2022年12月18日(日) 阪神競馬場 朝日杯フューチュリティステークス 回顧分析レポートになります。
ターコイズSの回顧分析レポートはこちらから見れます🔽
朝日杯フューチュリティステークス2022 結果
1着 | 1枠2番 | ドルチェモア | 坂井瑠星 | 1:33.9 |
2着 | 6枠12番 | ダノンタッチダウン | 川田将雅 | クビ |
3着 | 7枠14番 | レイベリング | 横山武史 | クビ |
4着 | 1枠1番 | キョウエイブリッサ | 川須栄彦 | 1.1/4 |
5着 | 3枠5番 | バグラダス | 吉田隼人 | 3/4 |
坂井騎手騎乗のドルチェモアが1番人気に応えて1着。母アユサンが制した阪神マイルの舞台でのG1制覇となりました。
朝日杯フューチュリティステークス 2022 回顧分析
上位入着馬の位置取り
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑
向こう正面〜3コーナー入口
3〜4コーナー中間地点
4コーナー
直線入口
馬場傾向とラップタイム
前日土曜日の雨の影響もあり、内から乾いて良くなったのか、とにかく道中内を通った馬が上位にくるトラックバイアスでした。
外からの差しは基本的に届かず、内前有利のレースが多く、朝日杯フューチュリティステークスもその1つだったと思います。
3着に来たレイベリング以外の1着〜6着馬は全て内ラチ沿いを道中通った馬達でした。
勝ち馬のドルチェモアは逃げ馬の後ろという絶好のポジションを取り、2着馬のダノンタッチダウンも道中は中団の内でジッと我慢。4着馬のキョウエイブリッサ、5着馬のバグラダスも内を通っていましたし、6着のオールパルフェは逃げ馬。
それを考えるとレイベリングは外枠から内に潜り込むことはせずに終始外を通っていましたから着差以上に強い競馬をしていると思います。
ラップタイムも
12.4-10.4-11.3-11.6-12.1-11.7-12.0-12.4
前半の3ハロンは34.1秒、4ハロンは45.7秒のハイラップだったと思います。
逃げ馬も揃っていましたから予想の範疇だったと思いますが、その中で勝ち馬はスタートしてから少し出して行って、スッと位置を下げる好騎乗。馬も競馬を理解しているようで引っかかることもなく完成度の高さを感じましたし、全てが上手くいったレースのように感じました。
レース後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事をあわせて読むと楽しめると思いますので是非!
1着 ドルチェモア
1枠2番の好枠を余すとこなく使った好騎乗でしたし、馬もとても競馬が上手で完成度の高さを感じました。位置を取りに行って引っ掛からないのはかなり武器になると思います。立ち回りが上手いので距離はもう少し伸びても大丈夫かもしれませんが、この先行力はマイルが1番合います。来年も楽しみな1頭ですね。
2着 ダノンタッチダウン
道中内ラチを走って直線向いて外に出す競馬。正直このような競馬をしても結果を出せることに驚きましたし。騎手もコメントしているように、現状でこれだけの走りができるのは立派だと思います。馬体の完成もまだ先だと思いますし、今回は完成度の差だと思っています。春になったらもう一段階良くなると思いますし、ますます楽しみです。
3着 レイベリング
上にも記しましたが、不向きな流れでのこの着差は悲観することはないと思いますし、能力の高さは世代でもトップクラスだと思います。これはかなり先々が楽しみです。勝ちに動いた分、2着馬には差されましたが、差はないと思います。マイル〜中距離くらいまでならこなしてくれるのではないでしょうか。
4着 キョウエイブリッサ
内有利な馬場でしたし、このような力のいる馬場は向きますが、ここまで走るとは思っていませんでした。マイルの方が合うのかもしれません。今後も注目したいですね。
5着 バグラダス
内枠を活かしたいい競馬だったと思いますが、マイルの分少し道中の力みが出ました。1400m向きだと思いますが、レース自体は上手くこなしていましたからマイルまでは守備範囲なのかなと思います。
6着 オールパルフェ
ペースが速かったですし、勝ち馬は真後ろでしたから流れが向かなかったと思います。向かい風の影響もあったようです。逃げない競馬をしてどうなるかというのを見たかった部分もありますが、今日の感じだとスローで逃げる競馬が1番あっていますね。同型次第になってくるのかなと思います。
7着 オオバンブルマイ
スタートで少し遅れてポジションが取れず。マイルまではこなせると思います。アンラッキーでした。
8着 ティニア
内有利でしたし、距離も初めてでしたからその分だと思います。ちょっと道中力んだところもあったように見えたので直線は伸びませんでした。これからの馬だと思いますから順調にいけば重賞は獲れると思います。
10着 グラニット
前走のようには行けずでした。元々スピードがものすごくあるタイプではないですから現状はこれが限界でしょう。自分のペースで逃げれる条件が揃えばということだと思います。
12着 ドンデンガエシ
現状だとラチを頼って走る競馬しかできないようです。直線は持ったままでしたが馬が良くなってくれば走ってくるのかなと思います。
16着 フロムダスク
スタートの出遅れが全てだったと思いますし、枠的にも外でしたから。距離も1400mまでだと思います。
17着 エンファサイズ
外枠で外に馬を置けなかったのが響いたようです。コーナーで外に膨らんでしまって進まなかったようなので内枠の方がいいですね。
適性チェックと本命馬の結果
✔︎ダノンタッチダウン | 2着 |
✔︎オールパルフェ | 6着 |
✔︎ティニア | 8着 |
✔︎ドルチェモア | 1着 |
◎ティニア 8着
今回の結果は穴党には厳しい結果になってしまいました。適性チェック上位馬は2頭連に絡んでくれました。
さて、来週はいよいよ有馬記念です。1年の総決算(ホープフルSはありますが)ですから気合を入れていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します!
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