2024年8月31日　札幌2歳S 出走馬適性チェック✔︎

2024年8月31日（土）　札幌競馬場　芝1800m 札幌2歳ステークス　出走馬全頭の適性診断記事になります。

この記事は札幌2歳ステークスへの出走予定馬の適性を血統・距離・コース・ローテを細かく分析し、5段階（A・B・C・D・E）で評価。最後に厳選上位馬を挙げたいと思います。

適性チェック✔︎は能力や調子、調教、枠順、馬場、天気などのファクターは完全に度外視した競走馬の個性を取り上げるものとなりますので参考にする程度で見てもらえたら幸いです。

血統の適性については下の血統適性評価基準をご覧下さい。

札幌2歳ステークス　2024 血統適性評価基準
札幌2歳ステークス　2024 出走馬適性チェック✔︎
札幌2歳ステークス　2024 適性チェック✔︎上位馬2頭
札幌2歳ステークス　2024 ◎本命馬
今週末行われる重賞レース適性チェック✔︎
1. 9月1日（日）中京11R 小倉2歳S

札幌2歳ステークス　2024 血統適性評価基準

札幌フィナーレを飾る2歳重賞。芝の1800mで行われます。

特に癖のあるコースではないので能力主体でいいと思いますが、コーナリングの上手さや洋芝適性は大事になりそう。血統に関しては機動力重視で評価を。

札幌2歳ステークス　2024 出走馬適性チェック✔︎

アスクシュタイン

父はドゥラメンテ、母は米国ダート7FGIII勝ち馬のヴィクトリアズワイルドキャットという血統。新馬、コスモス賞と函館、札幌1800mを逃げ切り勝ち。母系のスピードが上手く伝わっているのかなという印象はあります。気性が強そうで逃げれなかった時が不安材料ではありますが、自分の競馬が出来れば3連勝も可能でしょう。

血統：B 距離：A コース：B ローテ：A

アルマヴェローチェ

父はハービンジャー、母はJRAで3勝を挙げたラクアミ。叔父にモンドキャンノやカリボールがいます。母系がスピードを持つし完成はマイルあたりでしょう。ここも先行し粘り込みを狙って行きたいところ。高速決着よりは時計が掛かる決着を希望。

血統：C 距離：B コース：B ローテ：C

ショウナンマクベス

父はリオンディーズ、母はJRA2勝のウインフロレゾン。スタッドリーやオーケーカルメンの半弟にあたり、叔母にシャトーブランシュなので、いとこにイクイノックスやヴァイスメテオールがいる血統です。新馬戦は東京1600mで楽に先手を取ってそのまま押し切り勝ち。気性的にも新馬向きだったような感じも受けますが、血統通り素質は高そう。距離は最終的には短めになるのかなとも感じます。おそらく洋芝は走るでしょう。競馬に行って自爆しなければ。

血統：B 距離：C コース：A ローテ：C

トップオンザヒル

父はエピファネイア、母はJRA2勝のシンボリティアラ。母の父はスクリーンヒーローという血統。不良馬場の小倉の新馬を勝ち上がっているように、道悪や洋芝は巧者の走り。初めての競馬というのもあって物見が凄いかったので今回も初の競馬場で競馬にどこまで集中出来るかが課題になってきそう。距離コースは問題ないでしょう。

血統：C 距離：B コース：B ローテ：C

ニシノタンギー

父はサトノアラジン、母はモクレン、母の父はガリレオ。祖母がフランスやアメリカで活躍したモーララカナという血統です。血統のイメージ通り速い脚を使うというよりは上がりの掛かる競馬の方が良さが出る印象で、札幌1800mは舞台設定は良し。キャリアを2戦して勝ち上がってますしそれは強みになってくるでしょう。

血統：B 距離：A コース：B ローテ：B

バセリーナ

父はウインブライト、母はJRAで3勝のクリスティロマンスで、ノボリディアーナの甥にあたり、曾祖母がミルレーサーなのでフジキセキが近親にいる血統です。前走はクローバー賞で他馬のスピードとの差は感じたので距離が戻るのは好印象。競馬自体は上手だと思いますし立ち回り次第で楽しみはありますが、洋芝なら良馬場の方がいいかも。

血統：B 距離：A コース：B ローテ：B

ファイアンクランツ

父ドゥラメンテ、母カラフルブラッサムはJRA3勝馬。リレーションシップやコスタノヴァの半弟にあたります。ドゥラメンテ×ハーツクライはシーズンリッチと同じ。どちらかというと小柄なタイプですが纏まりのいい身体で新馬からその素質をしっかり披露し快勝。道悪は問題ないと思いますし、ここでも勝ち負けは出来る素材でしょう。

血統：A 距離：B コース：B ローテ：B

マジックサンズ

父キズナ、母コナブリュワーズなのでコナブラックやコナコーストの半弟で、ロシュフォールの甥にあたります。母が北海道巧者だったように本馬も洋芝適性はかなり高そうなフォームで新馬戦は快勝。落ち着いたペースで斬れを活かした方が良さは出そう。距離は問題ないですし、相手強化でもどこまでやれるかとても楽しみな1頭です。

血統：B 距離：A コース：A ローテ：B

マテンロウサン

父イントゥミスチーフ、母は重賞4勝馬ミスパンテールという良血馬。全姉は勝ち上がっていませんが、本馬は新馬から快勝。男馬な分か少し重たい感じはあって、距離はもう少し伸びてもいいのかなという印象も。洋芝はOKだし、1度使って素軽さが出てくれば寄りいいのかなと思います。外枠の方がベターでしょう。

血統：C 距離：B コース：B ローテ：B

モンドデラモーレ

父ワールドエース、母はヒカルアモーレなのでグランデアモーレやシュペルミエールの半弟にあたり、ヴェローナシチーの叔父で、アーデントの甥で、カニキュルのいとこにあたります。新馬の勝ち方もかなり綺麗な勝ち方でしたし、競馬のセンスはいいものがありそう。綺麗なストライドだし良馬場の方がいいのかなという印象はありますし、本場での方が楽しみかなという感じはします。とはいえここでも馬券内はあっても驚かない存在だと思います。

血統：B 距離：B コース：C ローテ：C

レーヴドロペラ

父モーリス、母レーヴルシードなので、ヴェールアンレーヴやタイセイフェリークの半弟にあたり、愛1000ギニー勝ち馬のベスラーの甥で、曾祖母ニュミディーなのでレーヴドスカー一族もこの牝系出身になります。モーリス×ディープインパクトの構成はジェラルディーナやディヴィーナ、アルナシームなど活躍馬を多数輩出するニックス。スピード勝負よりも時計の掛かるタフな馬場向きでしょうし洋芝はいいと思います。とはいえ広いコースの方が良さそうなストライドだとも思うので外から流れに乗せれたらといったところでしょうか。

血統：B 距離：A コース：B ローテ：C

ローレルオーブ

父ウインブライト、母ルージュマジックという血統。ボールドブライアンの甥で、いとこにドバイWC勝ち馬ウシュバテソーロのいとこにあたります。先週の未勝利戦で勝利したばかりなので連闘になります。速いペースを後ろから差してきたのでそういう展開が合っているのかなというイメージはあります。距離今後短くてもいいのかなと思いますが、直近勝った舞台ですし状態と相手次第になってきそうです。

血統：B 距離：B コース：A ローテ：C