーやリバティアイランド、スターズオンアース、ドゥレッツァなど活躍馬を多数輩出する種牡馬。母父のインクルードとの配合はドゥラモンドと同じ。母系がストームキャットやフォーティナイナーのスピードを持ち、バランスの取れた配合のように感じます。上手く身体を使って走りますし、素質を感じる1頭。多頭数は課題にはなりそうですが、揉まれない競馬が出来れば上位も十分でしょう。良馬場でやりたいところ。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

ニシノフィアンス

 父:サトノダイヤモンド
 母:ニシノラヴコール
母父:ルーラーシップ

祖母のニシノナースコールはエンプレス杯勝ち馬で、牝祖のプリンセスデリーデは秋華賞馬ブラックエンブレムや重賞馬ナリタセンチュリーにも繋がる牝系。父サトノダイヤモンドはディープインパクトの後継種牡馬で菊花賞と有馬記念勝ち馬。サトノグランツやシンリョクカなどの父。母父ルーラーシップに母母父ブライアンズタイムという構成で、見た目からもパワフルで如何にも時計の掛かる馬場に向くタイプ。逃げて新馬勝ちを収めていますからここも揉まれず競馬がしたいところ。距離延長は問題ないと思いますが、ワンペースの方が合うと思うので中山なら1800mの方がいいかもしれません。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ハヤテノフクノスケ

 父:ウインバリアシオン
 母:サクラインスパイア
母父:シンボリクリスエス

カミノホウオーの全弟で、祖母のサクラアカツキはJRA6勝馬。父のウインバリアシオンはハーツクライの後継種牡馬で、日経賞と青葉賞勝ち馬。母系がロベルトのクロスが入り、全体でリファールのクロスを持ちます。未勝利戦は京都の内回りを早めに先頭に立って圧勝。胴長脚長体型で距離は不安もないですし、ここも捲り気味な競馬が出来れば面白いと思います。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

バードウォッチャー

 父:ブラックタイド
 母:アパパネ
母父:キングカメハメハ

母のアパパネは牝馬3冠馬。父ブラックタイドなのでジナンボー、ラインベック、アカイトリノムスメと同血統(≒父ディープインパクト)になります。新馬戦は東京のスローペースを後方から差し切り。ストライド的にも大箱向きだとは思います。追走がどこまで出来るかは課題になりそうでも外から追い込んでこれるだけの脚力は十分で、ポテンシャルでどこまでやれるかでしょう。

血統:B    距離:B    コース:D    ローテ:C

マイネルフランツ

 父:ゴールドシップ
 母:マイネアロマ
母父:ロージズインメイ

マイネルソラスの全弟で、曾祖母ダイイチルビーは安田記念やスプリンターズSを制したスピード馬。父ゴールドシップに母父ロージズインメイはユーバーレーベンやウインピクシス、マイネルモーントなど。小回り持続力に向く配合で、中山は如何にも合うタイプ。前走の葉牡丹賞は斬れる1頭の馬にやられましたが、この馬自身もしっかり伸びていたあたりポテンシャルは秘めています。腹回りしっかりしてるしタフな競馬の方が合うのではないでしょうか。澱みないペースを希望。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

レイデラルース

 父:レイデオロ
 母:カンデラ
母父:ダイワメジャー

母のカンデラはJRA3勝。祖母のリアルナンバーはアルゼンチンGIウィナー。マカヒキやウリウリ、上にも書いたジュンゴールドがいとこにあたります。父はダービー馬でキングカメハメハ×シンボリクリスエスの配合のレイデオロ。母父ダイワメジャーはマイル〜2000mで活躍。距離コース共に問題ないと思いますが、持続力活かせる展開になる方がいいでしょう。スローの上がり勝負よりは淡々としたペースで。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

ロジルーラー

 父:ルーラーシップ
 母:シェリール
母父:サンデーサイレンス

ムスカテールの半弟でグロンディオーズの全弟。近親にはダイワカーリアンや愛ダービー馬のウイングドラヴなどが居ます。父のルーラーシップはキングカメハメハの後継でトニービン内包の種牡馬。母系が中距離志向が強く、兄弟も長距離で活躍。本馬も長いところが合いそうで、ジリっぽいタイプですし澱みないペースで流れてほしい。自ら動けるポジションで競馬が出来れば。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:C

ロードヴェスパー

 父:キタサンブラック
 母:エトワールブリエ
母父:ロードカナロア

母のエトワールブリエはJRA2勝馬。ロードラスターの甥にあたります。父キタサンブラックはブラックタイドの後継で、イクイノックスやソールオリエンスなどを輩出する人気種牡馬。母父は世界のスプリント王ロードカナロア。そこまで大きくない牡馬で、過去のレースからもまだこれからという感じはします。馬自信がそこまで前向きではないので距離はこのくらいで丁度いいのかなと思いますし、中山も悪くないでしょう。

血統:C     距離:B    コース:B    ローテ:C

京成杯 2024 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎アスクナイスショー
✔︎エコロマーズ
✔︎ドゥレイクパセージ
✔︎マイネルフランツ

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

1月13日(土)小倉11R 愛知杯

1月14日(日)京都11R 日経新春杯

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