【みやこステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

みやこS 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年11月5日(日) 京都競馬場 ダート1800m みやこステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はみやこステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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みやこステークス 2023 血統適性評価基準

4年ぶりに京都開催のみやこS。ダート1800mで行われます。

京都開催の傾向からはデピュティミニスターが良績ですが、案外リファールの血も悪くないので注目しといた方がいいかもしれません。

みやこステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

アイオライト

 父:ローレルゲレイロ
 母:ステラアクトレス
母父:オペラハウス

イトコにエイムアンドピップのいる血統。父のローレルゲレイロは高松宮記念やスプリンターズSを制したキングヘイローの後継種牡馬。母父オペラハウスはサドラーズウェルズの後継でメイショウサムソンやテイエムオペラオーなどの父。ニジンスキーのクロスや父がリファールを持つ血統構成で、軽いダートに適性を持つ印象。かつては中距離でも走っていましたが、ここ最近短いところで結果を出していますし、父の影響が出てきたのかもしれません。湿ったダートになればスピードが活きると思いますが乾いたダートでどう立ち向かうかでしょう。京都はいいと思います。

血統:B    距離:C    コース:A    ローテ:C

アスクドゥラメンテ

 父:ドゥラメンテ
 母:プラウドスペル
母父:Proud Citzen

母はケンタッキーオークス勝ちのプラウドスペルで、兄弟もマジカルスペル(5勝)、グレートウォリアー(4勝)など活躍している良血。父ドゥラメンテに母系にダンジグのラインのラングフールを持つどっしりとしたパワータイプ。4歳馬で5戦4勝と素質通り走ってきていますし、重賞メンバーに入っても見劣りしないと思います。軽いダートもいいですが、力の要するダートでも十分やれる弱点の少ないタイプでしょう。

血統:B     距離:A    コース:B    ローテ:B

アルーブルト

 父:フェノーメノ
 母:トリアンドルス
母父:マツリダゴッホ

クロコスミアの甥にあたる血統で、父のフェノーメノはステイゴールド系種牡馬で天皇賞・春を連覇。母父マツリダゴッホでサンデーの3×3を持つ血統。欧州のスタミナと米国のスピード持続力のブレンドで、バランスの取れた構成。昨年の6月からの長期休み明けですし、まずは無事にといったところ。京都1800mは特に問題無いと思います。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:D

ウィリアムバローズ

 父:ミッキーアイル
 母:ダイアナバローズ
母父:シンボリクリスエス

母のダイアナバローズはOP時代の紫苑S勝ち馬。父のミッキーアイルはダンジグ内包ディープ産駒のマイラーで、牡馬の産駒はダンジグのパワータイプが出やすい種牡馬。母系自体がミルリーフのクロスを持つ重厚血統にシンボリクリスエスが入るのでマイペースでしぶとい逃げ馬に。京都の軽さのイメージは無いですし、戦績通り中山や阪神などゴール前急坂のあるコースの方が良さが出るタイプ。とはいえ楽に行ければ面白いと思います。実績上位。

血統:C    距離:A    コース:C    ローテ:C

エナハツホ

 父:トビーズコーナー
 母:タイセイゴディス
母父:ステイゴールド

ライオットガールのイトコにあたる血統で、父のトビーズコーナーはダンジグ系、母父ステイゴールドは欧州志向の強いサンデー系という血統構成。スラッとした見た目の牝馬で、長く脚を使うスピード持続力に自信のあるタイプでしょうか。現状時計的な部分で限界はありそうですし、時計が掛かる競馬になった方がいいのかなと思います。距離適性は問題ないですが、阪神の方が差しやすいかも。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

ゲンパチルシファー

 父:トゥザグローリー
 母:ラブリイステラ
母父:クロフネ

母はJRAで2勝。祖母のタイキステラは6勝を挙げています。近親にはタイキトレジャーやタイキエルドラドがいる血統で、父のトゥザグローリーは重賞5勝のキングカメハメハの後継で、カラテの父。母父クロフネに母系にブラッシンググルームがいるのでタフな展開に強い血統。小回りの機動力も持っていて、昨年のプロキオンS(小倉ダ1700m)では綺麗な立ち回りで優勝。前傾ラップに強いタイプではあるし、ある程度前が流れてくれた時にどこまで差し込めるかというタイプでしょう。阪神よりも京都向きだと思いますし展開次第では流れ込み警戒。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

サンライズホープ

 父:マジェスティックウォリアー
 母:オーパスクイーン
母父:スペシャルウィーク

阪神で行われたみやこS、中京で行われたシリウスSの勝ち馬で、サンライズベガの甥にあたる血統。マジェスティックウォリアー産駒で母父スペシャルウィークらしく揉まれ弱い面があるようで、器用な競馬が出来ないタイプでしょう。能力は間違いないのですが、最近の不振はメンタル面から。それでも前走はらしさが多少は戻ってきた印象もある内容。距離短縮は良さそうで、気分よく走らせたい。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:B

セラフィックコール

 父:ヘニーヒューズ
 母:シャンドランジュ
母父:マンハッタンカフェ

祖母がハルーワソングだから、ヴィルシーナやシュヴァルグランのイトコにあたる血統。ヘニーヒューズ産駒の3歳牡馬でここまで4戦4勝。530kg程の大型馬ですが、コーナリング性能の高さが他とは長けていて、3~4角で一気に先団に取り付けるのは魅力。スタートは上手くないですが、母系からも阪神よりは京都の方が合うと思いますし、ペースが流れれば重賞でも十分通用。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

タイセイドレフォン

 父:ドレフォン
 母:デイトユアドリーム
母父:トワイニング

母のデイトユアドリームはダート短距離馬で、イトコにヒンドゥタイムズのいる血統。父ドレフォンはデピュティミニスター持ちの種牡馬でこのレースには向く血統だと思います。前走は休み明けというのもある感じのレースでジリっぽかったですが、叩いて2戦目の上積みは見込めそう。京都も距離も問題ないと思います。あまりそうは思わないですが、戦績からドレフォン産駒にしては軽いダートは微妙なのかも。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ブリッツファング

 父:ホッコータルマエ
 母:リリーオブザナイル
母父:バゴ

近親にランニングゲイルのいる血統で、ツクバソヴァールの半弟にあたります。ホッコータルマエ産駒の牡馬で母系はバゴやミルリーフを持つ中にフォーティナイナーのスピードを持つバランスの良い血統。前走は幾分余裕のある雰囲気でしたし、元々砂を被るのが良くないタイプで苦しい競馬になったのかなと思います。立て直しの1戦ですが、距離延長も京都もプラスにはなると思います。

血統:B    距離:A    コース:B   ローテ:B

ペプチドナイル

 父:キングカメハメハ
 母:クイーンオリーブ
母父:マンハッタンカフェ

ハセドンの半兄で、4代母マイダーリンワンは安田記念勝ち馬のハートレイクの母。父キングカメハメハにマンハッタンカフェが母父なので、レッドジェニアルと同じ構成。母系の奥にマキャヴェリアンを持つ分スピード力が補填された血統になります。函館で逃げて連勝し続くエルムSはハイラップで逃げれずズルズル後退。逃げ馬らしい脆さが露骨に出てしまったレースですが、マイペースで逃げれればまた違った結果が出るとは思います。とはいえ小回り向きなのは違いないか。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

ホウオウルーレット

 父:ロージズインメイ
 母:オメガフレグランス
母父:ゴールドアリュール

オメガパフュームの半弟にあたる血統。父のロージズインメイはデヴィルズバッグ系譜で母父がゴールドアリュール、その奥がロベルトを持つのでヘイルトゥリーズンのクロスが強い血統構成。右回りだとスムーズに走れるので京都は良いでしょう。軽いダートもこなせるので、ある程度流れて差し込める展開になれば浮上してきそうな一頭です。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:C

マリオロード

 父:キタサンブラック
 母:ヤマトマリオン
母父:オペラハウス

母のヤマトマリオンは芝ダート重賞4勝馬。父キタサンブラックに母父がオペラハウスというのもあって重厚感のある身体付きをしています。前走の感じからももうひと絞りして良さそうですし、徐々に力を付けてきた印象です。展開不問だと思いますし、ここかどうかはわからないですが重賞勝てるようなポテンシャルは秘めていると思います。京都なら前走のような後方一気がいいかもしれません。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

メイクアリープ

 父:シニスターミニスター
 母:スペシャルクイン
母父:スペシャルウィーク

このレースを制したヴェンジェンスの半弟。父のシニスターミニスターに母父スペシャルウィークですから気持ちに左右されやすいタイプなのかなと思います。前走の太秦Sはハイペースを逃げて案外。思ったよりも踏ん張れなかった印象ですが、休み明けを考えれば度外視でもいいのかなと思います。京都より阪神の方がいいような感じもしますが、息を入れられるレースが出来れば十分通用。

血統:A    距離:A    コース:C    ローテ:B

メイショウカズサ

 父:カジノドライヴ
 母:プレシャスエルフ
母父:コロナドズクエスト

キアロスクーロの半弟で、クーシフォンのイトコにあたります。父カジノドライヴはデピュティミニスター内包のエーピーインディ系。母父のコロナドズクエストはフォーティナイナー系で日本の代表産駒はセレスハント。血統通りスピード勝負になった方がいいので軽いダートの方がいいのかも知れません。前走で短い所を使って刺激になれば。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

ワールドタキオン

 父:アジアエクスプレス
 母:アナコンダ
母父:フサイチコンコルド

母のアナコンダは東京ダート1300mで1勝。父のアジアエクスプレスはヘニーヒューズの後継で朝日杯FSとレパードS勝ち馬。母父フサイチコンコルドはカーリアンの後継のダービー馬。園田からの再転入後3連勝で一気にOP入り。続くエルムSも後ろ向きの流れになった中で番手で粘り込みの2着は評価できる内容でしょう。競馬場はそこまで問わないタイプだと思いますし、寧ろ京都向きかもしれません。ここも先行して粘り込みたい。

血統:B     距離:A    コース:A    ローテ:B

みやこステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎タイセイドレフォン
✔︎セラフィックコール
✔︎ホウオウルーレット
✔︎ワールドタキオン

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

11月4日(土)東京11R 京王杯2歳S

11月4日(土)京都11R ファンタジーS

11月5日(日)東京11R アルゼンチン共和国杯

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