2022年12月24日 阪神競馬場 阪神カップ 芝1400m の結果及び回顧レポートになります。
阪神カップ 2022 結果
1着 | 7枠14番 | ダイアトニック | 岩田康誠 | 1:20.2 |
2着 | 8枠18番 | グレナディアガーズ | C.デムーロ | ハナ |
3着 | 2枠3番 | ラウダシオン | B.ムルバザエフ | 1/2 |
4着 | 4枠7番 | バスラットレオン | 川田将雅 | クビ |
5着 | 1枠2番 | ダイメイフジ | 菱田裕二 | クビ |
ダイアトニックが大接戦のゴール前をハナ差で優勝。得意の1400mで有終の美を飾りました。2着には大外枠のグレナディアガーズ、3着には人気薄のラウダシオンが入りました。
阪神カップ 2022 回顧分析
上位入線馬の位置取り
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑
3コーナー入口
3〜4コーナー中間地点
4コーナー入口
直線入口
馬場傾向とラップタイム
馬場は内が大分痛んできているこの時期の阪神コースらしい馬場で、外差し傾向も強くなっていました。
今レースに関してはペースが大きく影響したという印象で、ラップタイムを見てみると、
12.1-10.5-10.8-11.3-11.4-12.0-12.1
と前半に10秒台のラップが続くハイペース。前半の3ハロンは33.4秒でした。
よって、後方にいた組が有利になり、外差し傾向の強い馬場も相まって外枠の2頭のワンツー決着。その中でもダイアトニックとグレナディアガーズは枠の差はあったのかなと思います。
ダイアトニックの前に実力馬のロータスランドがいたことによって道中は安心して運べたように感じます。
ラウダシオンに関しては出遅れがプラスに出た印象。速いペースに巻き込まれることなく道中は運べて、前が崩れたところを差し込む競馬でした。
それでは、各馬の評価をしていこうと思います。
レース後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事とあわせて読むと面白いと思いますので是非!
1着 ダイアトニック
外枠がどうなるかなという感じでレースは見ていましたがそこまで不利になるようなことのない立ち回り。ロータスランドの真後ろを取れたのは大きかったと思います。阪神1400mは兎に角走りますね。ラストランを無事に終え、オーストラリアで種牡馬入り。産駒の活躍が今から楽しみですね。
2着 グレナディアガーズ
一瞬前に出たのですがこれは枠の差でしょう淀みない流れだとかなり強いですね。上手く勝ち馬の後ろに入って外枠なりにロスのない競馬。海外帰りでも馬はしっかり仕上がっていました。来年もまだまだ活躍できると思います。1200mでも問題ないと思いますからスプリント路線でも楽しみです。
3着 ラウダシオン
1400mはベストと書いていましたが馬格もあって大箱向きの中3着の好走は展開も向いたと思います。競馬に幅がでた感じはしますね。最後まで集中して走れる競馬を身につけて行けばまだやれると思います。
4着 バスラットレオン
初距離の1400mでも頑張ったと思います。前で残ったのはこの馬だけですから能力の高さは示しています。息が入る展開ならまた変わったと思いますしこの経験が今後に活きていけば。
5着 ダイメイフジ
正直驚きました。このメンバー相手に5着は展開諸々向いたとはいえ大健闘だったのではないでしょうか。年齢的なことを考えてもよく頑張っています。
9着 ロータスランド
ペースを考えても前の馬には厳しい展開になったのかなと思います。最後は流石に止まってしまった感じですね。そう大きく負けているわけではありませんがベスト条件だと思っていただけに残念な結果になったなと思います。
13着 ルプリュフォール
完全に勝負に出たイン突きでしたが前が開かず。スタートがネックになってきますね。結果論ですがもう少し前で競馬が出来ていれば。
16着 ライトオンキュー
鼻出血を発症していたようです。道中は悪くない運びだったと思いますから仕切り直しで。状態自体はとても良さそうに思えました。
阪神カップ2022 適性チェックと本命馬の結果
✔︎グレナディアガーズ | 2着 |
✔︎ロータスランド | 9着 |
✔︎ダイアトニック | 1着 |
✔︎ライトオンキュー | 16着 |
◎ライトオンキュー 16着
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