【平安ステークス 2023】出走馬適性チェック✔︎

平安S 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2023年5月20日(土) 京都競馬場 ダート1900m 平安ステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は平安ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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平安ステークス 2023 血統適性評価基準

3年振り京都ダート1900mで行われるダートグレード競走。大井で行われる帝王賞の前哨戦にもなるレースです。

京都コースらしくニジンスキーのしなやかな斬れが活きるレース。ロベルトヌレイエフも好走するのでその点を踏まえた評価をしていきたいと思います。

平安ステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

カテドラル

 父:ハーツクライ
 母:アビラ
母父:ロックオブジブラルタル

エルムS勝ち馬ジェベルムーサの半弟で、祖母のアニマトリスは仏GIIの12Fマルレ賞、GIIIの10Fノネット賞勝ち馬。父ハーツクライ×母父ロックオブジブラルタルで中距離以下に適性。パワー型マイラーで小回りで雪崩込む様な競馬が合います。前走は初ダートのマーチSで、手応え以上に追って伸びず。京都の下っていくコース事態は流れ一つで味方にできるタイプですし、距離は疑問ですが、軽い馬場になってくれれば面白いのかなと思います。極端な競馬をした方が良さが出るか。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:C

カフジオクタゴン

 父:モーリス
 母:メジロマリアン
母父:メジロベイリー

母のメジロマリアンはJRA3勝。ノーザンクリス、ヤップヤップヤップ、アルメイダミノルと兄弟は複数勝利と優秀な繁殖。父のモーリスはロベルト系でマイル中心に国内外でGIを5勝。母父メジロベイリーはニジンスキー内包種牡馬。メジロ牝系にメジロ牝系を掛け合わせたタフな構成で、距離延長は歓迎できます。馬格もあって斬れるタイプと言うよりはバテずのタイプですから外枠がいいのかなと思います。ここ最近は軽いダートで走っていますが、乾いたダートでも問題ないのかなと思います。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:A

グロリアムンディ

 父:キングカメハメハ
 母:べットーレ
母父:Blu Air Force

フィリーズレビュー3着のナイントゥファイプの半弟で、母のベットーレは伊芝6FG3勝ち。母父のブルエアフォースはロベルト系の仏スプリンター。母系がスプリント色が強く、父がキングカメハメハなのでパワーとスピードというイメージではあります。前走のダイオライト記念はぶっちぎり。芝でも走れるスピードはあったし京都のスピードコースは適性が高そうです。先行できるタイプでは無いですが自分で動いて競馬が出来る強みを活かせれば勝ち負けに。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

ゲンパチルシファー

 父:トゥザグローリー
 母:ラブリイステラ
母父:クロフネ

母はJRAで2勝。祖母のタイキステラは6勝を挙げています。近親にはタイキトレジャーやタイキエルドラドがいる血統で、父のトゥザグローリーは重賞5勝のキングカメハメハの後継で、カラテの父。母父クロフネに母系にブラッシンググルームがいるのでタフな展開に強い血統。小回りの機動力も持っていて、昨年のプロキオンS(小倉ダ1700m)では綺麗な立ち回りで優勝。以降戦績が振るわないですが、前付け出来れば一変あっても。

血統:B    距離:C    コース:C    ローテ:C

サンライズホープ

 父:マジェスティックウォリアー
 母:オーパスクイーン
母父:スペシャルウィーク

母のオーパスクイーンはJRA3勝。オーパスメイカーの半弟で、サンライズベガの甥にあたる血統です。母父スペシャルウィークにヌレイエフが母系に入るのでスタミナ色強い血にマジェスティックウォリアーが父でシアトルスルーのクロスを持ちます。元々逃げていましたが昨年のみやこSから捲り差しがハマり復調の兆し。元々京都は走るタイプでしたし、距離も1900mは合うので再度浮上してきてもいい1頭でしょう。前が崩れる展開が理想。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

タイセイドレフォン

 父:ドレフォン
 母:デイトユアドリーム
母父:トワイニング

母のデイトユアドリームはJRA4勝。ユアマイラブやイルデレーヴの半弟で、ヒンドゥタイムズのイトコにあたります。父のドレフォンはストームキャット系の米国ダートスプリンター。ジオグリフやデシエルトなどの父。母父トワイニングはフォーティナイナー系で、ノンコノユメの父。スピード色が強い中に母系にヌレイエフを持つバランスのとれた血統ですが、軽いダートが合うタイプで、京都のスピード向き。機動力も持つし前々で運んで押し切る競馬が出来れば面白い存在でしょう。欲を言うともう少し短いところの方が合うかもしれません。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:C

テリオスベル

 父:キズナ
 母:アーリースプリング
母父:クロフネ

スプリングソングやカレンチャンの姪で、カレンモエのイトコ。父キズナはディープ産駒のダービー馬で、ソングラインやアカイイトなど牝馬の活躍が目立ちます。母父クロフネは芝ダートGIを制した名馬で、こちらも牝馬がよく走ります。母系の奥がトニービンとニジンスキーの重たさがあって持続力に長けた血統らしく、ワンペースで走らせるのが合います。ここ最近は地方で、途中から捲って逃げ込むスタイルを作ってきました。中央のスピード勝負に1900mだと少し忙しい印象も。上手く外を回って競馬が出来れば面白いと思います。

血統:B    距離:D    コース:C    ローテ:C

デルマルーヴル

 父:パイロ
 母:カリビアンロマンス
母父:コマンズ

カリビアンゴールドの甥で、母はダンジグ3×4とパワー型。パイロが父で持続力も更に強化された血統で、母父のコマンズは豪の短距離を中心に活躍。スマイルウィの母父でもあります。時計が速すぎると現状厳しいところはあるかもしれませんが、一時よりは復調していますし流れ次第で上位に食い込めても。京都向きではないと思います。

血統:C    距離:B    コース:D    ローテ:C

ノットゥルノ

 父:ハーツクライ
 母:シェイクズセレナーデ
母父:Unbridled’s Song

ショウナンバビアナ、ハーツラプソディの下で、祖母のデザートストーマーは米BCスプリント勝ち馬で、米国芝マイルG1を2勝のベターラッキーの従兄弟にあたります。ハーツクライ×アンブライドルドソングの配合はスワーヴリチャードやハーツコンチェルトと同じ。元々ダートより芝でもやれそうなタイプで、軽いダートの方が良さが出ます。左回りが案外で、右回りの方が結果が出ていますから京都変わりはいいと思います。馬格があってゆったりと走れる外枠の方がプラスになりそうです。再度見直しは必要。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:A

ハイエンド

 父:ブラックタイド
 母:マザーズデイ
母父:サクラバクシンオー

ダッシャーゴーゴーの甥で、チェスナットコートのイトコにあたる血統。父のブラックタイドはディープインパクトの全兄。母父サクラバクシンオーなのでキタサンブラックと同じ配合。パワーが強い構成なので阪神のような直線急坂の方が良さが出るタイプでしょう。ゲート出てからゆっくりで途中でポジションを押し上げるスタイルなので中だるみするペースになってくれればという印象です。距離はもう少しあった方がいいかもしれません。

血統:C    距離:D    コース:C    ローテ:C

ハギノアレグリアス

 父:キズナ
 母:タニノカリス
母父:ジェネラス

タニノギムレットの甥で、母のタニノカリスはJRA3勝。半兄のタニノエポレットはダイヤモンドS3着。姪のプリュムドールはステイヤーS2着と長距離向きの馬がよく出る血統。父はダービー馬キズナで、ソングラインやアカイイトなどの父。母父は英・愛ダービー馬のジェネラスでニジンスキー由来の切れ味が遺伝。どんな条件でも走れるタイプで、京都1900mも問題なくこなせると思います。ただ、キズナ産駒だし阪神や中京のような坂のあるコースの方が味方しそう。それでもポテンシャルは高いし勝ち負けになるのではないでしょうか。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:C

ホウオウルバン

 父:キズナ
 母:フサイチジェット
母父:Gilded Time

ビスカリアやホウオウジャッジの半弟で、父のキズナはディープ産駒のダービー馬でパワーが強い血統に母父はダマスカスの系譜のギルデッドタイム。戦績からも中山がベターで、直線平坦の京都は疑問。距離は問題ないですし、時計が速いと厳しい印象なので時計が掛かってどこまでやれるか。

血統:C    距離:B    コース:D    ローテ:C

メイショウカズサ

 父:カジノドライヴ
 母:プレシャスエルフ
母父:コロナドズクエスト

キアロスクーロの半弟で、ハスラーやブレイクフォースの甥。父のカジノドライヴはエーピーインディ系でフェブラリーS2着。カジノフォンテンやヴェンジェンスの父。母父がフォーティナイナー系のコロナドズクエストだから米国色が強く、スピードで押し切る競馬が合います。脚抜きの良いダートを好み重馬場のプロキオンSと浦和記念、不良馬場の白山大賞典と重賞を3勝。前走アンタレスSも軽いダートでしたが、有力馬に先手を取られ7着に。出来ればハナを切った方がいいのでスタート出て行き切れるかが課題になるのかなと思います。

血統:C    距離:B    コース:B    ローテ:C

メイショウフンジン

 父:ホッコータルマエ
 母:シニスタークイーン
母父:シニスターミニスター

母のシニスタークイーンはJRA3勝。メイショウメイリンの半弟で、父ホッコータルマエはダートGIを勝ちまくった名馬。母父シニスターミニスターもダート血統で、その奥のサドラーとシャーリーハイツが活きて逃げたらかなり渋とい走りをします。パワーやタフさが勝るし、京都よりは阪神や中京でこその感じですが、自分のペースで走れれば際どく粘ってもいいのではないでしょうか。

血統:C    距離:B    コース:C    ローテ:C

ロードヴァレンチ

 父:エスポワールシチー
 母:アンダルシア
母父:アルカセット

スマートプラネットやメスキータの半弟で、父のエスポワールシチーはダートGIを9勝。マーチSも勝っている種牡馬で、ロベルトを持つので機動力に富み中山で産駒はよく走ります。母系がアルカセットにアリダーだから中長距離向きのダート馬で上がりが掛かる展開に持ち込めればかなり渋とく粘り込めます。前走はマーチSでしっかりと先手を主張し4着。ここでも逃げれれば渋といと思いますが、1900mへの距離延長は割引かも。

血統:B    距離:C    コース:B    ローテ:D

ヴァンヤール

 父:タートルボウル
 母:ブライトエルフ
母父:ブライアンズタイム

祖母のスウィートエルフはJRA6勝。曾祖母のダンシングエルフはリファールの血を持ち、母父はロベルト系のブライアンズタイム。父はタートルボウルだからタフな流れに強さを持ちます。牝系はスプリント志向が強いですが、本馬はダート中距離馬。パワー型なので直線に坂のあるコースが良いと思いますが、距離を伸ばしていいタイプですし、力を付けてきているのでここでも期待できる1頭でしょう。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:B

平安ステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎サンライズホープ
✔︎カフジオクタゴン
✔︎グロリアムンディ
✔︎ノットゥルノ

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

5月21日(日)東京11R オークス

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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代会社員競馬好き!競馬の魅力を伝えていけたら嬉しいです!

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ころの競馬人生

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