秋のダート大一番に向けた前哨戦のみやこステークスが11月6日の阪神競馬場で行われました。
早速ですが、みやこステークスを振り返って分析していきましょう!!
同日東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯の回顧分析の記事はこちらから見れます🔽
みやこステークス 結果
1着 | 7枠14番 | サンライズホープ | 幸英明 | 1:51.6 |
2着 | 6枠12番 | ハギノアレグリアス | 福永祐一 | アタマ |
3着 | 2枠3番 | オメガパフューム | 横山和生 | クビ |
4着 | 4枠8番 | ハピ | 横山典弘 | クビ |
5着 | 5枠9番 | タイセイドレフォン | 川田将雅 | 1/2 |
11番人気の人気薄のサンライズホープが1年ぶりの重賞勝利!2着は2番人気のハギノアレグリアス。3着には1番人気のオメガパフュームが入りました。
3番人気の3歳馬のハピは4着に、4番人気の上がり馬ウィリアムバローズは14着という結果になりました。
みやこステークス 回顧分析
1着馬が赤、2着馬が青、3着馬が緑、その他が黒
先行馬が割と揃った中、注目のスタートは先手争いすると思われていたサンライズホープが出遅れ。その他各馬はまずまずのスタートといったところ。
注目していたのがブリッツファングの進路取りだったのですが、前走砂を被るのを経験させて思ったよりも進まなくなったということもあり、前目の外のポジションに行きたかったと思うんですが、他の先行勢も多く、そこを捌くのに時間がかかってしまいました。
1番人気のオメガパフュームはいつも通り後方から。馬のリズムでという感じのポジションでした。
1コーナーでウィリアムバローズが先頭、メイショウフンジンは2番手、3番手にアイオライトとメイショウドヒョウという隊列。その後ろにハギノアレグリアスがいて、その外にブリッツファングという並び。
向こう正面ですがペースは隊列決まってからは淡々と流れました。
1000m通過は61.7秒。2コーナーあたりで若干緩んだ程度のラップでした。
その緩んだところでブリッツファングは4番手5番手まで浮上して先行勢に取り憑きました。
他は大きく動かずレースは進みます。
3コーナー入口地点。
この時点で、ハギノアレグリアス以外の上位馬は中団よりも後方。黒で囲ったハピやタイセイドレフォン、ヴァンヤール、ヒストリーメイカーも4〜7着でしたから後方の馬向きの流れになったのかなと思います。
全体ラップを見てみると
12.4-11.2-13.7-12.3-12.1-12,5-12,4-12.4-12.6
1000m通過後を境にペースが上がらなかったので後ろが追いつける流れになりました。
画像を見てみると勝負ところでサンライズホープは外々回ってますが先頭に追いつけています。
前が止まったことによって、内に入ってしまったハギノアレグリアスは窮屈な競馬になってしまいました。騎手のコメントにもありましたが外に出すタイミングは3コーナー地点ではありましたから結果論ですが外に出してスムーズならという感じでしょう。
この時点でもオメガパフュームは後方でジッとしていますね。その分切れる脚に繋がったと思います。
4コーナーから直線の場面。
先ほども書いたようにハギノアレグリアスは追い出しを待たされる結果になり、その間に黒で囲ったヒストリーメイカーとサンライズホープに先に抜け出されてしまいました。
1着2着の差はここのスムーズさが完全に出てしまった印象。着差が着差なだけに悔しい2着だったと思います。
オメガパフューム結果的には捲りに動いても良かったかもしれませんが、最後はしっかり伸びる馬ですし、想像以上にサンライズホープも走った分の3着。展開のあやですし、最後の脚は素晴らしかったと思います。
みやこステークス後の各馬の評価
レース前の適性チェックの記事をあわせて読むと面白いと思いますので是非!!
1着 サンライズホープ
結果的に出遅れていつもと違う競馬になったのが良かったのかもしれません。それにしても長くいい脚を使いました。走るポテンシャルは重賞馬ですから高いですし、前走の回顧や今回の適性チェックでも書いた通り気持ちの問題。新しいスタイルで結果が出ましたし、競馬の幅が出たのはとてもいいことだと思います。本番は中京競馬場ですからこの競馬だと逆に合わなくなる可能性も。前のように先行して結果を出せればいいのですが。
2着 ハギノアレグリアス
3コーナーの進路取りのコメントの通り、着差が着差ですから惜しかったですね。前目で競馬して強い競馬ができたと思います。かなり力を付けていますしまだまだ良くなるのではないでしょうか。今後の活躍に期待したいです。
3着 オメガパフューム
休み明けと59キロの斤量を考えたらこの馬は毎回すごいなと思います。距離ももう少しあったほうが競馬はしやすいですし、あくまでも東京大賞典が目標。7歳ですが衰えは感じませんし、5連覇へ向けて視界は良好じゃないでしょうか。楽しみです。
4着 ハピ
2着馬の後ろのインでジッとして直線向いて追い出しですから、こういう競馬もできるようになってきたのは収穫ですね。まだ3歳ですし本来は長く脚を使った方がいいタイプです。展開が向かなかったのもそうですがよく走っていると思います。重賞は獲れる器だと思います。
5着 タイセイドレフォン
この馬も2着馬の後ろで競馬をしていましたが、現状は力不足かもしれません。立ち回りの器用さで今までは上位に来ていましたが今回は割と正攻法の競馬でした。この馬も勝ちきれないタイプかもしれません。競馬自体は悪い競馬ではなかったと思います。
7着 ヒストリーメイカー
一瞬やったかと思うほどの手応えでした。最後は先に動いた分止まってしまいましたが展開一つでまた重賞でも好走できると思います。
12着 ブリッツファング
前半で脚を使った分なのか、外を回った分なのか。少しわからないですが走らなさすぎでした。砂を被ると良くないのがわかっている以上できる競馬の幅が限られますし少し難しい馬ですね。外枠の方がいいのは間違いないと思います。
14着 ウィリアムバローズ
状態が悪いというコメントが出ていましたから度外視でいいのかなと思います。あまりにも急激に止まっていて抵抗すらできませんでした。立て直してもう一度。
みやこステークス 適性チェック 結果
✔︎ウィリアムバローズ | 14着 |
✔︎オメガパフューム | 3着 |
✔︎ブリッツファング | 12着 |
今回はかろうじてオメガパフュームが3着という結果になりました。展開に左右されるレースでもありましたがやはりオメガパフュームは強いなという印象を受けました。
さて、ダート路線は来週武蔵野Sも行われますのでますますヒートアップしていくと思います。12月の大一番が楽しみですね!!
それでは!!
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