2023年1月9日(月) 中山競馬場 芝1600m フェアリーステークス の結果及び回顧分析レポートになります。
この記事はレースの結果や進路取り、馬場傾向などの振り返り、レース後の各馬の評価等を掲載。適性チェック✔︎及び本命馬の結果も記載しています。
フェアリーステークス2023 結果
1着 | 7枠14番 | キタウイング | 杉原誠人 | 1:34.3 |
2着 | 5枠10番 | メイクアスナッチ | 戸崎圭太 | アタマ |
3着 | 1枠1番 | スピードオブライト | 石川裕紀人 | 1.3/4 |
4着 | 6枠12番 | ブラウンウェーブ | 菅原明良 | アタマ |
5着 | 1枠2番 | リックスター | 三浦皇成 | 1/2 |
キタウイングが内からすり抜けるように抜け出して1着。新潟2歳Sに続き重賞2勝目。2着はメイクアスナッチ。3着にはスピードオブライトが入りました。
回顧分析
上位入線馬の位置取り
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑
2コーナー
向正面
3コーナー
4コーナー
直線入口
馬場状態やラップタイムなどレースのポイント
Cコースに変わって4日目。直線の内外は大きく差はないと思いますが、道中は内を通った馬が有利なレースが多かった印象。
このレースも上の画像を見てわかるように、道中は内を通った馬が6着くらいまで上位を占めるレースになりました。
ペース自体は淡々と流れた分後方待機組が一気に脚を使えたレースだったと思います。
12.1-10.8-11.6-11.8-11.9-12.0-11.8-12.3
前半の600mの通過は34.5秒。1000m通過は58.2秒。まずまずのペースだったと思います。
コース形態上も基本的には内枠有利といったコース形態で、勝ち馬のキタウイングは後方から内を狙った好騎乗。2着馬と4着馬も脚を使ってはいますがその進路取りの差が出たレースだったのかなと思います。
3着のスピードオブライトは苦しい展開ながらも最後まで渋とかったレースを見せてくれました。
各馬のレース後の評価は下に記します🔽
レース後の各馬の評価
レース前の適性チェック✔︎の記事をあわせて読むとより面白いと思いますので是非!
1着 キタウイング
陣営の思惑通りの結果になったのかなと思います。前走で前で競馬すると案外というのが明確になったのでそれを活かした競馬。枠も外枠でしたが後方から腹を括った乗り方をするならそこまで関係なかったですし、狭いところを割ってこれるだけの根性がある馬。展開にはどうしても左右されてしまうと思いますが、これで重賞2勝目。自分のスタイルが確立しましたし、今後も面白い存在だと思います。
2着 メイクアスナッチ
案の定少し行きたがる面は出しましたが、なんとか我慢してくれた道中。進路取りの差で勝ち負けが変わったと思いますが、距離はもう少し短い方が合います。スプリンターだと思います。
3着 スピードオブライト
1枠1番ということもあり、距離ロスもなく運べたのは大きかったです。スタートも良かったけど流れが後ろ向きになってしまいましたから裏目に出たかもしれません。血統的にもマイルは長い印象ですしよく頑張ったと思います。
4着 ブラウンウェーブ
距離延長が上手くハマりましたがあと1歩でした。レース前の見立て通り能力は高いです。枠順の差はあったのかなと思います。前進気勢があるのでマイルくらいがちょうどいいかもしれません。大箱コースで見てみたい、そんな馬です。
5着 リックスター
内枠を活かした競馬で上手く運べていましたが、騎手のコメントから右にモタれるようです。キャリアも浅く、良くなってくるのはまだ先でしょう。
6着 アンタノバラード
中山は走ると思います。行きっぷりが大分良くて引っ掛かってしまいましたがそれでも6着ですから能力は高いです。マイルがギリギリの範囲でしょう。
7着 ミシシッピテソーロ
終始上手くいかないチグハグな競馬になってしまいました。能力はあると思いますから運があれば。切れる脚が使えるタイプではないですから小回りコース向きでしょう。
8着 イコノスタシス
終始外で引っ張り気味の追走。姉もですが気性が難しいタイプです。消耗が激しかった分でしょう。もう少しゆったり走れるようになれば。
10着 ディナトセレーネ
展開も向かなかったと思いますが、これが現状の力でしょう。馬はまだ若いですしこれからです。
11着 ヒップホップソウル
母の勝った舞台ですし期待していましたが、スタートで躓き気味でした。道中もガチャついて何度か接触するシーンもありましたし残念な結果になってしまいました。
14着 エナジーチャイム
舞台設定云々ではなくて完全に力負けでしょう。もう少し距離を伸ばしてもいいと思います。自己条件に戻って再度立て直しを。
フェアリーステークス2023 適性チェック✔︎上位馬と本命馬の結果
✔︎イコノスタシス | 8着 |
✔︎ブラウンウェーブ | 4着 |
✔︎ディナトセレーネ | 10着 |
✔︎ヒップホップソウル | 11着 |
◎ブラウンウェーブ 4着
全体的に不甲斐ない結果になってしまいましたが、本命馬のブラウンウェーブがあと一歩のところまで頑張ってくれました。惜しかったですね。
さて、来週は愛知杯、日経新春杯、京成杯の3つの重賞があります。変わらず週中に適性チェック✔︎の記事を出していきますのでよろしくお願いします。
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