【中山記念 2024】出走馬適性チェック✔︎

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2024年2月25日(日) 中山競馬場 芝1800m 中山記念 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は中山記念への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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中山記念 2024 血統適性評価基準

開幕週中山芝1800mで行われるGIIレース。

中山競馬らしくロベルトが強いが、この距離でもロードカナロアなどのストームキャットの血が走るレース。

中山記念 2024 出走馬適性チェック✔︎

イルーシヴパンサー

 父:ハーツクライ
 母:イルーシヴキャット
母父:キングカメハメハ

ダイレクトキャッチやステラロッサの甥。父ハーツクライに母イルーシヴキャットの短距離のスピードでマイラーに。母系のストームキャットからもこのレースには向く血統構成だと思います。大箱向きのアウトラインではありますが、マイルだと勝負どころの反応が少し悪くなってきている感じもしますし、1800mという距離は悪くないでしょう。器用なタイプではない分中山は疑問も、噛み合えば上位には。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:C

エエヤン

 父:シルバーステート
 母:シルクヴィーナス
母父:ティンバーカントリー

プレイアンドリアルの半弟で、4代母ケイティーズはヒシアマゾンやヒシピナクルなどを筆頭に名馬を輩出した名繁殖。エフフォーリアやアドマイヤムーンなどもこの牝系にあたります。父はディープ産駒のシルバーステート。全体でダンジグのクロスを持つのと、ロベルトが入る血統で、如何にも中山はベスト。戦績も中山マイルで重賞を勝っているように、コース適性は高いですが、距離は少し長いかも。機動力を活かした競馬で立ち回って上位を狙いたい。

血統:B     距離:C    コース:A    ローテ:C

エルトンバローズ

 父:ディープブリランテ
 母:ショウナンカラット
母父:ブライアンズタイム

カバーガールやドグマの半弟で、近親にはベガなど。ディープブリランテ産駒で母父ブライアンズタイム、その奥シアトルスルーという斬れるというよりは重厚な伸びをするタイプで、大箱でも勝っていますが、本質は小回りなどで持続力を活かす競馬が合うタイプでしょう。中山1800mはイメージ的にも合いますし、前走マイルCS4着は力がある証明にもなっています。枠は内の方がいいと思いますが、地力的にも勝ち負けになる存在でしょう。

血統:B    距離:A     コース:A    ローテ:B

ジオグリフ

 父:ドレフォン
 母:アロマティコ
母父:キングカメハメハ

母のアロマティコは秋華賞とエリザベス女王杯3着やクイーンS2着など。アンデクスイーンのいとこにあたります。父のドレフォンはストームキャット系でこの血の影響も大きく、筋肉質でマイラー寄りに適距離はシフト。近走不振もダート自体あまり合っていなかったし、元々コーナリングが上手で小回りに向くタイプ。と考えるとこの中山芝1800mはベストでしょう。再度見直しは可能。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ソーヴァリアント

 父:オルフェーヴル
 母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス

ソーグリッタリング、マジックキャッスル、ソーダズリングの半兄弟。祖母のスーアは伊1000ギニー勝ち馬。オルフェーヴル産駒で、母父ロベルト系のシンボリクリスエスという機動力が武器で、4つコーナーの中山1800mは理想的なコースかもしれません。スローに落ち着くと少し厳しいかもしれませんが、ある程度流れてタフな競馬になれば上位に。道悪もそれなりにこなしてくるでしょう。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ソールオリエンス

 父:キタサンブラック
 母:スキア
母父:Motivator

ヴァンドギャルドの半弟で、近親にはラヴやポゴのいる血統。キタサンブラック産駒で、母系がモティベーターやレインボウクエストの入る重厚な血統で、道悪の皐月賞を大味な競馬で優勝。中山はベストコースですが、1800mは少し忙しいかもしれません。ゲートを出てからがスムーズになってくれれば競馬に幅は出るのかなと思います。成長力はある血統ですし、楽しみな1頭です。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:C

タイムトゥヘヴン

 父:ロードカナロア
 母:キストゥヘヴン
母父:アドマイヤベガ

桜花賞馬のキストゥヘヴンが母で、ヒュミドールの叔父。曾祖母からはロンググレイスの出る牝系。ロードカナロアのスピードに母父アドマイヤベガはトニービン内包のダービー馬だからマイルあたりが適距離の血統。母系のテーストからもパワー型マイラーという印象で、中山などの急坂コース向き。距離の心配はそこまで無いですが、地力で勝ち切るタイプではないと思うので、展開次第にはなるでしょう。ある程度流れてくれれば差し込みは可能。

血統:A     距離:B    コース:A    ローテ:C

テーオーシリウス

 父:ジャスタウェイ
 母:ハロースカーレット
母父:シンボリクリスエス

曾祖母がスカーレットローズなので近親にサカラートやヴァーミリアンなどが出る名牝系で、タイセイアベニールのイトコにあたります。父のジャスタウェイはハーツクライの後継で、ドバイDFや天皇賞・秋、安田記念を制した名馬。母父シンボリクリスエスはロベルト系種牡馬。ストライドが伸びるので、揉まれない競馬をするのが理想。2000mよりも、1800mの方が残り目はあると思いますが結局のところは同型次第。変にペースを落とすよりも淡々と進めて速い決着に持ち込みたい。中山も悪くは無いですが、平坦向きかも。

血統:B     距離:A    コース:C    ローテ:C

ドーブネ

 父:ディープインパクト
 母:プレミアステップス
母父:Footstepinthesand

地方で7勝を挙げたジェドゥラシャンスの半弟で、母のプレミアステップスは仏7FGIIIカルヴァドス賞2着馬。父はディープインパクトに母父が3戦3勝で英2000ギニーを制したフットステップスインザサンド。ディープインパクト×ストームキャット系だから配合は相性抜群。本質は1800mの大箱向きですが、昨年は楽に逃げて3着に粘り込み。多少の馬場悪化なら対応は出来ますが、良馬場の方がいいでしょう。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:B

ヒシイグアス

 父:ハーツクライ
 母:ラリズ
母父:Bernstein

母ラリズは亜5FのGIIIを2勝。父のハーツクライに母父がストームキャット系のバーンスタインと短距離のスピードを持つ構成で距離は中山記念を勝っているように1800mベターでしょう。ヘイローのクロスも持ち合わせる機動力も兼備している分、大箱よりは小回りコースの方が立ち回りやすい印象。得意レースで出走機会3連覇を目指しますが年齢を重ねてきましたし、スローの流れがいいかも。良馬場で。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:C

ホウオウリアリティ

 父:モーリス
 母:キョウエイトルース
母父:フジキセキ

サウンドトゥルーやルールソヴァール、アナザートゥルースの半弟にあたる血統。父のモーリスは日本と香港でGIを勝ちまくった名馬。母父フジキセキのスピードからも距離は2000m以下は問題ないかなと思います。血統背景的にも時計が掛かった方がいい感じはしますし、道悪は歓迎でしょう。地力では劣る部分もありますし、前崩れの展開で。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ボーンディスウェイ

 父:ハーツクライ
 母:ウィンドハック
母父:プラティニ

母のウィンドハックは伊1000ギニー勝ち馬で、ブランドベルグやバーミーブリーズの半弟。父ハーツクライも母父プラティニも中長距離志向の高めの血統。2走前は同条件で勝っていますが遅い流れでしたし、本質は2000m向き。今回もスローになった方が良いのかなと思います。ハーツ産駒らしく力をつけてきましたし、ここでも上位争いにはなれる存在でしょう。

血統:B     距離:C    コース:B    ローテ:C

マイネルクリソーラ

 父:スクリーンヒーロー
 母:マイネトゥインクル
母父:ムタファーウエク

母のマイネトゥインクルはJRA4勝馬で、マイネルキラメキの半弟にあたり、マイネルーチェの甥にあたります。父のスクリーンヒーローはグラスワンダーの後継のジャパンC覇者。母父はロベルト系の欧州ステイヤーのムタファーウエク。血統の字面通りロベルト(シルヴァーホーク)のクロスが入り、捲りの脚が速いのが特徴。中山は歓迎で、前走の中山金杯は外枠の厳しい展開からもジリジリ伸びて3着。1800mも問題は無いと思いますが、スローの展開が理想かも。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:B

マテンロウスカイ

 父:モーリス
 母:レッドラヴィータ
母父:スペシャルウィーク

母はJRA3勝。レッドデイヴィスの甥にあたる血統で、近親にはデルタブルースがいます。父のモーリスは世界的名マイラー。母系がスペシャルウィークとトニービンという大箱中距離向きで、本馬もマイラーというよりは中距離馬でしょう。気難しさはありますが、マイルよりは距離が伸びるのは歓迎で、道悪になれば面白いかもしれません。揉まれない競馬が出来れば中山でも。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

ラーグルフ

 父:モーリス
 母:アバンドーネ
母父:ファルブラヴ

スーパーアキラの甥で、4代母まで遡ると皐月賞馬のノーリーズンやシンザン記念を制したグレイトジャーニーが出る牝系。父モーリスは日本と香港でマイル〜中距離GIを勝ちまくった名馬。母父ファルブラヴは中山で行われたジャパンCを制しています。ロベルトのクロスと、サドラーズウェルズ≒フェアリーキング同血クロスを持つ血統で、昨年もこの舞台で2着に追い込んでしました。舞台設定は悪くないですが、なるべく良馬場でやりたいところ。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

レッドモンレーヴ

 父:ロードカナロア
 母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト

ランフォザローゼスの半弟で、母はエアグルーヴの仔でグルヴェイグと同血のラストグルーヴ。父はロードカナロアで、この一族にキングカメハメハ系統の組み合わせは鉄板配合。血統構成的には中山外マイルならという感じはしますし能力は高いですが、この舞台だと展開次第にはなりそうです。距離延長の中山の直線一気でどこまでやれるか。

血統:B    距離:C    コース:C    ローテ:C

中山記念 2024 適性チェック✔︎上位馬4頭

✔︎ジオグリフ
✔︎ソーヴァリアント
✔︎エルトンバローズ
✔︎マイネルクリソーラ

以上の4頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

2月25日(日)阪神11R 阪急杯

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