日本競馬の高速馬場について思うこと

コラム
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皆さん木曜日もお疲れ様です!

昨日今日と、ダービーやオークスに出走した馬達が故障したり炎症を起こしたりというニュースが多く見られています。

今日はいつもと指向を変えて、昨今の高速馬場について思うことでも書いていこうかなと思います。あくまでも個人的意見なので『ころめんさんはそういう考え方なんですね』程度で見ていただけたら幸いです!

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高速馬場

一昔前では考えられない高速決着

長年破られなかった芝2400m、1989年のJCでホーリックス繰り出した2,22.2が、2005年にアルカセットが0,1更新し2,22.1。2018年にアーモンドアイがJCで2,20.6というとんでもないタイムでレコードを更新したというのが1番衝撃的でした。

1989年JC

レコード決着以外でも平均して昔より3〜4秒タイムが違う。過去の名馬が重賞レースで走っていたタイムを若駒のうちから出せてしまう。これが今の現状です。

当然30年前、20年前、10年前と比べ物にならないほど、競走馬の質、調教や育成のノウハウは進化しています。それと同じように馬場の育成も進化しています。

馬場の進歩

進歩というのが正しいのでしょうか。上の画像を見てもわかる通り、芝が全く違います。

確かに10年、15年くらい前は高速決着後、怪我して長期休養や引退をした競走馬も少なくありませんでした。特に春のG1開催に出走して激走した馬が次々と故障したというニュースが入ってきた年もあったかなと思います。

この当時の馬場は硬いイメージがありました。イメージで言うとアスファルトのイメージでしょうか。スピードが出るけど下が硬いので馬の脚に負担がかかりやすい。その中でのレコード決着でこんな馬場だと馬が壊れてしまうという概念ができたのでしょう。

しかし3、4年前だったでしょうか。近年のは馬場について硬さは無くなっていると聞いたことがあります。とにかく馬が走りやすい。走りやすいからスピードが思ったよりも出てしまう。トランポリンのように弾む馬場みたいです。

これを聞いた時に僕が思い浮かべたのが、陸上トラック競技のタータンでした。

タータンで走ったことある人がいればわかると思いますが、ゴム製なのでクッションが効き、脚にとにかく負担が少なく、グラウンドで走るよりもタイムも出ます。走りやすいんですよ。今の日本の芝コースはこれに近いんではないでしょうか。

何が言いたいかと言いますと、高速馬場だから故障するという時代はとうに過ぎたと僕は思っています。

僕がタータンに例えたのはもう一つ理由があります。それは『水はけの良さ』です。

まだ終わっていませんが、今年の春の東京開催は特に思いました。ダービーの週の金曜日。あんなに雨降ったのに土曜の芝コースは良馬場スタートでした。これには本当驚きました。

よほど水はけが良いのでしょう。気温は高かったにしても、午前中で開催前の時点で良馬場ですからよほど進歩しているなと感じました。

とはいえ、この高速馬場が全く馬に負担かからないというわけではないと思います。良馬場で時計がかかるのがあくまで理想だと僕は思っています。

競馬はタイムトライアルじゃない。

『タイムが速い=強い』ではありません。

これは忘れてはいけないことだと思います。

お名前.com



まとめ

まとまりがありませんがこれが僕の高速馬場について思うことです。

今年ドウデュースをはじめとする日本の有力馬が凱旋門賞に挑戦しますが、凱旋門賞自体も例年より徐々にタイムが出るようになっています。日本馬が好走する香港も昔よりタイムが速いです。世界全体の競走馬自体も進化していってますし、原因が馬場だけとは思いませんが、とにかく故障馬が出にくい良い馬場を目指していってほしいと思います。

さあ、明日は安田記念の枠順確定ですのでそのことと土曜重賞の鳴尾記念の予想を更新したいと思います!

それでは平日最終日も頑張っていきましょう!!


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この記事を書いた書いた人
ころめん

ころめんです!30代の競馬ニキです!

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