スプリングステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

スプリングステークス スプリングS 2023 出走馬 適性 診断 血統 傾向 重賞出走馬適性チェック
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2023年3月19日(日) 中山競馬場 芝1800m スプリングステークス 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事はスプリングステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

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スプリングステークス 2023 血統適性評価基準

中山芝1800mで行われる皐月賞トライアルのスプリングステークス。

ロベルト系の機動力とパワーが活きる舞台で、ダンジグの成長力とパワーも注意が必要。更に注意したいのはヴィクトワールピサなどのネオユニヴァースの血は舞台適性が高いのでその点を含めた評価をしたいと思います。

スプリングステークス 2023 出走馬適性チェック✔︎

アイスグリーン

 父:モーリス
 母:グリューネワルト
母父:スペシャルウィーク

福島牝馬Sや葵Sを勝ったディアンドルの半弟で、デイリー杯2歳S勝ち馬のシェーンヴァルトの甥。父モーリスはロベルト系のマイラーですが、産駒はジェラルディーナやジャックドール、ノースブリッジのような中距離馬も出します。母系がスペシャルウィークにエリシオだから血統面では中距離向きで、稍重のあすなろ賞を制覇。1度抜かれても差し返す根性はありますが、距離は2000mの方が合うか。消耗戦になって台頭するタイプでしょうから展開が向けば面白いと思います。

血統:B    距離:C     コース:B    ローテ:C

アヴェッリーノ

 父:リアルインパクト
 母:アメリデラックス
母父:アメリカンボス

近親からは目立った活躍馬は出ていません。父のリアルインパクトはディープインパクト産駒で3歳時に安田記念を制したマイラー。母父アドマイヤボスは中山コースや1800m戦に強い馬でした。インリアリティのクロスを持ち、母系の奥にはダンジグを持ちます。パワーとスピードは兼ね備えた血統で、距離短縮した東京ダート1400mで未勝利を勝ち上がり。ここまで12戦とキャリアは豊富ですが、芝だとスピード負けは懸念。距離を再度伸ばしますがベストは短いところだと思うので立ち回りはロスなく運びたい。

血統:B    距離:D    コース:C    ローテ:D

ウィステリアリヴァ

 父:ロゴタイプ
 母:クルールヴィオラ
母父:プリサイスエンド

祖母はJRA3勝で、バイオスパークのイトコにあたる血統。父のロゴタイプは安田記念、朝日杯FSなどを勝っていてこのレースを勝って、皐月賞も勝っています。母父はフォーティナイナー系のプリサイズエンドで、母系にはロベルトのラインも入り、機動力に優れたスピード血統。2戦目で未勝利脱出。東京1800mを逃げ切りました。逃げてフワフワする面もありますが、余力は十分なのでポテンシャルは高そう。上がりが掛かる方がいいタイプだと思いますし、マイペースに先手を取れれば面白い1頭。相手なりに走れてもいいと思います。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

オールパルフェ

 父:リアルスティール
 母:クイーングラス
母父:ルーラーシップ

米芝12Fラプレヴォワイヤントハンデ勝ち馬のアルヴァーダが曾祖母に居て、アルピリズムの甥にあたる血統。父リアルスティールはドバイターフを制した種牡馬で、ラヴズオンリーユーの全兄。母父ルーラーシップはトニービンを内包したキングマンボ系で長くいい脚を使う。馬自身もデイリー杯をスローで逃げて後続を封じましたし、前走はハイペースで流石に厳しいレースでした。1ハロン延長しますが、血統的な面では問題ないですし、マイペースに運べれば渋とく粘れると思います。中山よりも阪神外の方がペース的には合いそうです。

血統:B    距離:B     コース:C    ローテ:B

グラニット

 父:ダノンバラード
 母:インティワタナ
母父:フサイチコンコルド

東京ジャンプSで2着のスナークスペインの甥にあたる血統。父ダノンバラードはキタウイングが中山重賞を勝ったように中山適性が高いディープインパクト産駒種牡馬で、母父はダービー馬のフサイチコンコルドでジョーカプチーノやウキヨノカゼの母父。前走の京成杯はいい形でレースを進められましたが案外の8着。止まり方を見ると1800mが合うと思うので、同じようにマイペースに持ち込んで上がりの掛かる決着に持ち込めれば。

血統:C    距離:A    コース:A    ローテ:B

シーウィザード

 父:ビーチパトロール
 母:メリーウェザー
母父:メジロベイリー

シゲルタイタンの半弟で、メジロチャンプの甥。近親にフラガラッハやエスティタートなどがいる血統で、父のビーチパトロールはキングマンボ系で決して高速馬場には向かずのパワー型種牡馬。母父はメジロブライトの半弟のメジロベイリー。中山向きの血統構成で3走前の芙蓉Sを勝利。前走、前々走と案外な結果が続きます。距離短縮はプラスになるかもしれません。馬込みの競馬があまり得意じゃない可能性があるので外枠の方が良さそうです。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:B

シルトホルン

 父:スクリーンヒーロー
 母:シンメイミヤビ
母父:Langfuhr

ブラッドバローズやキングストリートの甥で、このレースを勝ったナリタキングオーが近親にいる血統。父スクリーンヒーローはロベルト系でジャパンC勝ち馬。母父はダンジグ系のランフルールだからダンジグの4×3、そしてロベルトの4×4も持つ構成で、この舞台向きの血統。マイルだとエンジン点火に時間が掛かる印象があるので距離延長は歓迎。機動力もあるタイプだから中山1800mでも器用にこなせるか。パワーもあるし急坂は問題ないと思います。

血統:A    距離:A    コース:A    ローテ:B

ジョウショーホープ

 父:ミッキーロケット
 母:スターフォーユー
母父:アグネスデジタル

シゲルクロカジキの半弟で、ランブリングローズやミトノゴールドの甥。近親にはサークルオブライフや、トレンドハンターもいる血統。父のミッキーロケットはキングカメハメハの後継種牡馬で宝塚記念を勝った馬。母父はダンジグ内包のアグネスデジタル。母系のラムタラもあり、全体的な重たさのある血統で大箱よりも小回りで持続力を活かす競馬に向きます。ひいらぎ賞を勝ったようにマイルがベストも、立ち回り次第では1800mまでなら守備範囲か。上がりの掛かる決着になれば浮上できるか。

血統:A    距離:C    コース:B    ローテ:C

セブンマジシャン

 父:ジャスタウェイ
 母:ハピネスダンサー
母父:メイショウサムソン

母のハピネスダンサーはJRAで5勝。祖母はクロノロジストなので、ノームコアやクロノジェネシスの甥にあたる血統。父のジャスタウェイはハーツクライの後継で、ダノンザキッドの父。母父メイショウサムソンはサドラーのラインで、現役時はクラシック2冠、春秋天皇賞制覇など活躍。ジャスタウェイ産駒らしく前向きな気性でパワーが強く、クロフネが母系に入り小回り向きの血統。前走の京成杯は勝負どころで2度の不利。道中の追走からも1800mの方が向くし、時計が掛かる決着になれば尚良さそうです。ここで権利をキッチリ取りたい。

血統:C    距離:A    コース:A    ローテ:A



トーセンアウローラ

 父:マクマホン
 母:トーセンシャイニー
母父:ネオユニヴァース

祖母のアドマイヤライトはJRA3勝。ベルーガの甥で、謹慎にはスプリンターズS勝ちのスリープレスナイトのいる血統。4代母はケイティーズなのでヒシアマゾンやエフフォーリア、アドマイヤムーンなどもこの牝系にあたります。父のマクマホンはマルジュのラインでイタリア産で、伊ダービーとカタールダービー勝ち馬。母父ネオユニヴァースは中山適性が高く、母系もロベルトを持つので中山向きの血統。父の影響も大きく、前走は重馬場の小倉未勝利戦を解消。新馬戦もセブンマジシャンの2着と力はそれなりにありますし、タフな馬場向きなので雨が降れば面白そうです。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:C

ドンデンガエシ

 父:ドレフォン
 母:トゥザハピネス
母父:シンボリクリスエス

祖母はトゥザヴィクトリーなのでトゥザグローリーやトゥザワールド、トーセンビクトリーの甥で、リオンリオンやメドウラークがイトコにあたります。父のドレフォンはジオグリフやデシエルトの父でストームキャット系。母父にロベルト系のシンボリクリスエスでパワーと機動力も強く、シャーペンアップの5×5のクロスを持つので粘り強さも持ちます。現状は時計の掛かる競馬が合うので高速決着になると厳しい面も。距離延長はそこまで歓迎出来ないもののバテるタイプではないので前が止まる展開になれば。

血統:A    距離:C    コース:C    ローテ:C

ハウゼ

 父:デクラレーションオブウォー
 母:ハワイアンローズ
母父:キングカメハメハ

ハーツオブシャカの半弟で、曾祖母は中山牝馬S勝ちのユキノローズ。ハローユニコーンの甥にあたる血統。父はダンジグ系のデクラレーションオブウォーでトップナイフの父。母系がパントレセレブルやミルジョージと重厚感があって、母父キングカメハメハなので力の居る馬場に向く血統で中山適性は高いと思います。母系からも距離的には1800mだと忙しくて、前走の水仙賞のように長いところが合います。中山に向く機動力はありますし、スタートしてからのスピードにさえ対応出来ればというところでしょう。消耗戦になればチャンス有りか。

血統:B    距離:D    コース:A    ローテ:B

パクスオトマニカ

 父:ヴィクトワールピサ
 母:ディープラヴ
母父:ディープインパクト

ディヴァインラヴやワープスピードの半弟で、サンデーウィザードやヒーズインラブの甥にあたる血統。父ヴィクトワールピサは中山適性が高く皐月賞や有馬記念、ドバイWCを勝った名馬。母父ディープインパクトは言わずと知れた大種牡馬でブルードメアサイアーとしてもキセキやドルチェモア、ジェラルディーナなど活躍馬を多数輩出。前走の若竹賞は速くはないものの淡々としたペースで運んで直線入り口でセーフティリードを奪うインパクトのある競馬で快勝。澱みないペースで運んで粘れる強みがあるので内枠からハナを奪えれば面白いと思います。

血統:B    距離:A    コース:A    ローテ:B

ベラジオオペラ

 父:ロードカナロア
 母:エアルーティーン
母父:ハービンジャー

エアアンセムやサトノヘリオスの甥で、曾祖母エアデジャヴーはオークス2着馬。近親にエアシェイディやエアメサイアなどがいる血統。父のロードカナロアは日本と香港で活躍した名スプリンターで、アーモンドアイやサートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、ステルヴィオなどの父。母系がダンジグ系のハービンジャーやテーストを持つので中山向きの持続力を持ちます。大箱ワンターンコースで2勝で、4つコーナーが合うかは分かりませんがこなせると思いますし、中山の急坂も問題ないでしょう。将来性を感じるレースセンスもありますからここで権利を取って本番へ。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:A

ホウオウビスケッツ

 父:マインドユアビスケッツ
 母:ホウオウサブリナ
母父:ルーラーシップ

祖母はキングカメハメハの半妹で、ホウオウユニコーンの半弟。父マインドユアビスケッツはロベルト内包のヴァイスリージェント系で、デルマソトガケやショーモンの父。母父ルーラーシップだからマンファスの4×3を持ち、父がデピュティミニスターのクロスを持つので機動力も高い血統。前走フリージア賞は馬場の補正はあったものの逃げて突き放す快勝。上がりの掛かる決着に持ち込めれば面白いのかなと思います。中山1800mも問題ないと思いますが、内枠が欲しい。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

メタルスピード

 父:シルバーステート
 母:マイビビアーヌ
母父:Shamardal

4代母まで遡ると、コロネーションカップやバーデン大賞を勝ったウォーサンが出る牝系。父のシルバーステートはロベルト内包ディープ系種牡馬で機動力に富む血統。母父シャマルダルは欧州2歳チャンプで、仏ダービーやセントジェームスパレスSも勝った名馬。スピード色が強い中に母系のサドラーズウェルズも活きるので上がりの掛かる競馬で先行し押し切るスタイルが合います。1800mという距離では少し甘くなるかもしれませんが、馬は良くなってきていますし成長力でどこまでカバー出来るかでしょう。将来的にはもう少し短いところに適性が出ると思います。

血統:B    距離:D    コース:B    ローテ:D



スプリングステークス 2023 適性チェック✔︎上位馬6頭

✔︎シルトホルン
✔︎セブンマジシャン
✔︎パクスオトマニカ
✔︎ウィステリアリヴァ
✔︎グラニット
✔︎ベラジオオペラ

以上の6頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

最終的な予想(本命馬)はレース当日の朝までに予想記事を投稿しますのでそちらもあわせてよろしくお願いします。

今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎

3月18日(土)中山11R フラワーC

適性チェック✔︎🔽

3月18日(土)中京11R ファルコンS

適性チェック✔︎🔽

3月19日(日)阪神11R 阪神大賞典

適性チェック✔︎🔽



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