【菊花賞 2024】出走馬適性チェック✔︎

菊花賞 2024 出走馬 適性 診断 血統 傾向 評価 重賞出走馬適性チェック
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2024年10月20日(日) 京都競馬場 芝3000m 菊花賞 出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は菊花賞への出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階(ABCD・E)で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

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菊花賞 2024 出走馬適性チェック✔︎

アスクカムオンモア

父ブリックスアンドモルタル、母はマキシマムドパリ。サトノエトワールの甥にあたります。セントライト記念は6着と負けましたが、自己条件をしっかり勝ち切りこの舞台へ。ブリモル産駒らしく脚長だし、少頭数の方が捌きやすいのは確か。走法的にも道悪向きだし、京都外で一瞬の脚が活かせるかどうか。ステイヤーという感じでは無いので立ち回り展開次第で食い込みを。

血統:C    距離:C    コース:C    ローテ:C

アドマイヤテラ

父レイデオロ、母はオークス3着馬のアドマイヤミヤビ。ウインドインハーヘア牝系出身です。母父ハーツクライということも奥手な感はありますが、徐々に緩さは解消されてきているのかなという印象。体型的にも長いところは問題は無いと思いますが、下るよりは上るコースの方がこの馬的には今のところはいいかもしれません。あとは相手との力関係次第では。

血統:B    距離:A    コース:C    ローテ:B

アレグロブリランテ

父ディープブリランテ、母センティナリー。春の盾勝ち馬のアドマイヤジュピタの甥にあたります。血統構成的にもパワーに秀でたタイプで京都の軽さだと多少ミスマッチ。ペースが緩んで前目で立ち回ってと注文は付くだろうし、好走するなら雨が欲しいタイプ。長距離よりは中距離以下で。

血統:C    距離:D    コース:D    ローテ:D

アーバンシック

父スワーヴリチャード、母はエッジースタイル。いとこにレガレイラ、ステレンボッシュのいる血統です。セントライト記念は完璧な立ち回りで快勝。大箱向きのストライドだし、京都外回りは歓迎でしょう。距離もベストとは言わずとも守備範囲内。折り合いさえ気をつければ上位でしょう。

血統:B     距離:B    コース:A    ローテ:B

ウエストナウ

父キズナ、母はファヴォーラ。香港で活躍したゴールドファンの甥にあたる血統です。母系の影響が強いのもあってか、ズングリして筋肉質なキズナ産駒。前走は如何にも休み明け、4角の不利もあって伸びきれず。時計が掛かっての方が良いタイプようにも感じますが、一度使った上積みは十分あるでしょう。スっと先行出来るのが理想か。

血統:C    距離:C    コース:B    ローテ:B

エコロヴァルツ

父ブラックタイド、母はレディプランセス。ヴェントヴォーチェのいとこにあたる血統です。朝日杯2着で気性的な難しさからも中距離以下が乗りやすさはある印象。とはいえ、ダービーはハナをとって8着、セントライト記念は意外と我慢が出来て3着。一杯一杯という感じではなく内容としては悪くなかったように感じます。心肺が結構強いのでリラックスして走れれば3000も意外といけるのかなと思います。1頭で走れるかどうかが鍵。京都は合うイメージです。

血統:C    距離:B    コース:A    ローテ:B

コスモキュランダ

父アルアイン、母サザンスピードはコーフィールドCを制した名牝です。弥生賞を捲りで勝ち、続く皐月賞はゴール前差し込んで2着。前走のセントライト記念では本馬の理想の形も、目標にされてゴール前にアーバンシックに差された2着。世代的にもトップクラスに居るのは間違いはないと思いますし、元々菊花賞向きというイメージはあったのですが、懸念は前の出が硬くなってきているので、距離的に少し長いのかなとも感じます。動き出すタイミング等で色々噛み合いは必要でしょう。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:B

シュバルツクーゲル

父キズナ、母は独オークス2着のソベラニア。ゼーケンやシュヴァルツリーゼの半弟にあたります。春の段階では緩く結果は出ませんでしたが、前走の3勝Cは外から豪快なフットワークで差し込み突破。距離は伸びても大丈夫だし、斬れるというよりは持続力で勝負出来そうだからこの舞台に向くタイプにみえます。タフな展開で浮上を狙いたい。

血統:A    距離:B    コース:B    ローテ:B

ショウナンラプンタ

父はキズナ、母は亜GIのセレクシオンデポトランカス大賞(ダ10F)勝ち馬のフリアアステカ。ディープ×ストームキャットの父に母系もアンブライドルドソング、ストームキャットという相性のいい構成。気難しい面からも道中の運びがかなり重要で、距離は流石に長くは感じます。2戦目の上積みより右回りに変わること自体がどうか。ロスなく回ってこれれば差し込める脚力はありそうですが。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

ダノンデサイル

父エピファネイア、母はBCジュヴェナイルフィリーズS2着などのトップデサイル。スタティスティクスの半弟にあたります。ダービーは勝負に出た騎乗も上手くハマり快勝。まだまだ成長の余地はありそうでしたし、ひと夏超えての姿に期待。ステイヤーではないでしょうが、京都外回りは合いますからポテンシャルの高さと鞍上の巧みな騎乗で。

血統:B    距離:B    コース:A    ローテ:B

ノーブルスカイ

父ネオユニヴァース、母ホウショウワールド。祖母が札幌スプリントSなどを制したノーブルグラスという血統。前走は重馬場の札幌2000mを逃げ切り勝ち。あのような馬場に対する適性が高い走りなので、京都の3000mとは少しイメージがズレます。時計が掛かる競馬でどこまで頑張れるかでしょう。

血統:C    距離:D    コース:C    ローテ:D

ハヤテノフクノスケ

父ウインバリアシオン、母サクラインスパイア。カミノホウオーの全弟で、サクラマジェスティの甥にあたります。長いところが合いそうなアウトラインに緩さですが、2走前の2600mで終いが甘くなった感じを見ると本質はステイヤーではないのかなという印象も。途中で動くよりは溜めて溜めての競馬が理想だと思うので、展開次第にはなると思います。現状でどこまでやれるか注目。

血統:B    距離:B    コース:B    ローテ:C

ビザンチンドリーム

父エピファネイア、母ジャポニカーラはJRA3勝馬。フサイチエアデールが曾祖母なので、近親にはライラプス、フサイチリシャール、ビーチサンバなど。デビュー2戦の内容からも大器という感じはしますが、クラシックは大敗、前走も6着と案外ですが、少しずつ中身は良化。舞台設定は合うと思いますし、距離もそこまで気にならないので、現状の力でどこまで。

血統:A    距離:B    コース:A    ローテ:B

ピースワンデュック

父グレーターロンドン、母はピースワンオーレ。近親は地方で5勝を挙げているミスチェリーなど。元々気性的に難しいところがありながらもポテンシャルの高さで3連勝。鞍上は手の内に入れているし、心肺機能もかなりしっかりしているので3000mも苦にはしないでしょう。連勝の勢いで大舞台を制す。

血統:B    距離:A    コース:B    ローテ:B

ヘデントール

父ルーラーシップ、母は5勝馬のコルコバード。パンデアスカルの半弟で、リカビトスの甥。ルーラーシップ×ステイゴールドの奥のある感じがあるように使いつつ徐々に良くなってきた印象。デビュー時からスローペースをロンスパしての2着などポテンシャルの高さは見せてきていたし、長丁場は合うでしょう。消耗戦の方が浮上しやすそうな腹回りだし、タフな展開になれば一気に差し込める。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:B

ミスタージーティー

父ドゥラメンテ、母リッスン。サトノルークスやタッチングスピーチの半弟にあたる血統です。2歳時からポテンシャルの高さは垣間見れるシーンも多々ありながら、血統通り奥があるようで、春先は使うごとに馬体減り。前走は身体は増えてはいましたが、熱発の影響もあって順調さを欠いていたので大きく気にする事はないのかなと思います。距離は正直長いと思いますし、外回りよりは内回りに向きそうですが、戦績以上には走る可能性は大。

血統:B    距離:C    コース:C    ローテ:A

メイショウタバル

父ゴールドシップ、母はメイショウツバクロ。メイショウカンパクの甥にあたります。毎日杯を快勝後、皐月賞は折り合いを欠いて大敗。ダービーは挫石で無念の取消。前走はマイペースで逃げれた+馬場の得手不得手の差はありますが快勝。テンション的にも距離は長いでしょうし、一度使ったことにより折り合い面がどうなるか。自分の競馬が出来ればといったところでしょう。

血統:C    距離:C    コース:C    ローテ:C

メリオーレム

父シュヴァルグラン、母メリオーラ、その父はデインヒルのラインのスタースパングルドバナーという血統構成。母系のスプリント色が強い筋骨隆々な見た目でも、父の長距離志向との調和が取れたバランスの良さが目立ちます。折り合い面からも距離の心配は特にないですが、左回りの方がというのは以前からあるので、その点でどうか。あとは立ち回り次第でしょう。

血統:B    距離:B    コース:C    ローテ:C

菊花賞 2024 適性チェック✔︎上位馬5頭

✔︎ビザンチンドリーム
✔︎アーバンシック
✔︎シュバルツクーゲル
✔︎ダノンデサイル
✔︎ピースワンデュック

以上の5頭をピックアップさせて頂きます。

ブログの冒頭にも書きましたが、

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

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