【福島牝馬ステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

福島牝馬S 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年4月22日(土) 福島競馬場 芝1800m 福島牝馬ステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は福島牝馬ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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福島牝馬ステークス 2023 血統適性評価基準

春の福島開催最終週に行われる牝馬限定重賞。芝1800mで行われます。

毎年サドラーズウェルズの血が好走するレース。サンデー系でも欧州適性の高いステイゴールドの血も警戒が必要でしょう。

福島牝馬ステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

ウインピクシス

 父:ゴールドシップ
 母:コスモアクセス
母父:ロージズインメイ

母のコスモアクセスはJRA4勝。祖母のコスモスカイラインはJRAで3勝。父ゴールドシップはステイゴールド系のスタミナ豊富な種牡馬。母父ロージズインメイだから掛け合わせはユーバーレーベンと同じで母系もロベルトを持つので構成はかなり似ています。牝系のスピードからも1800mは合っていて、全4勝は全て1800m戦。前走の中山牝馬Sは大外枠からのスタートだった分8着と大敗でしたが力負けではないと思うので再度期待。

血統:A    距離:A    コース:B    ローテ:B

エイシンチラー

 父:リアルインパクト
 母:エーシンサーフィン
母父:フレンチデピュティ

母はJRA3勝。祖母のエイシンサンサンは小倉3歳S勝ち馬で、エーシンリターンズの姪にあたる血統。父リアルインパクトは3歳で安田記念を制したディープ産駒で、豪GIジョージライダーSも勝った実績馬。母父フレンチデピュティはヴァイスリージェント系で小回り持続力に富みます。中山ベターな馬だし、福島1800mでも勝っている経験からも舞台設定は合います。ただ現状マイルの方が最後まで走れるのでロスのない競馬で。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

エリカヴィータ

 父:キングカメハメハ
 母:マルシアーノ
母父:フジキセキ

母のマルシアーノはキンシャサノキセキと同血統。フラワリングナイトの半妹で、イトコに豪GIを勝ったアブソルートリーやアビーマリーがいる良血です。キングカメハメハ×フジキセキはユラノトと同じ配合。前走の愛知杯はスタートしてのホームストレッチで挟まる不利で走りのバランスが崩れたのが痛かったと思います。ベターは大箱だと思いますがスムーズに立ち回れればもう少しやれてもいいと思います。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

クリノプレミアム

 父:オルフェーヴル
 母:ダンシングクイーン
母父:Giant’s Causeway

トーホウアラビアンの半姉で、母のダンシングクイーンはJRAで1勝。父のオルフェーヴルはステイゴールド系。母系がストームバード、ゴーンウエストとスピードの持続力血統にスタミナ系の父で中距離くらいに出るのは順当な配合です。前走の中山牝馬Sは展開は良さそうでしたが勝負どころで伸びずに5着。精神的な問題なのかなという感じですし、現状はもう1ハロン短縮した方がいいイメージも。ただ昨年2着の舞台ですしまともに走れれば勝ち負けになれる存在なのは間違いありません。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

ジネストラ

 父:ロードカナロア
 母:ハッピーパス
母父:サンデーサイレンス

母のハッピーパスは京都牝馬S勝ち馬。コディーノやチェッキーノの半妹で、サブライムアンセムやノッキングポイントの叔母。シンコウラブリイの姪にあたります。兄弟よりも父がロードカナロアなのでスピード志向が強く、マイル辺りが適距離に。マイルで先行出来る脚があるしマイペースに前で受ける競馬が出来れば面白いと思います。行けるなら行き切った方がいいタイプかも。

血統:C    距離:C    コース:C    ローテ:C

ステラリア

 父:キズナ
 母:ポリネイター
母父:Motivator

母ポリネイターは英芝8FメイヒルSGII勝ち馬。父のキズナはディープ産駒のダービー馬で、アカイイトやソングラインなど牝馬の活躍が目立ちます。母父モティベーターはモンジューの系譜で、タイトルホルダーやソールオリエンスの母父。ストームバードのクロスを持つものの、母系がサドラーにミルリーフの重厚感だから小回り持続力が向きます。昨年の新潟大賞典5着以来の約1年振りの実践。コースは合いそうでも距離は若干不足気味なのは気になりますが上がりが掛かってどこまでやれるか。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

ストーリア

 父:リオンディーズ
 母:フェリス
母父:ジャングルポケット

ロードマイウェイの半妹で、曾祖母はシンコウラブリイ。シンメイフジの姪にあたる血統。父リオンディーズはシーザリオの一族で、朝日杯FSを制した種牡馬。母父ジャングルポケットだからパワーやタフさが勝る血統構成とみます。前走の中山牝馬Sは外から早めに進出し、勝ち馬には屈したものの最後まで渋とく粘った2着。今回も同じような展開になれば勝ち負けになると思います。内枠より外枠向きでしょうか。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:A



ストゥーティ

 父:モーリス
 母:リラヴァティ
母父:ゼンノロブロイ

母リラヴァティはマーメイドS含むJRA5勝。祖母はシンハリーズなので、シンハライト、アダムスピーク、ミリッサなどの姪。父モーリスはロベルト系でマイルを中心にGIを勝ちまくった名馬。母父ゼンノロブロイなので持続力と機動力を兼ね備えた血統構成。サドラーのクロスを持つようにこの舞台向き。素質はもともとあった馬ですし、コースも特に悪くないと思いますからキッカケ次第で一変があっても。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

スライリー

 父:オルフェーヴル
 母:ビジョナリー
母父:ディープインパクト

近親にダノンシャークやシンリョクカのいる血統で、父のオルフェーヴルはステイゴールド系種牡馬で3冠馬。母父ディープインパクトに母系の奥がパワーや底力のある血統で、バランスのいい構成。1800mは向くし前走の中山牝馬Sも最後は脚を使えていましたから展開さえハマれば上位に来ても驚かない1頭だと思います。

血統:A    距離:B     コース:B     ローテ:A

ニシノラブウインク

 父:エピファネイア
 母:ニシノシルエット
母父:アグネスタキオン

ニシノアカツキの半妹で、曾祖母からはカーニバルソングが出ますから近親にアンビシャスがいる血統。父エピファネイアは菊花賞とジャパンCを制した種牡馬で、エフフォーリアやデアリングタクト、イズジョーノキセキ等の父。母系がアグネスタキオン×カーリアン×レインボウクエストだからタフさを持ちつつスピード面もしっかりある血統で、中距離向きなのかなと思います。フラワーCで2着があるように距離は合うと思いますし、マイルだと若干忙しいので今回の条件で変わり身があってもいい1頭でしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

パーソナルハイ

 父:ディープインパクト
 母:パーソナルダイアリー
母父:City Zip

母はデルマーオークス勝ち馬のパーソナルダイアリー。インワンシティングの全妹にあたる血統。父ディープインパクトはサンデー系の大種牡馬。母父のシティジップはダートスプリンターで母系はスピード色が強い血統。ここ最近はマイルも使いつつのローテですが着順自体はパッとせず。大箱向きで過去のように前で粘り込む競馬をした方がいいのかなとも思います。何かキッカケが欲しい。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

ビッグリボン

 父:ルーラーシップ
 母:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト

菊花賞馬キセキの全妹で、祖母のロンドンブリッジはファンタジーS勝ち馬。ダイワエルシエーロやビッグプラネット、グレーターロンドンの姪で、タイセイディバインのイトコ。ルーラーシップ×ディープインパクトはドルチェモアやエヒトと同じ。この血統らしく小回りは合うし、上がりが掛かる勝負になれば十分上位争いになると思います。タイプ的にも外枠から長く脚を使いたい。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

ホウオウイクセル

 父:ルーラーシップ
 母:メジロオードリー
母父:スペシャルウィーク

母のメジロオードリーはJRAで2勝、祖母はGIを5勝した名牝メジロドーベル。父はトニービンを内包したキングマンボ系のルーラーシップで、母父はスペシャルウィークとバランスのいい血統構成。メジロ牝系にルーラーシップが父なので中距離向きで、タフな展開になった方が浮上するタイプ。フラワーC勝ち馬ですが、1800mよりも長い距離でスタミナ勝負になった方がいいと思います。前走の愛知杯はスローの流れに対応出来なかったし、この距離なら早い流れになってバテ合いになった方がいいか。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

ホウオウエミーズ

 父:ロードカナロア
 母:エミーズスマイル
母父:アグネスタキオン

母のエミーズスマイルはJRA2勝。クラウンプライドの叔母にあたる血統で、姉のエミーズパラダイスはエンプレス杯で2着というダート一族。父がロードカナロアのスピードとパワー、母系のトニービンやホワイトマズルで距離を伸ばすことに成功。道悪向きのパワーがあるし時計が速くなると少々厳しい面はありそうですが、小回りは合うし展開次第で勝負になる1頭だと思います。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:B

ミスニューヨーク

 父:キングズベスト
 母:マンハッタンミート
母父:マンハッタンカフェ

母のマンハッタンミートはJRA1勝。メイショウオーパスの半妹で、父のキングズベストはキングマンボ系でエイシンフラッシュの父。母父マンハッタンカフェは有馬記念や菊花賞、天皇賞・春を制したステイヤー。前走は得意舞台の中山マイルのダービー卿でしたが、スローの展開で決め手に欠けました。ある程度流れる展開向きですし、1800mも問題ないですからタフな流れになれば上位に来れる1頭でしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C



福島牝馬ステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎ウインピクシス
✔︎ストーリア
✔︎スライリー
✔︎クリノプレミアム

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

4月23日(日)東京11R フローラS

4月23日(日)京都11R マイラーズC



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