今年のオールカマーは秋の大一番に向けて例年以上に豪華メンバーが揃ったレースでした。
今回の記事はオールカマーの回顧分析をしていこうと思いますのでよろしくお願いします!
同日中京競馬場で行われた菊花賞トライアルの神戸新聞杯の回顧分析はこちらからご覧になれます🔽
オールカマー 結果
1着 | 2枠2番 | ジェラルディーナ | 横山武史 | 2:12.7 |
2着 | 1枠1番 | ロバートソンキー | 伊藤工真 | 1.1/2 |
3着 | 3枠3番 | ウインキートス | 松岡正海 | 1.1/4 |
4着 | 8枠13番 | バビット | 横山典弘 | クビ |
5着 | 7枠10番 | テーオーロイヤル | 菱田裕二 | 1.3/4 |
ジェラルディーナが好位内から直線で抜け出し重賞初制覇!ジェンティルドンナの娘としても重賞は初!2着はロバートソンキーが入り、3着はウインキートスという結果になりました!
1番人気のデアリングタクトは6着。3番人気のヴェルトライゼンデは7着。2番人気のソーヴァリアントは心房細動で大差の13着。無事で何よりです。
オールカマー レース回顧分析
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑、その他が黒
スタートは先手候補のバビットは伸び上がるようなスタート。キングオブドラゴンも若干出負け気味ではありましたが大きく出遅れることなくスタート。その他各馬は綺麗なスタートを切りました。
先行争いですが内からウインキートスが出していくところを、外からバビットとキングオブドラゴンが行きます。
直線はやはり内側の馬場は悪いのかなという形で1-2-3着馬以外はみんな外に出しながらの先行争いでした。
1コーナーの入りはバビットが先手。2番手にキングオブドラゴン、内からウインキートスと外にテーオーロイヤルという隊列。
ヴェルトライゼンデとデアリングタクトは後方から構える競馬。その内にいるのが勝ち馬ジェラルディーナと2着馬のロバートソンキーでした。
この画像を見てわかる通り、内ラチ沿いを通った馬が1〜4着を独占するわけなんですが、雨上がりで内から乾いて行ったのもあると思いますが、1番の要因はペースにあるのかなと思います。
ラップタイムが、
12.3-11.6-12.6-12.4-12.2-12.1-12.0-11.9-11.8-11.7-11.2
前半1000mが61.1秒なんですが、黄色マーク区間はずっと加速するラップを刻まれています。
外を回した馬には相当過酷なレースになったと思いますし、内を通った上位馬と外を通ったデアリングタクトとヴェルトライゼンデは使う脚にだいぶ差があったと思います。
加速ラップのコーナーで外を回らされると確実に黒で囲ったあたりの馬たちは最後苦しくなりますし、逆に内で楽に追走しているジェラルディーナやロバートソンキーは絶好。
逃げているバビットも手応えは十分でした。
内でしっかり脚を溜めていた馬が上位。外を回した実績馬は加速ラップ+直線最後の急坂で止まってしまうという競馬になってしまいました。外を通った中でもスタミナのあるテーオーロイヤルはなんとか5着といったところで、相当タフさが要求されるレースになったのかなと思います。
オールカマー後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事をあわせて読むとより楽しめると思いますので是非よろしくお願いします!!
1着 ジェラルディーナ
正直この条件で勝つとは思いませんでした。展開やコース取りは完璧だったと思いますが、強かったですね。気難しさがだいぶ解消されて距離が伸びても大丈夫になったのかなと思えました。ジェンティルドンナの娘ですから今後も期待は大きいです。血統的に見ても2000mくらいがベストなのかなと思いますが、このような競馬ができるならエリザベス女王杯でも面白いのかなと思います。
2着 ロバートソンキー
内枠が少し不安でしたが上手く立ち回ったのかなと思います。距離は伸びても大丈夫だと思いますし、最後の脚はいいものを持ってますから力をつけてきているのは確かです。東京のような広いコースでも力は出せると思います。
3着 ウインキートス
休み明け不安でしたが、枠を活かした競馬でしぶとく粘りましたね。このレースと目黒記念だけは本当に走りますね。コースの形態が合っているのかなとも思いますが、前でしっかり粘ったのは力あると思います。今後も注意したい一頭です。
4着 バビット
長期休養明けですがこのラップで4着は負けて強しだったように思えます。中山は合っているんでしょうね。同型が多いと少し心配ですが、このように逃げるスタイルが合っている馬。復帰してすぐにこれだけ走れたのは素晴らしいですし、これからも無事にといったところです。
5着 テーオーロイヤル
この馬にとっては結構厳しいレース運びになったように思えますが、やはりタフですね。スピード負けが不安でしたが、展開的には持続力を求められたので外枠というのも良かったのかなと思います。大箱コースよりも小回りコースが向いているのかなと思いますが、何にせよ距離はもう少しあったほうがいいのかなという印象です。
6着 デアリングタクト
厳しい展開に加えて、状態も本来ではないのかなという感じだったみたいですね。台風の影響の輸送の関係もあるようなことがありましたからアンラッキーもあったと思います。一度使って良くなって来ればいいですが。宝塚記念と同舞台のエリザベス女王杯の方がいいのかなとも思えるレースでした。
7着 ヴェルトライゼンデ
この馬もデアリングタクト同様このラップの中で外を回ってという競馬だと流石に止まりますし、父のドリームジャーニーとは逆で右回りより左回りの方が合っていそうだなと思いました。再度見直して条件変われば。
13着 ソーヴァリアント
脚元が何もなくてとりあえずは安心しました。骨折に心房細動とちょっと不運が続きますね。先のある馬ですからしっかりと立て直してという感じですね。
オールカマー 適性チェック 結果
今回の適性チェックの結果はこちら!
✔︎①ヴェルトライゼンデ | 7着 |
✔︎②デアリングタクト | 6着 |
✔︎②ロバートソンキー | 2着 |
ロバートソンキーが2着という結果でしたがその他がパッとせず。。。
自分がまだまだ見落としている点も多いので、きっちり馬の本質を捉えられる様に頑張っていきたいと思います。
さて、今週は秋のG1の始まりを告げるスプリンターズステークスです。なるべく早く適性チェックの記事は公開しようと思っていますのでよろしくお願いします!!
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