【フェアリーステークス 2024】出走馬適性チェック✔︎

フェアリーS 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年1月7日(日) 中山競馬場 芝1600m フェアリーステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はフェアリーステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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フェアリーステークス 2024 血統適性評価基準

中山マイルで行われる3歳牝馬の重賞です。

展開には左右されやすいレースではありますが、中山マイルですしロベルトトニービンを評価していこうと思います。

フェアリーステークス 2024 出走馬適性チェック✔︎

イフェイオン

 父:エピファネイア
 母:イチオクノホシ
母父:ゼンノロブロイ

母のイチオクノホシは阪神牝馬SやクイーンCで2着。祖母がレディインなのでハーバーコマンドやコスタボニータの姪にあたります。エピファネイア×ゼンノロブロイの配合で、見た目からも脚長に映りますしマイラーというよりは中距離志向の強い血統かなと思います。ただ、若干行きたがる面は見せていましたし、タフな中山マイルはそこまで悪条件ではないとは思います。揉まれない競馬の方が合っていそうであまり内過ぎる枠は良くないかも。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

エリカリーシャン

 父:エピファネイア
 母:ガラアフェアー
母父:ダイワメジャー

ボンオムトゥック、ジャスティンエースの半妹にあたり、ローブディサージュのいとこにあたります。近親にはヴィクトワールピサやアサクサデンエンなどのいる名牝系。エピファネイア産駒に母父ダイワメジャーはモリアーナと同じ配合で、1800m~2000mあたりに適性がありそう。アルテミスSは殿からじっくり進めての斬れ負けですし、上がりの掛かる中山の方がタイプ的にはいいかもしれません。距離は懸念も、道中追走出来れば上位もあるのかなと思います。

血統:B    距離:C    コース:B     ローテ:B

カレンナオトメ

 父:カレンブラックヒル
 母:オルレアンノオトメ
母父:チーフベアハート

スプリンターズS勝ち馬のスノードラゴンの姪で、母はJRA芝ダート1800mで3勝。父のカレンブラックヒルはダイワメジャーの後継で無敗でNHKマイルCを制覇。母父チーフベアハートはダンジグ系で米BCターフなどを制した名馬で、マイネルキッツやマイネルレコルトなどの父。母系にミルリーフを持つタフさと父のスピードでバランスはいい構成です。前走の未勝利勝ちは手前何度か変えながらでしたし着差以上に感じます。小柄なので身体の成長は必要も、タフな馬場の方が向くとは思うので中山はいいと思います。距離はギリギリこなせる範囲でしょう。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

キャットファイト

 父:ディスクリートキャット
 母:フラマブル
母父:パイロ

インフェルノやロケットの姪にあたります。父のディスクリートキャットはストームキャット系で、オオバンブルマイが産駒として世界で活躍。母父パイロの点でもダートに向くパワー型配合といったところでしょうか。脚長に映る体型で如何にも大箱向きですが、先行力と競馬のセンスが武器で、2走前のアスター賞は圧勝。前走の阪神JFはレース前から気の悪さが出たのか伸びあぐねる結果に。距離はもっと短い所の方が楽だとは思いますが、揉まれない競馬で再度見直しを。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

キャプテンネキ

 父:ダイワメジャー
 母:キャプテンガール
母父:キャプテンスティーヴ

オジョーノキセキやスイートクラウンの半妹で、曾祖母モガミポイントからはモガミヒメ〜ゼフィランサスやビッグテンビーと繋がるのでディープボンドやローレルゲレイロもこの牝系にあたります。ダイワメジャー産駒で母系にロベルト系のグラスワンダーを持つので中山のマイルは歓迎。前走のファンタジーSは短距離的な適性が求められるレースになりましたし、距離延長はプラス材料になりそう。結構気が勝ってるので、多少馬場が渋った方が好走はしやすいかもしれません。

血統:A     距離:B    コース:B    ローテ:B

ジークルーネ

 父:キズナ
 母:ロスヴァイゼ
母父:シンボリクリスエス

ヴァーンフリートやスキルヴィングの半妹で、ヴァイトブリックの姪にあたる血統。曾祖母はソニンクなので、ロジユニヴァースやディアドラなどと同じ牝系にあたります。キズナ×シンボリクリスエスの牝馬はソングラインやアカイイトと同じで持続力の高いパワー型に。東京1400mの新馬戦で勝ち上がり。マイルは問題ないですし、中山も特に気にならないので、相手関係次第だとは思います。重心が低い走りをしますしキレイな馬場が理想でしょう。

血統:A    距離:A    コース:B    ローテ:C

スティールブルー

 父:ルーラーシップ
 母:レディバード
母父:スマートファルコン

近親にフェブラリーSやジャパンダートダービーなどを制したテスタマッタのいる血統で、父のルーラーシップはキングカメハメハの後継で母父スマートファルコンというパワーに寄った配合ですが、牝馬で小柄ということもあって脚先の軽い走りをします。母系でヘイローのクロスを持ち、コーナリング性能はそこまで悪くないと思いますし、中山もソツなくこなすタイプでしょう。ルーラーシップ産駒なので外から流れに乗せる競馬が理想か。道悪も問題ないと思います。

血統:A    距離:A    コース:B    ローテ:B

ティンク

 父:ダイワメジャー
 母:オーレリアズベル
母父:スマートファルコン

母のオーレリアズベルはアーリントンオークスなど米国GIIIを3勝。父ダイワメジャーのスピードと母系がレモンドロップキッドにダンジグを持つパワー型で上がりの掛かる競馬に向く構成。その点だと中山は悪くないコース形態で、ある程度流れる競馬が理想的なのかなと思います。マイルは問題ないですし、キャリアが4戦ありますからその点は魅力。ロスなく運べれば上位も可能でしょう。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

テリオスサラ

 父:ロジャーバローズ
 母:アルジェント
母父:Shamardal

近親にパーミアンのいる血統。父のロジャーバローズはディープインパクトの後継のダービー馬。母父シャマーダルはストームキャット系で仏ダービーやセントジェームスパレスSなどを制した名馬。母系の奥がモンジューやダルシャーンと重厚感があり、見た目的にも中距離に向くタイプ。血統的にも時計が掛かる中山は歓迎だと思いますが、距離はもう少し欲しいかも。

血統:C    距離:C    コース:A    ローテ:C

ニシノティアモ

 父:ドゥラメンテ
 母:ニシノアモーレ
母父:コンデュイット

ニシノレヴナントの半妹にあたり、曾祖母は名牝のニシノフラワーで、祖母はJRAで4勝のニシノマナムスメという牝系。ドゥラメンテ×コンデュイットの重厚血統ですが、スピードのある牝系ですから締りのあるバランスの取れた血統構成といえます。馬体は小さめですが、跳びが大きく大箱に向くタイプだとは思います。先行力があるので、前目につけて競馬が出来れば能力でカバーは十分可能でしょう。

血統:A     距離:B     コース:C    ローテ:C

マスクオールウィン

 父:ドレフォン
 母:チカアレグレ
母父:ハーツクライ

母のチカアレグレはJRA1勝で、祖母のエルーセラは仏GIIIのロワイヨモン賞(芝12F)勝ち馬。父のドレフォンはストームキャット系種牡馬で、芝ダート共に活躍馬を輩出。ジオグリフやカルネアサーダなどの父。母父ハーツクライと母系はスタミナが強い配合で、見た目からも短距離馬という感じはしませんが、1200mでも先行出来るスピードを持ちます。距離延長はあまりプラスにはならなさそうな感じはしますが、重心の低いフォームで走るセンスはかなりのものを持っていると思います。好走ならある程度流れたペースが理想でしょう。

血統:C    距離:C    コース:A    ローテ:C

メイショウヨゾラ

 父:グレーターロンドン
 母:メイショウサリー
母父:ヨハネスブルグ

メイショウホオズギの姪にあたる血統。父のグレーターロンドンはディープ産駒で中京記念勝ち馬。ロンドンプランやナイトインロンドンなどの父。母父ヨハネスブルグは米BCジュヴェナイルなど芝ダートの短いところでGIを4勝した名馬。中山1800mで逃げ切って未勝利勝ち。素質は高いですしマイルへの短縮も悪くないと思います。上がりが掛かる展開の方が合うと思いますから中山コースもプラスになるでしょう。相手次第ですが楽しみな1頭です。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

メジャーデビュー

 父:ガルボ
 母:キンシャチゴールド
母父:サウスヴィグラス

キーナンバーやセレクティオの姪で、牝祖ローマステーションからはローマンエンパイアの出る牝系。父のガルボはマンハッタンカフェの後継で、マイルを中心に現役時は活躍。ガルボマンボやエンドロールなどの父。母父サウスヴィグラスにデヒアが母系に入り、ダート色はかなり強めの血統構成で、中山ダート1200mで勝ち上がっています。華奢な牝馬ですがタフな馬場に向くと思います。芝よりもダート向きだとは思いますが、好走するなら一雨欲しいところ。距離も短いところが合いそうです。

血統:C    距離:D    コース:D    ローテ:D

ラヴスコール

 父:ドゥラメンテ
 母:カレドニアレディ
母父:Firebreak

ミスマリアやスコールユニバンスの下で、母のカレドニアレディは英GIIIコーラルチャージスプリントS勝ち馬。父はタイトルホルダーやリバティアイランド、ドゥレッツァ、スターズオンアースなどを出す名種牡馬ドゥラメンテ。母父は香港マイルなどを制したインリアリティ系のファイアブレイク。母系の奥がネヴァーベンドのクロスを持つのでタフな馬場の方が合う構成のように感じます。東京よりも中山に向くタイプだと思いますし、見直しは十分可能でしょう。展開向けば突き抜けも。

血統:B     距離:A    コース:A    ローテ:B

フェアリーステークス 2024 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎スティールブルー
✔︎メイショウヨゾラ
✔︎ラヴスコール

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

1月6日(土)中山11R 中山金杯

1月6日(土)京都11R 京都金杯

1月8日(月)京都11R シンザン記念

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