【シリウスステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

シリウスS 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年9月30日(土) 阪神競馬場 ダート2000m シリウスステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はシリウスステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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シリウスステークス 2023 血統適性評価基準

今年は4年ぶりに阪神ダート2000mで行われます。

ロベルトデピュティミニスターの血を評価。阪神コース独特の機動力と最後の急坂を熟すパワーが鍵に。

シリウスステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

アイコンテーラー

 父:ドゥラメンテ
 母:ボイルトウショウ
母父:ケイムホーム

トウショウナイトの姪にあたる血統で、4代母はストームバードを輩出。その他にもビワシンセイキにも繋がる牝系で、父のドゥラメンテはダービー、皐月のクラシック2冠馬。タイトルホルダーやスターズオンアース、リバティアイランドなど活躍馬を輩出。母父ケイムホームは米国ダート中距離で活躍。父系はキングマンボ系だし血統面的にダートに路線を変えたのはプラスに出たのも納得。阪神2000mは悪くないと思いますが、兼ねてから書いて来たようにベストディスタンスはもう1ハロン短いところだとは思います。楽なペースで先行出来れば面白い存在でしょう。

血統:B    距離:C    コース:B     ローテ:C

ヴァンヤール

 父:タートルボウル
 母:ブライトエルフ
母父:ブライアンズタイム

祖母のスウィートエルフはJRA6勝。曾祖母のダンシングエルフはリファールの血を持ち、母父はロベルト系のブライアンズタイム。父はタートルボウルだからタフな流れに強さを持ちます。牝系はスプリント志向が強いですが、本馬はダート中距離馬。パワー型なので直線に坂のあるコースが良いと思います。2000mの方がいいタイプだと思いますし、阪神急坂は後押しになりそう。ここで惜敗続きにピリオドを。

血統:A    距離:A     コース:A    ローテ:B

カフジオクタゴン

 父:モーリス
 母:メジロマリアン
母父:メジロベイリー

母のメジロマリアンはJRA3勝。ノーザンクリス、ヤップヤップヤップ、アルメイダミノルと兄弟は複数勝利と優秀な繁殖。父のモーリスはロベルト系でマイル中心に国内外でGIを5勝。母父メジロベイリーはニジンスキー内包種牡馬。メジロ牝系にメジロ牝系を掛け合わせたタフな構成でサドラーのクロスも持つので理想はダート中距離で距離の延長は魅力。ここ5戦は軽いダートでの競馬。良馬場の方が良さが活きるタイプですし、馬格的にも外枠が理想。阪神2000mならワンチャンスあっていいと思います。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

キリンジ

 父:キズナ
 母:タイムピース
母父:ルーラーシップ

レイメイの半弟で、エアソミュールの甥。曾祖母アイドリームドアドリームはエアシャカールやエアデジャヴーを輩出した名繁殖。キズナ産駒の牡馬で母父ルーラーシップなら時計の掛かる中距離に向く配合で、ダートに出るのも順当。ジャパンダートダービーも兵庫CSもしっかり差してきての2着。スローよりは流れた方が展開的には向くだろうし、阪神急坂も後押しに。

血統:B    距離:A    コース:B     ローテ:C

クリノドラゴン

 父:アスカクリチャン
 母:クリノクレオパトラ
母父:ロージズインメイ

近親には目立った活躍馬はおらずで、父のアスカクリチャンはアルゼンチン共和国杯などを制した芝中長距離馬。母父はロージズインメイで母系の奥はロベルトを持つ配合。キャリアは豊富で5歳でも今回が30戦目。怪我からの復帰戦ですし、使って出来落ちしないタイプなので初戦から動けるかは微妙なところですが、実績的には浦和記念を勝っているように重賞レベルで戦える馬だと思います。流れが速くなればなるほど後方から差し込めると思いますし、速い決着もそこまで苦にはしないので、休み明けと展開次第といったところでしょうか。ただ右回り主場なら阪神よりも京都が合いそうで。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:D

ゲンパチルシファー

 父:トゥザグローリー
 母:ラブリイステラ
母父:クロフネ

母はJRAで2勝。祖母のタイキステラは6勝を挙げています。近親にはタイキトレジャーやタイキエルドラドがいる血統で、父のトゥザグローリーは重賞5勝のキングカメハメハの後継で、カラテの父。母父クロフネに母系にブラッシンググルームがいるのでタフな展開に強い血統。小回りの機動力も持っていて、昨年のプロキオンS(小倉ダ1700m)では綺麗な立ち回りで優勝。前傾ラップに強いタイプではあるし、ある程度前が流れてくれた時にどこまで差し込めるかというタイプでしょう。阪神の上りよりも下っていくコースに向くのかなと思いますが、一時よりは復調気配も見えていますから展開次第では注意が必要かも知れません。

血統:B    距離:C    コース:C    ローテ:C

サンマルレジェンド

 父:ダノンレジェンド
 母:ノースプリンセス
母父:アジュディケーティング

ダンツペンダントの半弟で、祖母はファンタジーS勝ち馬のシーズプリンセス。父のダノンレジェンドはダートの短距離で強く、牝系もスピードが強いのが特徴の配合。見た目からもパワー型というタイプではなく、割と柔らかさもあるので軽いダートでスピードを活かした方が結果は出やすそうに感じます。距離ももう少し短い方が良さが出そうですが、楽に先行出来れば上位に残る可能性も。

血統:C    距離:C    コース:C    ローテ:C

サンライズホープ

 父:マジェスティックウォリアー
 母:オーパスクイーン
母父:スペシャルウィーク

母のオーパスクイーンはJRA3勝。オーパスメイカーの半弟で、サンライズベガの甥にあたる血統です。母父スペシャルウィークにヌレイエフが母系に入るのでスタミナ色強い血にマジェスティックウォリアーが父でシアトルスルーのクロスを持ちます。かつて重賞でも活躍していたようにポテンシャルはあるのは間違いないですが、適性云々よりも精神的な問題が大きいのは事実。阪神2000mでも色々噛み合えば結果は出ると思いますが、今回はどうか。

血統:C     距離:B    コース:B    ローテ:C

トウセツ

 父:ダンカーク
 母:ピエリーナ
母父:チチカステナンゴ

ホワイトクロウの半弟で、バイラオーラの甥にあたります。父のダンカークはアンブライドルドソングの後継種牡馬でエーピーインディ内包種牡馬。母父チチカステナンゴで自身はカロのクロスを持ちます。道中位置を取れない追い込み脚質でエンジンの掛かりが遅い分外から競馬をした方が良いでしょう。距離が伸びるのはいいし、阪神も悪くはないですが、展開次第になりそうです。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:B

ニューモニュメント

 父:ヘニーヒューズ
 母:アンナータ
母父:アドマイヤムーン

4代母カマーは米国の名馬を多く輩出した名繁殖で、父のヘニーヒューズはダート活躍馬を出す種牡馬。母父アドマイヤムーンはフォーティナイナー系と言う点からもスピード志向の強さが目立つ配合。後方から脚を伸ばす競馬でどのような舞台でも割と現実に走ってくる反面、勝ち切るなら展開の助けが必要なタイプ。阪神も2000mも熟しますが、欲を言うともう少し短い方が合うのかなと思います。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

ハギノアレグリアス

 父:キズナ
 母:タニノカリス
母父:ジェネラス

タニノギムレットの甥で、母のタニノカリスはJRA3勝。半兄のタニノエポレットはダイヤモンドS3着。姪のプリュムドールはステイヤーS2着と長距離向きの馬がよく出る血統。父はダービー馬キズナで、ソングラインやアカイイトなどの父。母父は英・愛ダービー馬のジェネラスでニジンスキー由来の切れ味が遺伝。どんな条件でも走れるタイプでも、2000m以上が合うタイプだとは思います。阪神も問題ないですからJRA重賞制覇も十分あるでしょう。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:C

フルヴォート

 父:ヘニーヒューズ
 母:リーチコンセンサス
母父:フレンチデピュティ

ノームコアやクロノジェネシスのイトコにあたる血統。父ヘニーヒューズ、母父フレンチデピュティと米国血統で、小回り機動力に向くタイプでしょうか。2000mなら速い流れの前崩れ狙いの競馬がいいように感じますが、本質的には2000m以下が合いそうですし、阪神のラスト急坂で踏ん張り切れるかが疑問。速い決着になればチャンスはあるか。

血統:B     距離:C    コース:C    ローテ:C

ヘラルドバローズ

 父:シニスターミニスター
 母:ホワットアスポット
母父:Arch

ネフェルタリの半弟で、米GIスプリントチャンピオンシップなどを制したコイルの甥にあたります。父のシニスターミニスターはエーピーインディ系種牡馬で、テーオーケインズなどの父。母父アーチは米GIスーパーダービーを制したロベルト系種牡馬。スタートしてから自ら進んでいくタイプではないし、距離は2000mになるのは良いのかなと思います。阪神も実績はありますが、ベストは流れの落ち着く東京のような広いコースでしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

ロードブレス

 父:ダノンバラード
 母:ミステリューズ
母父:ナリタトップロード
 

兄弟は地方で活躍。祖母のレモンバームはJRA3勝で、アンノルーチェの甥にあたります。父のダノンバラードはディープの初年度産駒でヘイローのクロス持ち。母系にもフジキセキを持ちヘイローの4×4×5という配合で、速い決着には強いタイプでしょう。長期休養明けから大敗は続きますし、良化の余地はそこまで見られませんが、阪神や2000mの適性自体は悪くないと思います。自分の力が出せるかが鍵でしょう。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:C

シリウスステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬3頭

✔︎ヴァンヤール
✔︎カフジオクタゴン
✔︎ハギノアレグリアス

以上の3頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

10月1日(日)中山11R スプリンターズS

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